夢みるpocoの昼と夜☆

不惑を過ぎても煩悩だらけ。
映画に音楽♪ドラマに舞台にスポーツetc...
自由気ままに感じた事を綴ったブログです。

ユ・アイン:ドラマ『密会』2話~4話

2014-10-31 | ユ・アイン(ドラマ)
衛星劇場を1ヶ月無料で観れるようになったので!!!
観ていますよ~~~『秘密』
1話は、先行放映でBSスカパー!ですでに視聴済み。
待ってましたの続きです。


<画像出典元:http://home.jtbc.joins.com

*詳しい内容は書かれていませんが、ネタばれがあるので、
これからご覧になられる方はご注意下さい*





<画像出典元:http://home.jtbc.joins.com


に溢れている!!!
ピアノの旋律のです
クラシックファンはたまらないでしょうっっっ
そして、選曲も重要なシーンには、きっと意味のある
そのシーンに合ったものなんでしょうね?
クラシックは好きですが、詳しくは分からないですが。

不倫ものって事で、ドロドロかなぁなんて偏見があって、
見続けられるかとても心配でしたが、いやはやすみませんでした。
なんとか最後まで観れそうです。

劇画調ですね。
カメラアングルもそうですが、演出も間も
ーーーーなんと言うか、
登場人物の所作や表情や心情をとても丁寧に描いている。
無駄な台詞がないし、大げさな演出やBGMのない。
あまりに淡々と静かに進んで行くので、
近年の展開の早いドラマに見慣れてしまっていると離れてしまいそうだが、
それを留める何かがこのドラマにはある。
ぐいぐいと引込まれるのだ。
キャストの演技力もあるが、曲の使い方が巧いのかなぁ~。

それに、恋愛中心でない所も良い。
文化系上流社会、独特のおハイソな会話?や暮らしぶり。
乗っている車や住んでいる家も凄いぞ~。
階級争いの醜い部分を淡々と時には不自然でない程度に激しいやり取りを見せてくれる。
裕福で家庭も持っているし、仕事もうまく熟しているが孤独感が感じられる。
凛として、揺るがないようなそんな鉄壁な女性・人妻オ・ヘウォ
腱鞘炎のせいで、ピアニストへの夢を断念したが、
芸術的才能はあり、ソンジュの演奏を聴いた時に心を打たれる。
彼女が弾きたかった音だった、曲の解釈だったりしたのかもしれない。

方やバイク配達員をしながら、独学でピアノを弾いて来たイ・ソンジュ
ピアノが大好きで大好きで、
ネットでダウンロードした曲を何度も弾き暗譜してしまう程のピアノバカ。
バイク便の届け先、コンサートホールで、
人目を盗んでホールのグランドピアノを弾いてしまったり、
バレエ教室からな流れるピアノの音が
下手くそで耐えられないくて、警察沙汰にもなったしまったり、
愛すべきピアノ・マンなのである。
たった1度のヘウォンとの連弾にを奪われる。


<画像出典元:http://home.jtbc.joins.com

ーーーそんな2人だからこそ
感性が響き合って、お互いの高みへと導いて行く演奏をその時お互いに感じでしまったのだ。
お互いに別れてもそれぞれその時を思い出して、幸せな気持ちになっていた。

イ・ソンジュは、その想いが恋心となって、押し寄せる。
ヘウォンの夫であるカン・ジョンヒョンの愛弟子と名目だが
ピアノの指導は、ヘウォンが任され、
ソンジュに椅子に座る姿勢から厳しく教える事になる。


<画像出典元:http://home.jtbc.joins.com

とにかく憧れの女性との対面にドギマギするソンジュが可愛い

疲れてソファーに寝てしまっているヘウォンの靴が落ちない様にしたいのだが
起こしてはいけないし、落ちそうだしと何度も靴に手をかけそうになっている
シーンがなんとも

音大入学の実技試験の為の特訓にヘウォン&ジョンヒョンは夫婦揃って
初めて、教え子の家へ来る。
その見るからに貧そうな家とソンジュの部屋。
部屋にネズミが出るからとジョンヒョンは怖がって車に逃げ込んじゃうし、
ヘウォンは、ねずみ取りを踏んでしまって、大変!

