夢みるpocoの昼と夜☆

不惑を過ぎても煩悩だらけ。
映画に音楽♪ドラマに舞台にスポーツetc...
自由気ままに感じた事を綴ったブログです。

ドラマ:『Outlander ~アウトランダー~』season2:#13話

2016-07-21 | Outlander season2/story
ついについに最終回です!!!

木曜日は仕事休みで、朝からソワソワして、
最終回の配信時間までずっと家でこんな感じなのか落ち着かないっっっ
ーーーと思いきや、
夕飯を食べて終わる頃、友人から連絡があり、飲みに出掛けちゃいました。
友人に
『今晩は、アウトランダーの最終回だから時間までに帰るよ〜明日は仕事早いし!』
って(笑)
取りあえず、夕飯の後だったので、ビール何杯かで
早目に帰って来て、準備万端、PCに向かった訳ですが…

はい、あっと言う間の90分でした…
なので、もう1度と2度目の視聴を始めて…
酒が入っているせいか知らぬ間に寝てしまって…
はい、いけない大人ですね…相当な大人なのに…

ーーー朝、目覚めると、
PCの周りに涙や鼻水を拭いたティッシュの山が!!!
ぎゃ〜〜〜〜っっ!!!
あぁ〜〜〜だらしない
ーーー反省。


だから、そんな話ではなくてファイナルです

長いので分けようかと思ったけれど、
感動が薄れるのが嫌なので一気に行きます!!!


拙い文章が長く続きますが…ご了承下さいませ








* ネタばれ注意 *






episode13~DRAGONFLY IN AMBER
時を超えて

<screenshot/By : poco>




TVドラマに釘付けの少年少女達、
それに混じって、棒立ちで、画面を見つめる一人の青年。

1968年:スコットランド

お客様が待っているわと青年にそっと声を掛ける女性。
涙を堪えながら、意を決したように部屋を出て行く。


ーーーグラスを鳴らし、
大勢集まった客に対して、挨拶を始める青年。

『父のために来て頂き感謝します。父がいれば共にグラスを空けたでしょう。
ーーーたとえ自分の葬式でも』

その青年をじっと見つめるーーー女性、クレア。

『グラスを鳴らそう 誰も死ななければ 飲めなかった 牧師に』


青年は、葬儀に来てくれた客へ一人一人挨拶をする。

ふと目に止まった赤髪の女性がいた。
その女性に惹き付けられて、挨拶を交わしながら近づいて行く。

青年に声が掛かる『ロジャー、力になる』
名前に気づき、赤毛の女性が彼へと目を向ける。
彼は、彼女が居た部屋へと進むが…

『ロジャー・ウェイクフィールドさん?!』

部屋の外から声を掛けられ、振り向くとその赤毛の女性がいた。
『ええ、ロジャーは間違えなく僕だ』彼女の前に進んで行く
すると『ロジャー!』と横から女性が声を掛ける。



<画像出典元:http://www.farfarawaysite.com

女性、クレアは、赤毛の女性:娘ブリアナを紹介して、
死んだ夫のフランク・ランドルが牧師と親しかったと話す。
それを聞いて、ロジャーは、クレアやフランクのこと
彼女が看護師だった事も思い出す。
ブリアナは、今は母は外科医となった自慢気だ。

アメリカから旅行で来ていた母娘は、
ロンドンで牧師の訃報を聞き駆けつけたとロジャーに伝える。
娘のブリアナがボストンで歴史を学んでいると聞くと
ロジャーは、オックスフォードで歴史を教えていると目を輝かせる。

クレアがグレアムさんの事を尋ねると
彼女は、数年前に亡くなり、孫のフィオーナならその辺にいますと答えるロジャー。
思い出の多い牧師館…
変わらないようで、とても変わっていってしまったのねを寂しそうな顔をするクレア。
牧師館の中を見て回ってもいいかしら?とロジャーにお願いする。


残されたロジャーとブリアナ。
彼女に魅了された様子のロジャーは、根掘り葉掘りと彼女に話掛ける。
観光もせず、明日発つと言うブリアナに、
スコットランドは美しい所なのにと残念そうな彼。
そこへ、フィオーナがやって来て、話は中断せざる負えなくなる。
名残惜しそうにロジャーは、失礼とその場を立ち去る。



ーーー牧師館の部屋を眺めるクレア。
暖炉の上に飾られた古い銃にそっと手を触れる…
グレアムさんから亡霊を追うなと言われ従って来たが
今になって亡霊が私を追って来た…。


クレアとブリアナが帰ろうとすると
ロジャーは、今からロンドンに帰るの?と
部屋なら余っているので、泊っていけばとすすめてくれる
クレアは迷惑では?と言うがロジャーは一人よりありがたいと
ブルアナも夜道のドライブは危険だし、
美しい所と聞いたから、観光したくなったと言って泊って行く事にする。


画像出典元:http://www.farfarawaysite.com


クレアがフランクの元に戻って出産してから、20年の歳月が経った…
牧師もフランクもグレアムさんももういない…切ない。

今後の時代を築いて行く2人の登場!
目映いばかりのロジャーもブリアナ、
な〜〜〜んて魅力的な大人に成長されたのでしょう!!!
とってもチャーミング♡
ロジャーは、人目見てブリアナの虜のようですね。
ふふふふ。





その夜、眠れなくて、暖炉の前で一人ウィスキーを飲むクレア。
そこへロジャーが一緒に酒に付き合う。
我が家は、継父そのもの…
博物館に本を寄贈し欲しいと言われているが、躊躇しているロジャー。
ロジャーの継父のウェイクフィールド牧師は、
とくにカローデンの歴史に関する本がお気に入りだったと言う。
ーーーカローデン…その言葉に反応してつぶやくクレア。

そして、彼は、自分の先祖も最後の戦いで命を落としたと
僕の本名はロジャー・マッケンジー。
親が亡くなり、牧師に引き取られたと告白する。

ロジャーは、クレアに聞く
どうすれば 別れを告げられますか???
ーーーー世界中の誰よりも愛した人に…

彼女は自分も別れを言うのは苦手と
彼等は、こちらの思いなど構わずに去ってしまう
残された者は生きるだけ 彼らが望んだように…
と静かに答える。




う〜〜〜ん切ないっっっ。
ロジャーの継父である愛する牧師を亡くした深い悲しみ
とクレアの愛する者を失くし、それを乗り越えた深い悲しみが
2人の空間にあり、故人を慈しむ愛で溢れた場面でした。
リチャード氏の目の演技に拍手!




クレアは、客間に戻り、ベットで眠る娘を優しく見つめる。
肩にそっと布団を掛けると横顔につぶやく
『あの人に よく似てる』

ブリアナとジェイミーの横顔が重なる…









1746年4月16日 午前7時23分

ジェイミーとチャールズ王子が並んで歩く…

ジェイミーは王子に兵士は今戦える状態ではないと
敵にそれを気付かれる前に退去をと訴えるが、
チャールズは、そんな彼に微笑みかけ
君は、キリストの復活を信じなかった聖トマスかと皮肉る。
『よく聞け、君を信ずる者してみせる』と聞く耳を持たなかった。

クレアにコラムは悲劇を見ずに死ねて幸せだったと愚痴るジェイミー。
カンバーランド軍がすぐそこへ迫っていた。
残る手は一つだけとクレアはジェイミーを人目に付かぬ場所へ連れ出す。






現代から過去へと移り変わる演出がブラボー!!!
ブリアナとジェイミーと重ね合わせ…
すり替える!
2人の輪郭が妙に似ていて、なんだか胸がギュっとなる…




ーーーロジャーとブリアナ
楽し気に会話をしながら、雄大な自然の中を車を走らせる。
行き着いた先は、フォート・ウィリアム。

ゲール語で<黒の砦>イングランド軍の司令所で監獄でもあった…
歴史を語るロジャーに対して、ブリアナは、軍事史は専門じゃないのと言う。

ロジャーがフランク・ランドルの事を尋ねると
彼女は、『タイコンデローガの砦からアイスを落とした事がある』
アレンと植民地軍の話に夢中だったからとブリアナ。
ロジャーはアレン関すると思われる一説を唱えると…それはヘイルよと指摘され…
アメリカ人にアメリカ史を説くべからずかと反省。
アメリカの独立戦争の話になると、ブリアナがかなり詳しいので、
軍事史は専門じゃないって言ってなかった?とロジャーが突っ込みを入れる。
すると彼女は、
『ランダル家は複雑なクランなんで』とスコットランド訛を披露するが、
ロジャーは、その訛かなり今まで聞いた中で一番下手だと笑顔を交わす2人。

ブリアナが父フランクの事を覚えてる?尋ねると
ロジャーは、断片的にと。おしゃれで優しそうだった…と答える。
彼女は、父は、世界一優しい人だったと
お母さんも優しそうだねと言うロジャーに、
ブリアナは、複雑な表情を見せ『母は、別世界の住人』と言う。

鞭打ち台を見つめ、寒気を感じるブリアナ。
多くのスコットランド人が鞭打ちにされた場所だ…





ブリアナ達と一緒に自分がまるでそこへ
スコットランド観光している気分になっちゃう場面。
アメリカの歴史が出て来る所を見ると…
おそらく?この後のシーズンへの伏線!
芸が細かいっ!
って果たして、そこまでシーズン化されのか?





