涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

京都国立近代美術館で「円山応挙から近代京都画壇へ」展

2019-11-14 12:57:26 | 美術館・博物館

朝から京都国立近代美術館へ出かけます。

近鉄で京都駅まで、そこから市バスの206系統か洛バスで行く方法、
近鉄で竹田駅まで、そこから京都市営地下鉄烏丸線で烏丸御池駅まで、そこから京都市営地下鉄東西線で東山駅まで、そこから徒歩。

いくら平日だといっても道路は混雑するだろうと思って、近鉄・京都市営地下鉄を利用することにします。

東山駅をでて、東へ。一本目の路地を北にはいって、どんつきを右に。
そこには琵琶湖疎水。

 

途中にかかる、柵のない橋。
保育園の子供たちが慎重に渡っています。

 

風情がありますね。向こうに京都国立近代美術館が見えてきます。

 

 

楓が真っ紅に紅葉しています。

 

さらに歩をすすめると、平安神宮の鳥居も見えてきます。

疎水越しに美術館。

鳥居の向こうに現在工事中の京都市美術館。

鳥居のこちら側に国立近代美術館。

外にある、美術展の広告看板。

入館したところにある記念撮影コーナー。

 18世紀の京都において、円山応挙は、実物写生の精神に基づいた写生画というジャンルを切り開きました。精緻に描かれた応挙の写生画は、爆発的な人気を博し、円山派という一流派を形成しました。四条派の祖である呉春は、初め与謝蕪村に学び、蕪村没後は応挙の画風を学んだことで、応挙の写生画に蕪村の瀟洒な情趣を加味した画風を確立しました。応挙、呉春を源泉とする円山・四条派は、塩川文麟、森寛斎、幸野楳嶺等を経て、近代京都画壇を牽引した竹内栖鳳、山元春挙、上村松園等を輩出しました。本展では、応挙、呉春から近代へいたる系譜を追うことで、円山・四条派の全貌に迫るとともに、京都画壇の様相の一端を明らかにするものです。

とにかく作品がすばらしい。

最初っから丸山応挙の襖絵が立体的に展示されています。

実際に寺に飾られている様子が美術館1階で動画映像で見ることができます。


前期・後期で一部を除き展示品が入れ替わるということで、また来ないといけません。

十分堪能した後、さてどうやって帰ろうかと思っていると、京都駅行きの洛バスが2台続けてやってきて、
1台目はぎゅうぎゅう詰め、2台目はガラガラだったのでバスにのって京都駅を目指します。

幸い道路は空いていて、あっと言う間に到着。

近鉄京都駅へ向かう通路にあの「駅ピアノ」があって、男性が弾いていました。

 

近鉄京都駅に着くと5分後発の橿原神宮前行き急行が止まっていました。

大和西大寺駅までは40分です。


今夜は牛すきやき鍋

2019-11-12 19:31:24 | 食事

先日子芋を頂いた職員さんに、子芋を煮っころがしにして美味しくいただいたことを伝えたところ、
今日もまたいただいてしまいました。

 

さて、部屋にもどってくると夕焼け。
大極殿の鴟尾や風鐸が輝いています。

 

満月が春日山の上で輝いています。

 

今日も寒かったので牛すき焼き鍋に。
緑の野菜が少ないな~と思って、三度豆を一緒に煮てみました。

 


晴れたり雨が降ったり霰が降ったり、でまた良く晴れて

2019-11-11 19:12:14 | 食事

朝起きると少し雲の多い晴れた日。

天気予報によると一日中よく晴れるけど、
午後に俄雨があって、短期間荒れるとか。

 

帰ってくると郵便受けにAmazonから本が届いていて。

帚木蓬生氏の「閉鎖病棟」。

笑福亭鶴瓶さん、綾野剛さん、小松菜奈さんで映画化されることになり、
読み返してみようと本棚を見ると本棚にあったのは「安楽病棟」だったので買ったわけです。

 

夕食は、厚揚げ・冷凍の鶏つみれ・白菜キムチ・ニラ・うどんで、キムチ鍋。
寒い日はやっぱり鍋ですね~。

 

 

 


大阪市立美術館で「仏像 中国・日本」展

2019-11-10 13:54:00 | 美術館・博物館

大阪市立美術館へ午前中訪問しました。 

JR奈良駅まで徒歩で行き、そこから大和路快速でJR天王寺駅まで向かいます。

JR奈良駅に先日デビューした特急まほろばが停車中でした。
新大阪⇔奈良をノンストップで結ぶ特急で、一日一往復。
これは新大阪からやってきた特急です。

 

天王寺駅を降りて大阪市立美術館を目指します。

もうすぐその高さをぬかされることになるあべのハルカス。

天王寺公園の「てんしば」ではOSAKAスポーツパーク2019が開催中です。

 

 

普段はまばらにしか人が居ませんが、多くの人がくつろいでいます。

天王寺動物園の隣にあった植物温室、取り壊されて、まだオープン前ですがi:naという施設ができています。

 

市立美術館の前では植木市。

 

大阪市立美術館に到着です。

 

 入館券。

 記念スタンプ

 

 

日本にはいつの時代にも中国でつくられた多くの仏像や仏画がもたらされ、それらが日本の仏像のすがたに大きな影響をあたえてきました。

本展では、まず「古代の人物表現 戦国〜漢時代」を踏まえ、「仏像の出現とそのひろがり」、「遣隋使・遣唐使の伝えたもの」、「禅宗の到来と「宋風」彫刻」そして「新たな仏教・キリスト教との出会い」の各章を通じ、中国南北朝時代から明・清時代まで1000年をこえる仏像の移り変わりを、関連する日本の仏像と共にご紹介いたします。

すごく有名な仏像が出展されているというわけではないのですが、中国との関係での日本の仏像の変化がなかなかおもしろい。

銅造 誕生仏立像 元~明時代

木造 観音菩薩立像 隋時代

木造 諸尊仏龕 元時代

木造 釈迦如来立像 鎌倉時代

木造 韋駄天立像 清時代

木造 迦楼羅立像(烏将軍) 元~明時代

平成二年に福井県小浜湾に布にくるまれた状態でうちあげられていたという像。
その布も同時に展示されています。
普段は若狭歴史博物館に展示されていて、初めての外出になるということです。

 

今回ゲットしたちらし。

今月の国立文楽劇場のちらし。チケットと一緒に郵送されてきたたものとは違うちらしですね。

リニューアルされた神戸市立博物館のちらし。

そして同館では春にこの展覧会。