お姫様だっこで洗面所へ行って、(これには、ヘウォンがビックリ!)
粘着を取ろうとするヘウォンの足にうっとりするソンジュ。
ここでもドキドキ

キム・ヒエさんって、私好みの筋張っていてスレンダー美人さん
足も奇麗なんですよ~本当に



<画像出典元:http://home.jtbc.joins.com

イ・ソンジュ役のアインさんは、ものすごく若く見えます。
ぱつんぱっつん、つるりんって感じです(笑)
これは、凄いと思います。
そして、ヘウォンの前だとしどろもどろな感じもえらく可愛い感じです。
ちょっとコロを思い出す。
ピアノは、特技?にあげていただけあり、かなり弾けるのでは?
演奏シーンは、自然な感じです。
手が小さいのが残念です。
<確か、ご本人も気にしていたと思いますが





映画的で…
役者の演技とバックに流れる音楽に胸が締め付けられような感覚を
以前にも似たように感じた事があるなぁと
何かを彷彿とさせると考えていたら…
あぁ…
ジェーン・カンピオン監督作品の『ピアノ・レッスン』だ!
詩的で官能的で、ナイマンの旋律が情緒的で…
懐かしいなぁ~


The Promise - Michael Nyman

<LostFeatherさんよりお借りしました>


ーーーさてさて、続きはどうなることやら???







Jane Austen:ジェイン・オースティン『Mansfield Park/マンスフィールド・パーク』

2014-10-22 | Jane Austen ドラマ&映画…
Jane Austen:ジェイン・オースティン狂
鑑賞&読書:第1

『Mansfield Park/マンスフィールド・パーク
1814年刊行<1811~1813年執筆>長編小説

<画像出典元:http://www.amazon.co.jp/

<物語>
親が愚かな結婚をしたために、貧乏人の子沢山の家で育ったファニー・ブライス。
10歳の時に親戚の准男爵家に引き取られる。
虚弱体質で内気な少女は、叔母のいじめと、いとこ達のからかいにあいながら、
もう一人の叔母である准男爵夫人のお世話係として、ひたすら耐える日々を送る。
唯一の味方は、いとこのエドモンドで、ファニーは、彼の導きで読書の喜びを知り、
立派な道徳心を身につけた、感受性の豊な女性へと成長する。
そして、ファニーは、エドモンドに対して、尊敬と感謝と愛情が入り混じった恋心を抱くようになる。
<ちくま文庫版:訳者あとがき一部引用>


『高慢&偏見』の原作&映画をご存知の方は、
比べてしまうと主人公のキャラクターがえらく地味である。
賛否両論のこの作品、でも物語としては、やはり人気があるのも頷ける。
面白いのだ。
主人公が無個性と評価もあるが、それには、反論したい。
『虚弱体質で内気で無口&岩のように堅固な道徳心を持つ』と言うのも
りっぱな個性である。(と私は思う)

映画を2本観た後に原作を読んだのだか、
ーーーと言うのも、原作を先に読んでしまうと
どうしても自分のビジョンに合わないと観れなくなってしまう危険性があったからだが、
今回は映画が先で良かったと思う。
脚色多いし、そのシーンを飛ばしていいの?と
自分としては、有り得ないカットのされ方をしていたりして、
まぁ、あの分厚い原作をまんま映像化するのは難しいし、
まんまだとつまらないのも分かるが…
主人公の個性は変えてはいけないよね~。
違う物語になっちゃう