一方、クレアは一人車を走らせる。
ーーー辿り着いたのは、ラリーブロッホ…
朽ちた屋敷に目を見張る。一歩ずつ足を玄関へ運ばせる
思い出が走馬灯のように蘇る…
ジェイミー、ジェニー、子供達の声…

扉は、閉ざされていて、入る事が出来ない、
ステップに腰を下す。
まざまざと思い出させるジェイミーとの幸せだった日々…

クレア『共に生きよう 恐れずに愛し合おう』
ジェイミー『愛の口づけをここに』

クレアは、そこにジェイミーの姿を見る…

『我らが唇に繰り返し 1000回も100回も』

唇に手をあて、瞼を閉じ想いを馳せる…

『100回も1000回も…』

ーーーそこには、彼の姿はすでに無かった…
溢れる涙を拭い、幻想を振り払い、立ち上がる。

一瞬、車を止めて、振り返り屋敷を見る…
が、想いを断ち切るように車を走らせるクレア。




ヤバイ!ヤバ〜〜〜〜イ!
まさかここで、カトゥルスの一節が出て来るとは!
しかもしかもジェイミーの声〜〜〜〜。
サムの声がやばい〜〜〜〜〜(叫)

原作では、ヒュー・モンローが結婚祝いにくれた
トンボの入った琥珀の塊に包まれた紙にこの詩が書いており、
ジェイミーが後から贈られた結婚指輪の内側にこの詩の一部が刻まれていたのです。
その事にクレアが気付いたのは、20年後なんですがねぇ〜。
クレアがロジャーの前で驚いて、感情を剥き出しにして、
ジェイミーを思い涙する場面で登場するのです。





午前7時36分 カローデン・ハウス

クレアは、残された手段をジェイミーに告げる。
戦いの行方はチャールズ次第、
クレアは、ジェイミーにコラムに渡した毒薬イエロー・ジャスミンを
壊血病のチャールズのチンキに混ぜてはと
チャールズを殺すのか?驚くジェイミー。

眠るように逝けるイエロー・ジャスミン…
本人も誰にも知られずに命を奪える。





ロジャーとブリアナは、湖のほとりで語らう。
ブリアナがロジャーに尋ねる
両親がここに居た頃、2人の間に何か事件があったらしいが何か知っているかと
ロジャーに尋ねるブリアナ。
グレアムさんが納屋で泣いているのを覚えていると
床には、物が散乱しており、父、フランクが怒りに任せて壊したと
ーーーしかし、泣いていたのは、別の理由で…

父は、短気だったけど表に現さない人だったと驚くブリアナ。
ロジャーが8歳の頃だから、1947〜1948年頃の話だ。
ブリアナは、子供の頃に
父のクローゼットの金庫を内緒で鍵を開け、牧師からの手紙を読んだ。
その中に母と父の間に起きた事件の事に触れている1通があった、
内容から言葉を選んでおり、恐ろしい事みたいで、
子供ながら怖くなって、それ以来、金庫を開けなかったと言う。
ロジャーは、牧師が毎晩書いていた日記を思い出し、
物置部屋にあるかもとブリアナに告げる。




一方、クレアは、公文書館へ。
ラリー・ブロッホの土地の資料を探しに来た。
土地の占有権に関する書類が見つかったと係の女性が手にしたものは、
ジェイミーから甥のジェームズ・J・F・マーレイへ
1745年に占有権、譲渡の書類だった。
証人は、マータフとクレア…名字の部分が滲んで読めなかった。
土地は、何代も渡ってマーレイが所有したそうだ。
クレアは、資料の写しを入手し、
更に、ロジャーの家系を調べて貰うようお願いする。




牧師館に家に帰ったブリアナをクレアがデート?と言ってからかう。
パパを恋しい?と問うブリアナ。
もちろんと間を置いて答えるクレア。
そうは見えない、本当に愛していたと更に問いつめる娘。
えぇ…とクレア。






午前8時17分 カローデン・ハウス

イエロー・ジャスミン…
クレアの言い出した計画に対して、
よく考えろ、君のやろうとしている事は殺人だとジェイミー。
虐殺を止めるためよとクレア。

ーーー扉の向こうでドゥーガルがそっと息を潜めていた。

何千人もの命を助けるため…とクレア。
真剣に見つめ合う2人。



画像出典元:http://www.farfarawaysite.com

そこへ、ロスがジェイミーを呼びに来る。
驚いて立ち上がる2人。

イエロー・ジャスミンの小瓶を片手に
ジェイミーは意を決して、急がねばとクレアは、お茶に入れて飲ませるわと応える。

ーーー『恩知らずの裏切り者め』そこへドゥーガルが現れた。
固まるジェイミーとクレア。
ドゥーガルは、クレアに向かって『お前は薄汚い魔女だ』と吐きすてる。







ロジャーとブリアナは、学校?へ。
ロジャーは、人と会う約束があるから、
それが終わったら父の日記を探そうと一旦、彼女と別れる。
ブリアナは、建物の中を散策し始める。

ふと群衆の前で演説する女性の声に足が止まった。
真剣に話を聞く生徒の間をぬって声の主の方へ進んで行く。
ーーー金髪、碧眼の美しい女性が堂々と
スコットランドの独立を訴えていた…



画像出典元:http://www.farfarawaysite.com

『想像してみて、カローデンの戦いでもし、スコットランドが勝利していたら…』
『どうなっていたか?』笑う群衆。
現代のボニー・プリンス・チャーリーはどこに?
私が『ボニー・プリンス・チャーリー』
あなたが!私達みんなが『ボニー・プリンス・チャーリー!!!』
拍手で立ち上がる群衆達。
スコットランド!スコットランド!スコットランド!!!
圧倒され、驚きながらも笑顔で周りを見つめるブリアナ。

終了して、ブリアナは、歴史を学んでいるから関心があってと女性に声を掛ける。
2人で、スコットランドの歴史を語っていると、
ロジャーがブリアナを迎えに来た、彼が挨拶をすると
女性は、ジリアン・エドガーズと。
この後、大きな集会があるとブリアナに「白いバラ」と書かれたチラシを渡す。



カローデン・ビジターセンター&資料館
クレアは、チャールズ王子の蝋人形と向き合っていた。
男性観光客が『背が高いな』と声を掛ける
『こんなに高くなかった』とクレア
『残念よね 肩書きも大義もあって 命を捧げてくれる仲間がいたのに
愚か者を祭り上げたのが間違い』

老夫婦が資料を見ていると『ドラゴンフライ?』との声にクレアは反応する
彼等が見ていたものは、
『カローデンの遺物』と表された、トンボを閉じ込めた琥珀の塊…だった。



うをぉぉぉ!ゲイリス登場!!!
そして、ブリーとロジャーと出逢っていたのですねぇ。
感慨深い。
琥珀?!あの琥珀なの?!なんでこんな所に?!





