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『THE TENANT OF WILDFELL HALL/ワイルドフェル屋敷の人々』

2015-05-30 | 英国ドラマ
1996年BBCドラマシリーズ
『THE TENANT OF WILDFELL HALL/ワイルドフェル屋敷の人々』

<画像出典元:http://www.amazon.co.jp/


古い荒れ果てた屋敷ワイルドフェル・ホールへ引っ越して来た、
未亡人グレアム(ヘレン)&幼い息子アーサー。
村人から避ける様にひっそりと画家として生計を立てるミステリアスな夫人。
己に息子に正しい道と導こうと頑なであるストイックな彼女。
そんなヘレンに強く惹かれるようになる農場を営むギルバート・マーカム。
だが、彼女には秘密があったのだった。

ーーー若かりし頃のヘレンは、
魅力的な男性アーサー・ハンティンドンと出会い愛し合う。
叔母の反対を押し切って結婚した2人だったが、
ヘレンは、夫の堕落した生活に苦しみながらも耐え続ける。
子供を授かった事で、彼女は、大きな決断を下す事になる。

原作はブロンテ姉妹の末っ子アン・ブロンテ。
夫の精神的な虐待に耐える主人公
という今日的なテーマ性で当時衝撃を与えた作品。




THE TENANT OF WILDFELL HALL - Main Theme

<Richard G. Mitchellさんよりお借りしました>


トビー・スティーヴンス目当てで観たドラマでしたが、
なかなか面白かった。

ちょっと残念なのが、
トビー氏演ずるギルバートが何故にそこまでヘレンに惚れたかって所が
物語として、いまひとつ分かりにくかった。
ヘレンに対して一途な想いを寄せる情熱さは伝わりました。

最初まったく魅力を感じ得なかったヘレンも
物語が進むうちに彼女の強さ優しさが徐々に明らかになり
最後は、本当に良かったなぁ~とちょっぴり感情移入出来た。

ヘレンの夫アーサー役ルパート・グレイヴスの演技は、凄かった。
嫌~~~~な役だった。
最近は、シャーロックのレストレード警部役で枯れた感じが
妙に素敵でしたが、
まだまだ濃い感じの憎たらしい役がピッタリ!!!



幼い息子をつれ夫の束縛から自立する主人公ヘレンを演じたのは
『ブラス! 』の

Tara Fitzgerald/タラ・フィッツジェラルド



ヘレンに求愛するギルバートを演じるのは
『スペース・カウボーイ』『007/ダイ・アナザー・デイ』の
Toby Stephens/トビー・スティーヴンス



Toby Stephens - The Tenant of Wildfell Call, Ep1 Clip1

<radiotikkさんよりお借りしました>


ヘレンを虐待する夫ハンディントン役に
『モーリス』『シャーロック』の
Rupert Graves/ルパート・グレイヴス











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