最初、この物語に出会ったのは、コチラ
↓↓↓

<画像出典元:http://www.amazon.co.jp/

2007年、ITVテレビシリーズ作品。

Mansfield Park

<Luthi3n84さんよりお借りしました>

Mansfield Park - Trailer

<Logon Multimídiaさんよりお借りしました>

ファニー役の女優さんビリー・パイパー
<全英1位を獲得したこともあるポップ歌手で、その後、俳優に転身。
なんと!ポケモンの劇場版英語版サントラ提供しているらしい!>

けっして美人ではない
そして、原作を読んで私が思い描くファニーではない。
でもファニーの繊細な心の模様を巧く演じていたように感じられます。
エドマンド役の俳優ブレイク・ リットソンは、私の原作のイメージに近いかなぁ~。
いや~、この俳優さん濃くて、目力あるので印象的。
最近では、BBCドラマ『ダ・ヴィンチ・デーモン』リアリオ卿でおなじみ。
ジェイン・オースティンのBBCドラマ版『エマ』にも出演しています。

このミニドラマのファニーは、内気だけど元気なイメージ。
控えめだけれども自然児でハツラツとしていて、とても虚弱体質って感じではない。
叔母のノリス夫人(ファニーの母の姉で彼女をいじめる)に対して
ちょっと反抗的な態度をとったりする。これも???
エドマンドもすごく静かで穏やかな感じだが、原作ではもうちょっと情熱的だ。
だから、本当は、原作ファンは?かもしれない。
そしてなにより、ファニーが実家へ帰るシーンが欠けている。
これは、物語上、非常に大切なエピゾードなので、これを省くとは信じがたい。
まぁ、1時間半という短い時間にあの物語を凝縮するのは無理と言うもの。

そうそう!
ファニーの兄ウイリアム役はなんと、ジョセフ・モーガン
<The Vampire Diaries、The Originals/クラウス役>

このファニーと兄のツーショットはかなり可愛かった



その次に観たのがコチラ
↓↓↓

<画像出典元:http://www.amazon.co.jp/

1983年BBC製作:イギリス作品
なんと30年くらい前の作品!
DVDの映像の荒さや色褪せた方がそれを物語っています。
衣装も素敵なんですが、やはり、時代を感じさせます。

こちらは、1997年版に比べて、原作をほぼ忠実に映像化しています。
テレビシリーズなので、結構長いです。
DVD2枚分!
台詞もまんまの所がある。
ファニーもほんとうに地味だ。
役者が不細工って言う批評もあり
酷いな~と、私は、顔よりも動きが気になりました。
本当にとろそうなんだもの。不器用そう。
ダンスシーンとかもリズム感が無いぞ~頑張れ~って感じで。
あれが、演技だったら凄いと思います。

エドマンド役は、イメージじゃない。
ファニー似合ない!
兄のトムより老けて見えるし、かなり残念

ただ、他のキャラクターは、なかなかいい感じでした。
准男爵家夫人なんかもう、怪演!!!

最初はかなりゆるりとじっくりと話は進むのですが、
最後の方はあれよあれよの展開で。
でも原作もそうなんですよね~。
オースティン自体がこうねってあ~なってと
総仕上げみたいな感じで書き上げています。
それは、読者側の創造性を大切しにての手法なのかもしれないが、
私としては、しっかり描いて欲しかったなぁ。




<画像出典元:http://www.amazon.co.jp/



他にも1999年版のミラマックスの映画版があるが、
これは、DVDレンタルがなくて、観れてませんが、予告編を観る限り、
原作とはちょっと違うニオイがする。
ファニーが魅力的すぎる!!!
↓↓↓
Mansfield Park (1999) HQ trailer

<zhukaiwwさんよりお借りしました>


こちらは、どうやら、舞台で演じられたらしい。
演出どうやったんだろう???
気になる所です。
↓↓↓
Mansfield Park Trailer (2013)