午前8時18分

ジェイミーは、ドゥーガルに誤解だと告げるが
彼は納得せず、王子を殺そうとしているクレアに動揺を隠せない。
裏切り者と分かっていたと
ジェイミー、お前を信用して来た、全てを捧げて来た
その報いが王子の暗殺計画とは?!正気を失いつつあるドゥーガル…
なだめようとするジェイミーだったが、
お前は、俺達仲間、領民をスコットランドを裏切ったと
激高して来て、更にクレアをウソつきの娼婦呼ばわりする。
ジェイミーは、怒っていても妻を屈辱するのは許さないと
怒りなど通り越しているとジェイミーに襲い掛かる。
ジェイミーに向かって剣を振りかざすドゥーガル
クレアをかばいながらそれをかわすジェイミー。
ドゥーガルの剣を持つ腕を掴むジェイミー、
ナイフに刺され、噛まれしながらも離さず抵抗する。
激しい殴り合いつかみ合いが続き
なんとか剣を奪いたいジェイミーだが、
床に倒れ、ドゥーガルに刺されそうなってしまう。
ーーーが、クレアが彼の頭に木箱を叩き付ける!
逆転してドゥーガルに股がるジェイミー、
彼の持つナイフをつかみ合い、刃先を彼の方へ力付くで向きを変える、
そこへ、クレアが加勢する。
2人で刃先をドゥーガルに向け、胸に一気に刺す…
驚愕のジェイミーとクレア。
ゲール語でつぶやいた後『すまないおじさん』と…頭を下げ悲嘆にくれるジェイミー。





ドゥーガル死す…
原作と違って、ちょっと気の毒な感じもしましたが
しかし、クレアが一緒に手を下すとは…
ただ単に加勢しただけでなく、
一緒に罪を被るつもりだったのですかね…




ロジャーとブリアナは、牧師館の納屋へ。
散らかり放題ホコリだらけ、ブリアナが日記を見つけて広げると何かが動くものが?!
驚く彼女にロジャーはネズミかなと
照らせば出て来ないとライトを渡すが手遅れよとブリアナ。
ネズミの風刺詩を知っている?と

スコットランドでは、ネズミを追い出すために歌うんだといきなり歌い出す。
♪♪♪〜ネズミどもここはもう満員 たらふく食いたきゃよそへ行け〜
ここに居座って俺のブーツを食うな!〜ネズミども どっかへ行っちまえ〜♪♪♪

ランダルと書かれた箱を見つけるブリアナ。
その中には、彼女の両親の写真とランダル家の祖先の書類が入っていた。
牧師がある人物を調べていた形跡があり、それを父が「想像と違う」と
止めたと書かれた手紙が見つかる。
2人は箱を書斎に持って行って、詳しく調べる事にする。




うぉ〜〜〜〜ロジャーの歌声♪
まさか聴けるとは思っていなかったので嬉しいっっっ
巻き舌が〜〜〜Rの発音がたまらん。
歌声聴いてもしれっとしてるブリアナ…う〜〜〜ん。






午前8時26分

ーーー突然、ルパートが現れる
ドゥーガルに股がるジェイミーの手には血に染まった短剣が、
驚くルパートにジェイミーは、やる事があるから2時間くれと
戻って来たら、報いを受けるからと頼む。
ルパートは、かつての友情に免じて望みを聞こうと
その後、お前の魂を地獄へ落とすと去って行く。



あぁ〜やはり、ルパートに見られちゃったか…
因みに原作では、ウィリーに見られる設定なのです。




ーーークレアは、カローデンムーアに居た。
かつてセカンドハネムーンでフランクと訪れた時に彼が語った悲惨な歴史を思い出す。
<クラン・フレイザー>と彫られた石碑を見つける。
先客がおり、女性が石碑の前に花束を置いた。
彼女が『フレイザー家の方?』と問われ『はい』と答えるクレア。
草原にぽつんと佇む石碑…辺りを見回しため息を付くクレア。
この忌まわしい土地には来ないと誓った、でも来たわ…あなたがいる
ーーーいい知らせがある娘が生まれた…ブリアナよ
そう、石碑に語り始めるクレア。



画像出典元:http://www.farfarawaysite.com

彼女は、ジェイミーに長いこと怒っていたとと
絶望と共に生きることを強いられたから…でもあなたが正しかったと
ブリアナが無事に生まれ、愛されて健やかに育った伝える。
『でも時々振り向き様に赤毛が光をまとう様や微笑む寝顔を見ると
ハッとするのあなたが重なって…』
涙をこらえるクレア。
ーーーそして、
ブリアナが生まれた時間やその時の様子などを静かに語るのだった。

思い出せる全てを語り尽くし…
あの日クレイグ・ナ・デューンで言わなかった一言を…
20年間言えあいままだった一言を言うわと
「さよなら…ジェイミー・フレイザー 愛しい人』

石碑に優しく手を置き 『安らかに 戦士よ』と。




クレア、あなたが泣かぬのなら私がうううう。
涙、涙、涙…。





書斎でランダル関係の書類を調べるブリアナとロジャー。
ある記事に目を留めるブリアナ。
<妖精にさらわれた女?>
『著名な歴史家の妻、クレア・ランダルがインヴァネスで車を残し失踪』
記事を読み上げるブリアナ、ロジャーが側にやって来て、
『でも戻って来た』とブリアナが『3年後によ!』と
再び記事を読むと
『ーーー混乱した様子で歩いている所を発見』
『これが事件だ』とロジャー。

更に詳しいことを調べようとするブリアナに後悔するかも本当に調べたい?と
助言するが、彼女は、何であれ真実が知りたいと言うのだった。

居間でお茶を入れるクレア。
そこへブリアナが『お茶より、この2日間何をしていたか教えて』と
怒った口調で聞いて来る。
『会ったの?!』とブリアナ
『誰に?』とクレア。
『父親に会った?死んだパパの事じゃない、私の実の父親よ!
母の浮気相手で3年間一緒にいた人!!!』
驚くクレア…娘から目を反らし、静かにソファーに腰を掛ける
そうでもしなければ倒れてしまいそうで…
『ブリー、複雑な話なの』
どう切り出して良いか分からず…やっとそう弱々しく答えるクレア。
『いいえ!簡単な話よ』
と新聞の記事をテーブルに投げ出し、
『ママが奇跡的に生還したのは1948年の4月、私その年の11月に生まれた
妖精に連れ戻された時、ママは妊娠3ヶ月だった!』
そこへロジャーがこれも関係あるかもとやって来る。
そこで、クレアに気づき言葉を詰まらせる、緊迫したその場の空気を感じ取り
去ろうとす彼を引き止めるブリアナ。

2人で話をと言うクレアにロジャーは友達だからと
2人を座らせ、話を始めるクレア…


画像出典元:http://www.farfarawaysite.com

『そうよ 男の人といた 愛してたわ とてもね その人があなたの実の父親よ』
固まるブリアナ、全身から怒りが沸き起こる…
『ウソつき!!!私をダマしていたのね。』
フランクが望んだと言うと『パパのせいにしないで!』
彼が実の娘として育てたいと言った、だからアメリカに渡った過去と決別して
クレアが言うと『また戻って来たじゃない!』とブリアナ。
更に、実の父親に会わせる為に来たのか!と怒りは留まらない。

フランクと約束したから、あなたに話さないと
だから20年間彼の名前を口にしなかった。
フランク亡き今なら、あなたに話せるとあなたの父親は
『ジェイミー・フレイザー』

『何も知りたくない、その人の事は』
その場を離れようと立ち上がったブリアナをロジャーが制して
『真実が知りたいんだろう?聞くべきだ』
ーーーゆっくり、座るブリアナ。

『もっとも大切なのは、ジェイミーがあなたをとても愛してたってこと
会った事はなくても心から愛してた…その手で育てたはず
とめどなく涙がクレアの頬を流れる…

ーーーもしもカローデンの戦いがなければ…




クレアは、ジェイミーの事を愛おしそうに話す。
それがまた胸に来る(涙)




午前8時34分

『ドゥーガルを殺した』マータフに告げるジェイミー。
『驚きはしない、遅すぎたくらいだ』とマターフ。

ジェイミーは、ラリーブロッホの土地の譲渡書を出し、甥に譲る旨を話、
これで、国に没収されずに済むと告げる。
書面は1年前の日付になっていた彼が反逆者になる前…
先を見越して彼は用意していた事に驚くクレア。

証人の署名をマータフとクレアに頼む。
俺が届けるか?と言うマータフにファーガスがと言うジェイミー。
ファーガスにすぐ出発してマーレイ夫人に届けるよう、
俺達の命より大切な事だと伝えるが、彼は、ご主人様といたいと言う。
書面の事だけでなくここで起きている事を語り継がねばと…。



画像出典元:http://www.farfarawaysite.com



ーーー牧師館の居間

クレアの語った事にブリアナもロジャーも訝し気。

ブリアナは、壮大な作り話ねと呆れ顔。
おとぎ話ではないと言うクレアにブリアナは、
本当の父親は、キルトをはいた赤毛で背の高い18世紀の人?とキレ気味だ。
フランクは紛れもなくあなたの父親だが、血のつながりはなかった…
クレアの手を振り切るブリー
そんな彼女に向かって、
ジェイミーとよく似てるのよ、その髪も振る舞いもと
もしも…あんな…
「あんなカローデンの戦いがなければ?!いい加減にして!』
怒りをぶつけるブリー。
『本当のことよ、待って!』と
クレアはラリーブロッホの領地の譲渡書の写しを見せ自分の署名を見せようとするが、
ブリーは、書面を叩き、
『自分が完璧じゃないと認めれば!
パパがいたのに退屈だから男とヤったんでしょ!!!』

