さて、京都国立博物館に到着です。
立派な門松。
明治古都館。
そこにトラりん登場。
職員さんとじゃれあっています。
平成知新館に入ってゆきます。
館内にトラりんのパンフレット。
へ~本名は虎形琳ノ丞なのか。
twitterもやっていて(@TORARINOFFICIAL)、ブログ(http://torarin.jp/blog)もやっているそうですよ!
さて、まずは新春特集展示の「京博のお正月 いぬづくし ー干支を愛でるー」へ。
りっぱなちらしです。
社会性が高い犬は、古くから人間に愛されてきました。やはり猟犬としてのかかわりが古く、
『播磨国風土記』には麻奈志漏(まなしろ)という応神天皇の猟犬の話が出てきます。
その一方で、愛玩犬 特に、小型室内愛玩犬として狆(ちん)と呼ばれた一類があります。
現在では白黒の長毛で鼻がくしゃっとつまった(短吻種と言います)ジャパニーズ・チンと呼ばれる
日本原産の改良・固定種が狆とされています。
狆の歴史は非常に古く、短吻種犬は、チベット原産で奈良時代には既に日本に伝わっていました。
しかし、江戸時代には、短吻種だけではなく、長吻種の日本テリアに近い姿のものも狆と呼ばれていました。
古くからの犬と人とのかかわりに思いを馳せていただければ幸いです。
その次に特集展示「御所文化を受け継ぐー近世・近代の有職研究ー」
その他名品ギャラリーを。
日本の彫刻
平成知新館の開館以来、彫刻展示室の顔となっていました金剛寺の大日如来と不動明王でしたが、安置する堂が修理を終えたため、国宝展を最後にお寺にもどりました。それにかわる新たな顔として、安祥寺の五智如来を一堂に展示いたします。平安時代初期・9世紀に製作された、現存最古の五智如来です。5躯がそろって展示されるのは、修理後初めてになります。
そういえば、奈良国博の金剛寺の降三世明王坐像はどうなっているのかな?
そう思ってHPでチェックすると、こちらも展示は終了していました。
狛犬と獅子の彫刻が多数出品されていました。
獅子と狛犬の違い、初めて知りました。これから注意してみてみよう。
梵音具
仏教ではさまざまな楽器が用いられる。それらは仏教における鳴器ということから、「梵音具」と総称される。梵音具は仏教儀式の中で進行の区切りを付けリズムを整えたり、寺院での時間や外来者の来訪を告げたり、巡礼のさいに携えて鳴らしながら遊行をしたりと、さまざまな用途に用いられる。その材質としては、打てば澄んだ厳粛な音を発することから、青銅製であることが多い。ここでは鉦鼓(しょうこ)、鰐口(わにぐち)、錫杖(しゃくじょう)、磬(けい)といった、代表的な梵音具をご紹介する。
中国と琉球の漆芸
日本には驚くほど多くの中国漆器が伝わります。鎌倉時代の禅文化の流入に伴って「唐物」として珍重され、大寺院や大名家の書院を飾り、また茶人たちに愛蔵されてきました。宋時代の無文漆器は、金属器や磁器を写した緊張感のある姿が魅力です。元時代から明時代に流行した彫漆は、何重にも塗った漆の層に鋭い刃物で迫力の文様を刻んでいます。精緻な螺鈿も発達しました。ほかにも鎗金、存星、箔絵などさまざまな技法があります。琉球では、中国の影響を色濃く受けながら、日本風の調度も作りました。日本人の異国への憧れを示す優品をどうぞお楽しみください。
東福寺の画僧・明兆とその周辺
京都五山のひとつに数えられる東福寺には、南北朝から室町時代にかけて独自の活躍を見せた画僧がおりました。その代表的存在が吉山明兆(1352~1431)です。淡路島に生まれた彼は、東福寺の大道一以(同寺第28世)の勧めで上京し、禅を学びながら同寺で用いる仏画や頂相(禅僧の肖像画)などの制作に従事したことが知られています。また、明兆晩年期のことと思われますが、彼には霊彩や赤脚子という名の弟子がいたようです。おそらく彼らは明兆のもとで寺内に工房を構え、活動していたのでしょう。ここでは、明兆の代表作とともに霊彩の作品もご覧いただきます。
仙人大集合
仙人とは、人間界を離れて山中に住み、修業を通じて不老不死となって、さまざまな法術をあやつるとされる人のことです。中国の伝統宗教である道教において、理想的人物として重んじられました。
道教それ自体は日本で馴染み深いものとはいえませんが、お中元など道教由来の事象は意外に身近なところに存在しています。なかでも、長寿を願い、また長寿を祝う画題として、仙人は早くから造形化されてきました。特に近世以降は、仙人の姿を集めた図像集が出版・輸入されたことで、多くの仙人図が描かれるようになります。
中国の仙人たち
人智を超えた仙術を駆使して天地を縦横に駆け回る仙人たち――。仏教や道教をもとにした神仙思想から生まれた中国の仙人たちは多士済々です。日本の七福神にも数えられる福禄寿(ふくろくじゅ)や人びとの苦しみを救済する呂洞賓(りょどうひん)はもちろん、八人の仙人が奇術によって海を渡る「八仙渡海(はっせんとかい)」など、彼らをめぐる物語は尽きることがありません。個性豊かな仙人たちを描くにあたり、中国の画人たちは想像力を膨らませ、福々しく愛嬌のある姿をつくりあげていきました。この展示室では、新年を迎えるにふさわしい、明時代から清時代にかけて描かれた中国の仙人図を展示いたします。幸せにあふれた仙人たちが発するオーラを感じとっていただければ幸いです。
全部見るともうおなかいっぱい。
ここだけで2時間半を使いました。
さて京都駅に行くことにしましょう。
正面、向かって右側に三十三間堂。
その前の道を隔てて見えているのが大根焚きの行われる法住寺。
正面に見えているのは南大門。
京都駅までは市バスです。
日・祝日には次々とバスがやってきます。
最初に来たバスは満員でしたが、あとに続いて3台のバス。
3台目のバスに乗り込むと余裕で座ることができました。
京都駅のみどりの窓口で、前回東京に出かけた時に忘れて行った乗車券の払い戻しをしてもらいました。
やたら時間がかかって、どうしたのかと思うと、クレジットカードで支払ったので、払い戻しはクレジットカードに戻す
(多分請求を取り消す)のだけれど、もう決済されているので。
いろいろ交渉して現金で戻してもらえました。
どうもクレジットカードで買うと、それを使ったJR会社でしか払い戻しができないけど、
現金で買っていれば、どこのJR会社でも払い戻しができるそうです。
もう外は暗くなってきました。
京都駅の南側でイルミネーションが行われていたのでちょっと寄り道。
イオンモールにもイルミネーション。
折角だからイオンモールに入ってみると、そこにスターウォーズの展示。
実はスターウォーズ、見たことが無いんですね。
なのでこれらが何かはわかりません。
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