<TheatreRoyalBuryStEdさんよりお借りしました>

最近では、ラジオドラマが放映されたらしい。
ジェイン・オースティン出版200周年を記念、BBCラジオ放送。
2003年の脚色版。
すげぇ~なぁ。
なんとなんと!!!
従兄弟のエドマンド役とベネディクト・カンバーバッチ
長兄のトムをデヴィッド・テナントを演じています!!!
う~~~ん
イングリッシュ英語が耳心地いい~~
↓↓↓
Mansfield Park - Episode 1/10


Mansfield Park - Episode 4/10

<Anupapaya Poopyさんよりお借りしました>





Jane Austen:ジェイン・オースティン狂

2014-10-06 | Jane Austen ドラマ&映画…
今更ながらではあるが、
ジェイン・オースティン原作の映画やドラマを観まくっている。

そもそもは、
イギリス俳優を追って観ていなかった作品を
色々と観てみようって事で、2007年のイギリス映画
『 Becoming Jane:ジェイン・オースティン 秘められた恋』
を観たので火が点いた

Becoming Jane (2007) Official Trailer - Anne Hathaway, James McAvoy Movie HD

<MOVIECLIPS Classic Trailersさんよりお借りしました>

ジェイン・オースティン作品は、古くから度々映像化され、
同じ作品でもドラマや映画など何本かあるので、
それぞれを比べて観れるのが楽しい


ジェイン・オースティン作品との出会いはかなり年月を遡る。

一番最初に観たのは、かなり前に友人達に薦められて観た
コリン・ファース主演の
『Pride and Prejudice:高慢と偏見』
1995年イギリスBBC製作ミニドラマシリーズ。
監督:サイモン・ラングストン
5時間ほどあるこのドラマもなんのその面白くって一気に観れます。

その後、すぐに2006年に劇場公開された
キーラ・ナイトレイ主演の
『PRIDE & PREJUDICE:プライドと偏見』を観た。
2005年イギリス製作:劇場公開。
こちらは、2時間ちょい。
やはり、最初に5時間強のBBC作品を観ちゃっているので、物足りない。
でもシーンによっては、こちらの方が素敵って所もありました。

ーーーその後、原作も読み
さらに若かりし頃のサー・ローレンス・オリビエ
Mr.ダーシーを演じた『高慢と偏見』1940年アメリカ製作版のDVDを購入。
見比べて楽しさ倍増!


ーーーそして、最近では、
『Emma エマ:エマ』
1996年イギリス映画。
グウィネス・パルトロー主演。

『Sense and Sensibility:いつか晴れた日に』
<『分別と多感』原作>
1995年アメリカ・イギリス合作映画。
アン・リー監督作品。
エマ・トンプソンがアカデミー脚色賞を受賞しています。

『Mansfield Park:マンスフィールド・パーク』
2007年イギリス製作。

『Northanger Abbey:ノーサンガー・アベイ』
2007年イギリス製作。ITVテレビ映画。

とまぁ、
次々と観まくっているわけですが、
原作も然り、映画も日本では、そんなに浸透していないような気がする
ジェイン・オースティン作品。
なんでだろう???
私が知らないだけで人気があったりするのかしらん???

世界中の女性に今なお読み継がれている作品であり、
英国文学界では、シェイクスピアとならんぶ程の人気ぶりと言われていたり、
研究者も多いようだし、
『ジェイン・オースティンの読書会』なんて映画があるくらいで、
原作も映像化は、かなりされて来ているのに。
???

実際に私自身がジェイン・オースティンを知ったのも
いい大人になってからだし、
原作を読みたいと思って本屋を探しても全てが手に入るわけではない。

結局は、通販で購入する訳で、残念ですね~。

時間があったら、感想も上げて行きたいけど
取りあえずは、観たり読んだりするので精一杯!

まだまだ続きますよ~
あぁ、愉しい!!!


そろそろ、
またリバイバル作品がと期待しているのですが、
次はどの作品がいいかなぁ~とか
もし、『高慢と偏見』だったら、
次は誰がMr.ダーシー役を演じるのかしらん?とか
色々と想像するのもまた一興