『違うわ!ジェイミーとは体だけじゃなかった!愛し合ってたわ!!!』

お互いを見つめ合う母と娘。

『ブリー、話したのは真実だからよ』
真実を知っているのは、2人だけ、一人は死んで後はママだけと
ーーー残されたクレアは涙で途方に暮れる…






ブリアナは、フレイザーの血ですね。
怒るとぐをぉぉぉぉ!!!って凄い勢い。
烈火のごとく。






午前8時37分

譲渡書に署名をするマータフ、
彼に羽根ペンを渡され、クレアは躊躇しながらも受け取る。

ジェイミーはファーガスにラリーブロッホまでの指示を与えていた…

<クレア・ビーチャム・フレイザー>書き終えた時に
涙が溢れた落ちて、フレイザーの字のインクを滲ませる。

ジェイミーは更にファーガスへお前は戦士で自分の息子だと思ってると告げ、短剣を渡す。
私達の息子よとクレアはファーガスを抱きしめる。

ファーガスは、マータフを見つめ、マータフは、彼に向かって小さくお辞儀をする。
彼は、カローデン・ハウスから出ると戸口で見送るジェイミー&クレアを
振り返り見て、頷き、大切な書面を胸元へしまい、出発して行った。



画像出典元:http://www.farfarawaysite.com



ファーガス…
可愛かった…
おそらく次のシーズンもロマン君で出演する???よね???
プリ〜〜〜ズ!!!!





これ何?
牧師が何か意味があると思っていたらしいとブリーに手紙を見せるが
ママはイカれてるそれだけと突っぱねる。
八つ当たりしないで欲しいけど書面は本物っぽかったとロジャー。
ママと同じ名前の人がその時代にいただけよ、ただの空想とかとブリアナ。
ロジャーは、もしくはお母さんの話に真実があるか?
また八つ当たりするわよとブリー。
ロジャーは、ブリーがクレアと距離があると話ていただろうと
別世界にいるようだと…これが別世界かもと。
ブリーは、彼が母の時間旅行の話を信じているらしい事に驚く。
大切なのは、彼女が信じてるってこと、僕らも心を開いてみればとロジャー。



ーーー牧師館では、
ブリーがテーブルに置いていった新聞の記事を手に取るクレア。
失踪した当時の記事に感慨深気に見つめる。
ふとテーブルの目のチラシに目が止まる。
ーーーゲイリス・ダンカンの姿がそこにあった…
魔女裁判の時に彼女は石を通った時の年をクレアに告げた。
ーーー1968年
亡霊ではない、あの頃より若いゲイリスがこの時代にいる!
<ジリアン・エドガーズ>として…



クレアは、ジリアンの家を訪ねる。
夫のグレッグは在宅だったが、ジリアン=ゲイリスは、不在だった。
<スコットランドの白いバラ>に入れあげて、
愛国主義者と昼も夜も一緒に居て、夫の金をつぎ込んでいると
言い伝えの研究に没頭してノートに書き溜めていた
夫と口論になって、数週間前に家を出ていっきり戻って来ないと言う。
彼女に会ったら戻るように言ってくれと彼は眠りってしまう…
クレアはそっと気付かれないようにノートを手にして家を出て行く。




ロジャーとブリーパブで話込んでいると、
そこへ『集会に来なかったわね?』とジリアンがやって来る。
次の集会には行くとブリーが言うと
『実は、今夜旅に出るのーーー大義のために』
『あなたは、世界を変えるために問い続けてね』と去って行く。




暖炉の前でゲイリスのノートを読むクレア。
そこには、恐るべき事実が書かれていた…
時を超える方法…彼女は、用意周到に準備していたのだ。
彼女は石を通るには生け贄が必要と考えていた
宝石がお守りになるとも
クレイグ・ナ・デューンを通り過去へ行こうとしていた。
火あぶりになるのを止めなければと…





午前8時43分

ジェイミーは、フレイザーの者を集めてラリーブロッホへ連れ帰ってくれとマータフに命ずる。
周りは、敵に気を取られているから見咎められない、自分からの命令だと言えばクランの者達が従うと。

手を尽くしたがこの破滅的な運命は変えられなかった、
負け戦に大切な領民を無駄死にさせる訳にはいかない。
ジェイミーは、せめて皆を守りたいと。
そして、彼は、クレアを避難させた後、ここへ戻って来て最後まで戦うと言う。
頷くマータフ…
皆を無事送り返したら、自分も戻って来てお前と一緒に戦うと
ダメだと言うジェイミーに
微笑み、一緒なら無駄死にではないと言う。




マータフ!!!
お願い、生き延びて〜〜〜〜〜っっっ!!!
ドラマだから良いよね???





ーーー鏡台に向かうクレア。
部屋に戻ったブリー『ケンカはしたくない』と告げ、
パパじゃない人が父親じゃないってのは理解した、時を超えたって妄想は聞く気ないけど…
ジェイミー・フレイザーの事をもっと教えて欲しいと言う。
もちろんよと目を輝かせてベットに座るブリーの元へやって来る。
『彼は背が高くて…髪は、あなたと同じ赤毛』ブリーの髪に触れる。
『彼のお父さんの名に因んでブリアナと名付けた』
『フランス語を話、チェスが好きで…ジェニーと言うお姉さんがいた…』
ブリーの手をとり彼の全てを語るには時間がかかるわと言う。
今日は、カローデンムーアにある彼の墓に…『その話はやめて!』
立とうとするブリアナを引き止め、クレアは、
『恋に落ちるなんて思わなかった』
『自分の気持ちと闘ったの、でも思いが止まらなかった 頑張ったけど無理だった
ーーーあんな強烈な感情は初めてだった』と告白する。





うわ〜〜〜〜っ
凄いな自分の娘に激しい自分の胸の内を…
ドキドキしちゃいます。




クレアは、ロジャーの部屋を訪ねる
ジリアンと知り合いかと彼女が尋ねるとブリアナがと
会ったの?!と驚くクレア。
『いい人よ』とブリアナがやって来る。
話がしたいから彼女は、どこに居るかクレアが問うと
ロジャーは、さっきパブで会って今晩、旅に出ると言っていたと伝える。
ーーー石を通る気だわ…つぶやくクレア。
また始まったと呆れ顔のブリアナ。
『ジリアンは、魔女裁判で裁かれるゲイリスよ!命の恩人なの。
今度は、私が彼女を救わなきゃ!』
必死形相のクレア、だが、ロジャーの顔に目を止めて、
『でも問題が…』とあなたよ。僕が?ロジャーが驚く。
彼の本名を聞いて家系図を調べると…
ウィリアムとセーラ・マッケンジーの子孫だと分かっただが、
彼等には、子供は出来ず養子を貰った、その子がドゥーガルとゲイリスの子
だったと言うのだ。
あなたの話していた戦闘隊長と魔女?とロジャー。
彼を巻き込まないでとブリー。「彼にも知る権利がある』とクレア。

『とにかく彼女を止めよう、火あぶりになる前に』
クレアは、しかし彼女とドゥーガルが出逢わなければロジャーが存在しなくなるのではと危惧する。
僕は今、ここにいると消えるとでも?と言うロジャーにどうなるか分からないとクレア。
ブリーは苛立ちながら、ロジャーに信じてる訳ないわよね?と
分からないと言う彼、念のため、彼女に警告しようと
過去に言ったら言動に慎めってそれに笑顔で答えるクレア。
気に入らないブリアナは、居たたまれずその場を出て行くが
ロジャーは追いかけて、母親を向き合わせるチャンスだと
ジリアンと会わせて反応を見ようと石に激突するのを見守るんだと。
結着を付けようと言うのだった。






午前8時54分

兵士達とは逆方向へ手を取り合って進むジェイミーとクレア。




画像出典元:http://www.farfarawaysite.com

どこへ行くの?
俺は遠くへは行かないが君は違う、守ってみせると進むジェイミー。
一緒に逃げましょう船に乗るのと言うクレアに港は閉鎖されている
自分は死ぬのは怖くない
縛り首や復讐されて逝くより戦場で息絶える方がいいとジェイミー。
じゃぁ、私もここにいる!と言い、抵抗するクレアを
駄目だ!と無理やりに引きずるように連れて行く。
『裁判で私が火あぶりにされていたら、一人で逃げてた?』クレアが叫ぶ。
『まさか君と運命を共にしていた』
ーーーでも今は違うと腹に自分の子はいなかった!
驚くクレア…
反乱のことで大変だったのに、彼は彼女の月のものを数えていたのだ。
クレアと出逢ってから月のものは正確に来るのに2が月も来ていないと
確信を持って彼は微笑む
君はいつ気が付いた?
そう言って、ジェイミーはクレアのお腹に置いた手に手を重ねる。
「最近よ』クレアはジェイミー手の上に重ねる。
頷くジェイミー、『このお腹の子は唯一、俺が残せるものだ…』
そう言って、更に彼は傷ついた震える手を力強く重ね…
「唯一』と言ってクレアを見つめる
『だから、君は行くべきなんだ』『嫌よあなたといる』
ーーーパリでクレアがランダルの復讐を思いとどまらせた時に交わした約束。
そう、その時が来たら、石を通って戻ると…

『But You are my home あなたは私の家』『俺もだ…but This home is lost.だがそれも失う』
だが、自分は死ぬから君と子供だけは安全な場所へと馬へ向かう。
彼=フランクなら守ってくれる!
嫌がるクレアに馬上から手を差し伸べるジェイミー。

どうしていいか分からないクレア、瞳に涙が溢れて来る。





傷ついた手で震えながら手をとる場面が印象的
サムさん凄い!手で演技している!!!
それだけでジェイミーの気持ちが伝わって来た。





暗闇で、何者かが、倒れた男に液体をかける…
クレア、ブリアナ&ロジャーがグレイグ・ナ・デューンに着くと先客の車がすで止まっていた。
ライターで男に向かって火を付ける…ゲイリス。
クレアが2人を先導する。
辺りは異様な匂いに充満していた…肉の焼ける匂いだ。

燃え盛る男の目の前に佇むジリアン=ゲイリス。
そびえ立つ石に向かい振り返り、
『ゲイリス、やめて!』クレアが叫ぶ。
ーーー石に向かって走り手をかざした!!!

『彼女はどこへ行った?!』『ウソでしょ?!石の中へ入った!』
石に近づくとブーーーーン、ブーーーーーーンと耳障りが音がした
ブリアナもロジャーにも石に近づく程大きく聞こえる。

燃える男を前に3人は呆然とする
クレアはロジャーに助けを呼ぶよう指示する。

石を見上げるクレア。
石…クレア、石…を見つめるブリアナ。





クレアの乗せ、馬を走らせるジェイミー。
走り続け…グレイグ・ナ・デューンへと辿り着く。



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先を急ぐジェイミー、
中央の一番大きな石の間近で繋いでいた手を離すクレア…
戻ってもなんと説明すれば良いのかと躊躇する彼女。
ジェイミーは、石を見上げて「フランクにか…』
振り返ってクレアに『君に任せる』と
手を差し伸べるジェイミー、クレアの手を取って、
『感謝していると、骨の髄まで恨んでいることも』

音がする…石の及ぼす音が激しくクレアを動揺させる…
まだ覚悟が出来てないと一緒に来て石を抜けてと哀願する。
『俺は行けない』『試してみて』とクレア。
音が聞こえるでしょう?
俺には何も聞こえないんだ、クレア。
そう言って、石に向かうジェイミー
聞こえても石の向こうに…石に手を置いて、ハッとするクレア。
『俺の世界はない』と自分の運命はここにある…と振り向いてクレアに言う。

『だが、君を見つけると約束する
もし、君のいない200年に
ーーー耐えねばならぬのなら…それが俺への罪だ』

クレアに歩み寄るジェイミー
『罪深き俺への』
…頬に手で触れ
『ウソをつき、人を殺し、盗みを働き 人をダマし』
…手を握りしめ
『頼を裏切った…』
クレアを抱き寄せ、
『ーーーだが神の前で俺が言いたい事はただ1つ』
と口づけを…ジェイミーは笑顔で
「あなたは、類希な女を遣わせた』
そうまた先ほどより長い口づけを…
『俺は愛を注いだ』
口づけをして…
倒れ込み…
激しく…愛を交わす…
互いが絶頂を超えて、見つめ合うジェイミーとクレア。

ーーーその時、大砲の音が轟く。
優しく口づけて頷き、体をゆっくりと体を起こす2人。
『始まった』つぶやくジェイミー。
クレアは、ヒュー・モンローに貰った結婚祝いのトンボの入った琥珀の塊をジェイミーに渡す。


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クレアは「あなたは、私の血』ジェイミーはそれを受けて『そして、私の骨』
共に命がある限りとクレア…お互いにおでこを寄せ合いそして、唇付ける…
離れがたく…
だが再び大砲の音が2人の間を切り裂く。

立ち上がるとジェイミーは、父の指輪だお腹の子に渡してくれと
クレアの銀の結婚指輪のはまる薬指に重ねてはめさせる。
『名はブライアンにお父様と同じ』とクレア…




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意を決して、ジェイミーは、クレアを抱き見つめながら石へと歩み始める
『愛している』クレア涙が頬を濡らす。
お互いの顔を脳裏に焼き付けるよう瞬きもせず見つめ続けるジェイミーとクレア。
『愛している』『俺も君を…』口づけ、頷き合う2人…
クレアは石の方へ振り向き、ジェイミーが背後から、彼女を抱きしめる…
そうして、クレアの手にジェイミーは手を重ね石へ導く…



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ジェイミーの頬にも涙の筋が…『クレア、さよなら』そう言って
感情をかみ殺した顔をして、彼女の手を石に押し付ける…







『本当なのね!ママが話した事!』ブリアナが興奮している。

「石を通るためには死体が必要なの?!』
『ゲイリスはそう信じていたが、私の時は必要なかった』
『待って、お父さんと別れた場所?』
『そうよ』

サークルの方を見ながらブリーがつぶやく
『信じるわ。理解は出来ないけど…』
『信じる』とクレアに向かって言う。
喜びに顔を綻ばせるクレア、抱きしめようとすると
『もうウソは嫌。これからは真実が知りたい。いい?』
大きく頷くクレア…『あの人の子ね』
分かったこれからは真実だけねそう言って娘を強く抱きしめるクレア。
抱きしめ合う親子。






夜明けが明け、辺りは明るく日が射し始めていた…
警察を呼びに行っていたロジャーが戻ってくる。

ーーーブリアナがロジャーにあの話をと促す
ロジャーは、ポケットから手紙を取り出し、
牧師がフランクから調査を頼まれて調査していた事を語り始める。
カローデンの戦いの後、古い屋敷に逃げ込んだジャコバイト達、
その後見つかり、連行されたが、フレイザー家の1人だけ刑を逃れたと言うのだ。
クレアは、フレイザーは大勢いると訝し気だが
続けてロジャーは、
フレイザーで将校を名乗る者は5人、その内の4人の名は、教会に名が刻まれている。
ーーー彼等は処刑された。
『残る1人は?』

『ジェームズ・フレイザー』
そう言ったブリアナの方へ顔を向け、娘を見つめるクレア。
『ジェイミー…死ななかったのね』つぶやく。


『彼は生き残った』



スタンディング・ストーンを見つめるクレア。
ーーー陽が昇り、石をオレンジ色に染める…


『それが本当なら…戻らなきゃ』







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END




…Continued to Season 3












いきなり冒頭は、1960年代にイギリスで放映された
TVドラマ『The Avengers〜おしゃれマル秘探偵』のエピから始まります。
この作品、アメリカで映画化<1998年>されていますが、
その監督がジェレマイア・S・チェチック。
ジェレマイア!!!
ロジャーの父ちゃんの名!じゃん!
ってちょっとした繋がり、マニアックな発見をして、妙に嬉しくなっちゃう。
ドラマについて知りたい方はコチラへ
http://avengerstv.seesaa.net/


最初視た時は、興奮もあったのと現在と過去が切り替わる演出で、
入り込もうとした所で画面が代わってしまうので、
じっくり集中する事が出来ずに、7話程は、泣かなかったのですが、

2度目視た時は、話の流れが分かっていたので、ヤバかったです。
これは、じわじわ来る感じですね。
3度目は、もう相当入り込んじゃって酷かったです。
更に、1話から、いやいやシーズン1から視たら涙腺崩壊間違いなしですね〜。


何度胸を抉られる想いをした事か!?


オープニングは、過去から始まるかと思いきや
いきなりロジャー登場でおぉ?!と
そして、牧師が亡くなったばかりで
そこへ、たまたまロンドンに来ていたクレア親子がお邪魔する設定って
なるほどなるほど〜。


早速のブリー登場!!!
ボストン訛で喋ってる?そのせいかな?
いつものソフィーさんの英語の響きと違う感じがしました。
気のせい?
ファンの中には、ソフィーさんの演技の評価がいまいちで、
次のシーズンまでには頑張って、期待しているよ!って声がチラホラ。
ちょっと力が入っちゃっていたのかしらねぇ〜?
私は、そんなに気になりませんでした(苦笑)
瞳の色も色々言われていますね…
容姿の面も…まぁ、
そもそも原作のブリーがいるわけないと思っているので、
まんまは無理でしょうね…
サムさんとカトリーナの2人にどことなく似ている感じが
血を分けた親子感は出ていると思うので、それは、凄いなと思う。

ロジャーも原作では、黒髪にグリーンの瞳ですものね〜。
黒い悪魔な〜〜〜んて言われていて、ジェイミーくらい背が高い。
原作よりも陽気な感じのロジャーですが、素敵だったと思います
リチャード氏のスコットランド訛がいいんですよねぇ。
歌声も魅力的



クレア、化粧が濃いよ〜〜〜
すっぴんばかり見て来たから凄い違和感がある〜
後、年を取ったように見せるメイクなのかもしれないが、
白髪もそうだけれど、
目の上を凹ませている風にしているが無理にしなくてもいいような気がする。
髪は、ストレートパーマ?!(笑)あてたの???
クレアもやはり、くるくるじゃないとね〜。
まだ見慣れないっっっ(苦笑)



ファ〜〜〜〜ガスっっっっ!!!
さようなら〜〜〜〜〜号泣。
可愛かったよぉ〜MY SON
次のシーズン、どうなるかなぁ〜???


マータフはどうなるのでしょう?!
マータフ存続を願うハッシュタグが出回っていますが、難しそうですねぇ。
本当に最後の最後までいい味出していました。
最後のにやりと笑顔が素敵



今回感じたのは、クレアは、ジェイミーとブリアナの前だと
とっても可愛いコト!!!
他の人達の前だと偉そうな感じなんだけど
ジェイミーとブリアナの前だとなんだかしおらしいと言うか
もう要するにメロメロなんですね。
それが、今回めっさ見れて嬉しかった〜〜〜。
娘にタジタジ。
ジェイミーには一緒にいる!嫌だ!って駄々っ子みたいだったし、
最後のシーンでブリーの言う事にうんうんって頷く顔が可愛い過ぎ。
常に強い女のイメージだからギャップがたまらん!

お互い似た様な境遇に育ったから似た者同士、
強く惹かれ合い、成り行きで結婚したものの
今では、唯一無二の存在…
自分の家をやっと見つけたのに…また失ってしまうのか…
いちいち泣かせやがる。


原作の2人がお互いのしるしを付けるシーンは、
<お互いの感触を覚えていたいが為、互いの手にナイフでイニシャルの頭文字の傷跡を残す>
やはり…なかったですねぇ。
原作ファンはお嘆きかと思います。
声も多く上がっていたのか、ガバルドンさんがTwitterでそのシーンの原文をUPしていますね。
後々にもその傷跡の事は、ちょいちょい出て来るので、削られてしまったのは悲しいです
まぁ、映像化するのは、なかなか難しいのでしょうね…
…色々と諸事情がありそうです。


ーーー私は、やはりあそこですよ、
『きっと君を見つける…約束する…』からの台詞ですね…
<字幕に約束するがなかった!セルフにはあったのにぃ!>
『主よあなたは、わたしに類希なる女を授けて下さいました。
そして、神よ!わたしは彼女をこよなく愛しました』
原作でも大好きなシーン、台詞をドラマで見れたとは!!!!
素敵過ぎてに卒倒しちゃいそうでした。






なんだかまだまだ色々感じる所があったのですが、
もうなにがなんだか分からなくなって来ちゃいました(苦笑)



ーーー取りあえずは、落ち着いたら、
またシーズン2を振り返って総括したいと思います。本当か?!






ファイナル解説
↓↓↓
Outlander | Inside - Episode 213 "Dragonfly In Amber"

<Outlander Americaさんよりお借りしました>


サムさんの解説
↓↓↓
Outlander Season 2 Finale Recap with Sam Heughan - SPOILERS

<Varietyさんよりお借りしました>







ドラマ:『Outlander ~アウトランダー~』season2:#12話

2016-07-14 | Outlander season2/story
またまた遅くなってしまった…
本日、深夜0:00〜Huluにて、ついに最終話が配信なのに…

なんとか最終回前に間に合った、12話あらすじ&感想です。

よくもまぁ、モノグサな自分がさじを投げずにここまで続けられたものだ。
…感慨深い。
偏に『アウトランダー』愛の成せる技か?!



コンパクトに簡潔にエピソードをまとめ上げられていて、
巧いな〜〜〜といつもながらに感心。
すべてのエピソードがどう最終話に結着するのか?!
ワクワクします。




* ネタばれ注意 *






episode2~THE HAIL MARY
最後の願い






<画像出典元:http://www.farfarawaysite.com/


インヴァネス近くの野営地に着いた、ジェイミー達一行。
そこに集まっていたハイランダー達は、
プレストンバンズやフォールカークで敵を蹴散らした勇ましさは見る影もなく
長期に渡る寒さと空腹で士気が格段と下がってしまっていた。


ジェイミーは、ドゥーガルに敵の偵察を頼み、
マータフには、作戦会議の為に王子を連れて来るよう頼む。
ーーー3日後にカローデンの戦いが控えていた…
クレアは、無力感に苛まれていた。
まだ王子を説得する時間があると前向きなジェイミーだったが、
皆、疲労困憊していた。


Outlander | Ep. 212 Clip: Fetch the Prince | STARZ

<STARZさんよりお借りしました>


<画像出典元:http://www.farfarawaysite.com/

医療品を買いに町へ出るクレア。
店で家へ送ったはずのメアリーと出逢う。
アレックス・ランダルから連絡が受け、
インヴェネスで職を見つけた彼と今は一緒にいて結婚するとつもりだと言う。
祝福の言葉を述べたクレアだったが、
メアリーは、クレアがパリでアレックスに話た事を
<病気である事と職がないのにメアリーを幸せに出来るのかと>
彼から聞いて知っており、友達だと思っていたのにと非難する。
クレアは、複雑な事情があったからとメアリーに告げ、
アレックスに謝りたいと下宿の場所を教えてもらう。




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王子、司令官達が集まって、作戦会議。
オサリヴァンは、カローデンムーアでの戦いを推す。
それを反対するジェイミーとマレー司令官。
見渡す限りの平原で敵にとって好都合、
こちらは、騎兵隊や大砲がなければ勝機を見いだせないと
ーーーそして、王子に対して、
兵士の士気の下がっている実状を見て欲しいと訴えるジェイミー。
それを臆病呼ばわりするオサリヴァン。
オサリヴァンの意見を重要視する王子。
ジェイミーは、彼にフランスから送られるはずの軍資金はどうした?!と告げ、
それが届くまで、兵士を分散させ敵を惑わし、兵士を休息させ、
資金を調達出来たら、物資揃った上で戦いの場を選べぶのですと提案する。
ーーーが、
王子は、退却するつもりはないと彼の訴えを退ける。
ーーー神に意思なのだと。



オサリヴァン、むかつく。



下宿所を訪れるクレア。
ベットに横たわり、咳が止まらないアレックスを甲斐甲斐しく看病するメアリー。
再会の挨拶を交わすクレアとアレックス。
彼の病状は、深刻に悪化していた。
クレアは、少しでも楽になるように湿布薬を作ろうと暖炉に向かうと
『ジョニー』とアレックスの声がし、ジャック・ランダルが現れた。
弟の為に休暇を取って来たと言う彼は、すぐにアレックスの側へ行き
心配そうに彼の頬に手をやり様子を見るのだった。


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彼の突然の出現に動揺を隠せないクレア。
部屋を出ようとする彼女にメアリーは、ジャック・ランダルが援助してくれていると
アレックスはいつ仕事に戻れるかしら?とクレアに問う。
クレアは、そんな彼女に家族と和解した方がいい、アレックスは治る見込みはないと告げる。
すると彼女はお腹に手を置き、それでは困る!と
ーーーメアリーはアレックスとの子を妊娠していたのだ。



いつの間にメアリー&アレックス!!!
びっくりだわよ。



下宿所を出るクレアをジャック・ランダルが追いかけて来る。
彼女の腕を掴み、自分が憎くても弟には関係ないとし、弟を治療して欲しいと言うのだ。
手の施しようがない!とクレアはつっぱねるが…
ランダルは、弟とメアリーと赤ん坊の為にせめて楽になるようにしてくれと要求して来る。
クレアは、『治療するなら見返りをちょうだい、カンバーランドの軍はどこ?!』と。
悪魔との取引をする…。




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おぉ〜クレアから申し出をするのか?!と驚いたシーン。
原作では、ランダルから持ち出される話なのよね。
弟を治療してもらう代わりに軍の情報を渡すと言う。
ジェイミーにも秘密で何回も会って、情報を貰うという筋。
確かにドラマの流れだとクレアからの方が自然です。
納得!


野営地に戻り、クレアは、ジェイミーに
ジャック・ランダルの事を告げると彼はまたも彼と関ることに怒り荒れたが、
すぐにクレアが彼からの引き出した情報を復唱する。
カンバーランドの軍が近くのネアンにいる、
更に2日後にカンバーランドの誕生祝いをするとの情報に興味を示し、
事実かどうか調べる事にする。
アレックスの看病に行くと言うクレアにもし彼が死んだら、
ランダルに命を奪われかねないと心配するジェイミー。
クレアは、マータフと行くと言う。




野営地にマッケンジーのクランの者達がやって来る。
ーーールパート、マータフが警戒していると
そこへ杖を付き支えられながら、コラム・マッケンジーが現れた。
病気で衰弱しながらも貫禄は健在だ。弟と甥を呼んで来いと言う。



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ベットに横たわるコラムの様子を見るクレア。
城の治療師からも厳しい顔をされると死んだも同然の体にケリを付けたいと言う。
だから長旅に出たのですか?とジェイミー。
彼は、ドゥーガルは偵察に行っていないと言うと
コラムは『お前はやはり賢い』と嬉しそうに微笑む。
ジェイミーの意図をすぐさま汲み取るコラムに
『お見通しですね』とにやり。



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ジェイミーとコラムのシーンも好き。
シーズン1でも何度も見返しましたよ〜。
マッケンジーの狡賢さを受け継いだコラム&甥。
賢い人が好き。
2人がチェスの対戦しているシーンとか見たかったなぁ〜。
<原作にもその場面ありませんよ>



弟を待つ間クレアと2人で話したいと言うコラム。
2人きりになると彼はジェイミーの事を
『いい男になった』クレアと結婚して幸せに違いないと言う。
最初は祝福してなかったのにとクレア。
死を悟るといいこともある自分の過ちを認められることだと
それに頼み事もしやすくなるとクレアに頼み事がると言う。
痛みが耐え難く、麻痺させるだけでにく確実な物が欲しいと…
コラムの望むものが分かって…彼を哀しみの目で見つめるクレア。
自殺は罪では?そう問うがコラムの意志は強く、
ゲイリスの夫のように一瞬で逝く事を望むが青酸カリでは楽には死ねないと告げると、
ゲイリスの悪態をつくコラム。それをいさめるクレア。
ーーーすると彼は、
ゲイリスとドゥーガルの子供は無事で、出産まで火あぶりが延期されたと言うのだ。
男の子で、子供のいない夫婦の養子になった、ドゥーガルはその事を知らないと言う。

穏やかな死を望んだコラムの手にクレアが握らせた小瓶は
<イエロー・ジャスミン>深い眠りに落ちるように逝ける…
コラムは、クレアに感謝を告げる。



このシーン、好きだなぁ〜〜〜。
コラムのシーンは、結構どのシーンもお気に入りかも。



アレックスの下宿所では、
アレックスの咳が止まらず苦しんでいた…
クレアが治療しようとするのをジャック・ランダルが止めようとするが
メアリーの意志でなんとか治療を施す。

ランダルは、クレアに弟が苦しそうだと苛立ちを抑えながら言う。
『痛みを楽にする事は出来ても治すのは無理』
当たり散らしたいのなら相手になるとマータフが間に入る。
『ジョニー』アレックスの呼ぶ声が遮る。
アレックスは兄に頼みがある、自分を想ってくれているならば、
牧師を呼んだので、メアリーと結婚して欲しいと言う。
子供にランダルの名をと彼は欲する。
彼が結婚すればいいと言うジャック・ランダルに対して、
兄と結婚すれば、社会的に認められるし、敬愛してきた兄に大切な人達を託したいと
メアリーと兄の手を握りそれを重ね合わせる。
ーーーが、重ねられた手を振りほどくジャック・ランドル。
『兄さんは暗い壁を築いて、良心を覆い隠している。知らないと思ってるのか?』
『すまない、無理だ』と
いたたまれずその場を去るランダル大尉。
ーーー咳き込むアレックス。
クレアはマータフに彼を追うように頼み、アレックスの治療をする。



えぇ〜〜〜〜!?
ランダル、断っちゃうの?!
まぁ、よく考えれば、そうだよね…。



野営地にドゥーガルが戻って来た。
彼を出迎えるジェイミー。
ジャック・ランダルがクレアに告げた通り、敵はネアンにいた。
カンバーランドの誕生祝いに宴を開く予定は本当らしく
ジェイミーは、その情報をジャック・ランドルから得た事をドゥーガルに伝える。
宴を開くように見えなかったと言うドゥーガルだったが、
ジェイミーは、すでに将校達が酒や砂糖を町で調達するのを調べて確認が取れていた。
腹ぺこのドゥーガルだったが、コラムが来ていると告げられる。



ーーー一クレアにランダルの居所を教えに来たマータフ。
彼は、存在しない男、フランク・ランダルの為に苦しめられるとはと悪態をつく。
そして、唐突に俺がメアリーと結婚すると言い出す。
親になった事はないが名付け親としてジェイミーをずっと見守って来た、
いい男に育ったと誇らし気なマータフ。
クレアは、『あなたは立派で、メアリーを幸せに出来るでも』が、
ーーー戦いがある
マータフがいつ死ぬかも分からない…。
ランダルも同じだろうと言うマータフにクレアは、
彼の妻なら遺産や遺族年金がもらえる、
将校との結婚なら、彼女の父親も娘を許すと告げる。



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マータフ、またしてもいい味出してるよなぁ。
クレアとの掛け合いも大好き。




マータフにランダルの居る酒場へ案内されたクレア。
酒をあおり、神に悪態をつくランダル。
諦めるよう弟を説得してくれとクレアに頼むが…
あなたが死んだらメアリーはどうなる?と
ランダルは、『お前の呪いか…』ふっと微笑むクレア。
後、数日でランダルは死ぬ運命。
呪いが効かずに生き伸び、メアリーを化け物の妻にしてもいいのかと脅すランダルだが、
弟に暴力を振るわなかったら、おそらく弟の大切な者達も傷つけないだろうとクレアは言う。
おそらくで満足か?とまだ抵抗するランダル。
ーーーそして、
『あいつ<ジェイミー>は言ったか、俺に何をされたか?』
間を置いて、クレアは、『ええ』と瞳を反らさずに返事をする。
その時の話を始めようとするランダル、
クレアは、居たたまれず、席を立ち去ろうとするが、彼は彼女の腕を掴み遮る。
『後悔してない』無情の顔でクレアを見上げ、
『苦痛や恐怖に溺れていたいとそれでもメアリーを?』
ランダルを見つめるクレア。
苛立ちを感じた彼は『力を貸せ』再度、弟に諦させるんだと言う。
そんな彼が掴む腕を振り払い、
クレアは、『あなたは弟を絶望させたまま死なす気?』と言い放つ。



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クレアが強過ぎて、
段々、ランダルが可愛く見えて来ちゃいました。



コラムの元へドゥーガルがやって来る。
兄を気遣う言葉をするが、心がこもっていない。
マッケンジーも反乱に加わると思っているドゥーガル。
自分は死にかけているがお前達と共にクランを滅ぼうほど愚かではないとコラム。
では、何故ここへ来たのか?
死ぬ前にクランに関る問題を解決する為に来たと言う。



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表明したいた通り、クランの次期領主はハミシュとする。
クランの掟は、ガウアンが教える。
後見人も決めた。
ハミシュが継ぐまで、その男ならクランの者も従うと言う。
後見人の役目は、クランの未来を考え、
ハイシュを最善の選択が出来る人間に育て上げる事
『ジェームズ・フレイザーを後見人とする』と言うのだった。
驚くジェイミー&反発するドゥーガル。

人望のない弟にクランの者は従わないだろうと
何故、弟に領主や後見人に選ばなかったのが理由を言うが
納得いかないドゥーガル
自分への酷い仕打ちは、兄が自分の実の子をもてなかったからだ!と
コラムは、それに反論する力もなくただクランの未来の為だけを思っていた。

ドゥーガルは、兄が亡くなったら、ジェイミーは、
クランの者達を反乱に引きずり込むとそれが兄の望むクランの未来か?と問う。
それに対して、
ジェイミーは、コラムに後見人に選んで頂き光栄と言うが
敵を倒すためなら、何でもする覚悟で、マッケンジー家も巻き込むと意志を伝える。
その意志の強さを汲み取り、コラムは、
ジェイミーは立派な戦士だが、領民をムダ死にさせる男ではない!と
敗れた時は、何よりも彼等の命を優先させるはずだと
頷くジェイミー。
兄は、弟にお前もそうだと言えるかと問う。
本気で言えれば後見人にすると言うが、
ドゥーガルは兄の真っすぐな真剣な目から、
目を反らし、ジェイミーを一瞥し部屋を出て行くのだった。

哀れな弟よ
私は、いぶつな体を授かり、あいつはいびつな心を授かった
そう、コラムはつぶやく。



どこまでも傲慢で自分勝手、ナルな男ドゥーガル。
ホント嫌な男だなぁ〜。
ジェイミーは、やはり男の中の男!
コラムみたいな男にも認めてもらえるのよね。
惚れ惚れ〜。





下宿所では、結婚式が行われていた。
アレックスが見守る中、牧師の誓いの言葉に
それぞれアレックスを見つめた後に返事をするランダルとメアリー。



<画像出典元:http://www.farfarawaysite.com/


そうなんです…
クレアのフランクの本当の祖先はアレックスの方だったのですね〜






野営地では、ジェイミーが奇襲の提案を王子にしていた。
カンバーランドの誕生祝いの宴への奇襲作戦。
紳士的ではないと渋る王子。
そして、またもや王子はオサリヴァンに意見を求める。
すると彼は、第一部隊にジェイミーとマレー司令官が率い、
第二部隊を自分と王子が率いると言う条件でこの作戦をのむと言う。
王子は、最高のワインを持って行って、捕虜のカンバーランド振る舞うと
周りは笑いが溢れるが…司令官とジェイミーだけは違った。



なんだか決死の戦いのはずなのに王子のこの軽さはなんだろう?
だから負けたのか?!







<画像出典元:http://www.farfarawaysite.com/

ドゥーガルが酒瓶を持ってコラムの元へ。
酒を振る舞おうとするドゥーガルだが、
衰弱した兄は、安い香りの酒を拒否する。

自分は、兄よりも苦しんで来たとそして、
コラムの病気の原因、兄の落馬した日を今でも鮮明に覚えているドゥーガル。
彼にとって兄は理想で無敵の存在だった、落馬で重症だったが、必ず治ると信じていた。
故に兄の症状が悪化して、自分は裏切られたと感じ、彼を憎み泣いた。
兄のせいで世界が崩壊した。
兄に返事を求めるドゥーガル、だが、彼から返事はなく…
静かに眠るように…事切れていたのだった。

呆然と兄を見つめるドゥーガル、
ふと兄の手元を見ると小さい瓶が握られていた。
兄の胸に顔を埋め抱きしめる。
最後まで自分に背を向けるのか…
ーーー涙して兄の手を握りしめ、
何故、あの時、落馬したのだと…兄を責めた。




ゆがんだ兄への愛だこと。
憧れが絶対的な存在の兄が失われ…
彼の何かが壊れてしまったのですね。
コラムもドゥーガルも運命に翻弄されてしまったのですね。
なんだかとても切ないです。






下宿所では、
アレックスのベットをメアリー、ランダル、クレアが囲み…
メアリーが涙を流し、彼を見つめていた。
ランダルも必死に衝動を抑え耐えていた。
メアリーの肩にそっと手を置くクレア。
ーーーいきなり、ランダルがアレックスに拳を振り上げた
何度も何度も…何度も
メアリーは、クレアに抱きつきその行動に目を背ける。
クレアは、驚愕の表情でその様子を見つめる。
何度も…そうして、息を荒くした彼は、ふと我に返り、
部屋を出て行くのだった。




やっぱり、ジャック・ランダルが理解出来ないよ〜〜〜(泣)
余程、弟を愛していたのは分かるが、
その想いのベクトルが…どこへ向かっちゃうの!
感情が激し過ぎ。
なんで亡くなってしまったのか
自分を追いていってしまったのか?
その怒りの衝動があの行動に繋がったのでしょうか?!
怖いよ〜〜〜。




野営地では、クレアが事の次第をジェイミーに話す。
メアリーをジャック・ランドルの妻になった事に信じられないジェイミー。
クレアは、ランダルの最後の日を知っている、明日の戦いで死ぬのだ。
だが、ジェイミーは、奇襲作戦が成功したらどうする?と
クレアは、もし、ランダルが死ななかったとしてもパリで交わした約束を守ると言う。
『彼を…殺させてあげる』ジェイミーは、つぶやく。
『君を怒らせると怖い女らしい』





<画像出典元:https://www.instagram.com/


この時のジェイミーがエロいぃぃぃぃ!!!
クレアの頬にそして、肩から腕へそっと手を滑らせ、
引き寄せて、にやりって…口付けるのだっっっっ。
やばい、やば〜〜〜いっっっ!!!!




ジェイミーは、夜、カンバーランド軍への奇襲作戦の為第一部隊としてネアンへと向かう。
挟み撃ちにする予定のチャール王子達の第二部隊が現れない。
マレー司令官は、苛立ちを隠せない。
このままでは、兵士達も空腹で持ちこたえられない、
ジェイミーは、敵は、宴で酔っ払っているので今が攻撃のチャンスだ、
後からすぐに第二部隊も来るだろうし、明日戦うより勝ち目があるはずと
司令官を説得しつつあったが、
そこへマータフが現れ、
第二部隊が暗闇で道に迷い散り散りになってしまったと報告すると
兵力が足りないとマレー司令官は攻撃の中止を命じた。



王子は、明日、カローデンムーアで戦うことになる…










次回予告編
ついについに最終回!
↓↓↓
Outlander | Episode 213 Preview | STARZ

<STARZさんよりお借りしました>










あぁ〜〜〜〜っっっ!
ついについに次がファイナル!!!
ここまで来てしまいました



ジョニー&アレックス、コラム&ドゥーガル
2組の兄弟に焦点を充てて、生と死とそして、残された者の嘆きを
1話にまとめてサブタイトルも『アヴェ・マリア』
う〜〜〜〜ん、巧い!!!

やはり神は、愛しい人を奪うのか?!
よく言いますよね、神に愛でられると早く召されると
この世は修行…
モンスターを残し、何をさせようと言うのか?!

ジョニー(ジャック・ランダル)彼の運命はいかに?
そして、ドゥーガルは、マッケンジーを破滅に向かわすのか?!
どうなるどうなる???


コラム役のゲイリー・ルイスの演技が圧巻!
あの口をニッってニコッってなるのが可愛いんですよねぇ。
衰弱した演技も然る事ながら、その中にも領主たる威厳があるんですよね〜。
シーズン1での兄弟のやり取りはお気に入りのシーンでしたが、
今回もそれに匹敵するくらい素晴らしかった

ーーー余談になりますが、
映画『リトルダンサー』の
主人公ビリー(ジェイミー・ベル)の父親役でゲイリーは出演。
炭鉱夫で息子にボクシングファンで息子にボクシングをやらせる父。
だが、ビリーは、バレエに目覚めてしまい…。
息子に激怒するも彼の強い思いを知り、彼の望みを叶える事を決意する。
泣ける〜〜〜
この作品での演技も素晴らしかったので、ご興味を持たれた方は是非!



クレアが原作よりももっと逞しく強い女像で描かれていて、
正直、うへっっ!コワッッ!と思ってしまう事もありました。
そんな彼女に惚れたジェイミーも大変ですが、
若くて、コラムに一目置かれるくらいの彼ですから、
お似合いの夫婦なのでしょう
最強夫婦!



ジェイミー&クレア、マターフは、今回は、
彼等2組の兄弟に振り回され、
ーーージェイミーは、王子&オサリヴァンに悩まされ、
色々と大変な回でした。



しかし!
次回は、もっともっと辛いかろう
ついにカローデンムーアの戦いですっっっ

バカ王子とオサリヴァンはどう出るの?!

マータフはどうなるの?
ファーガスは?
クレアとジェイミーはどうやって?!ごにょごにょ…


原作を読んでいてもドラマならではの展開があるから目が離せませんっっ
結末は知っていても過程がどうなるのか…

気になって仕方ないっっっ
後、何時間後だ?!





12話解説!
↓↓↓
Outlander | Inside - Episode 212 'The Hail Mary'

<The Outlander Br 2さんよりお借りしました>


サムさんによる解説
↓↓↓
Outlander Recap with Sam Hueghan: Season 2 Episode 12 'The Hail Mary'

<Varietyさんよりお借りしました>








ドラマ:『Outlander ~アウトランダー~』season2:#11話

2016-07-07 | Outlander season2/story
すっかり遅くなってしまった…11話のあらすじ&感想です
もう今日の深夜には12話配信!
残す所、後2話…早いなぁ〜。

ダイアナ・ガバルドンさん脚本によるエピですが、
どうなるかなぁ〜と思っていたら、
原作とは、かなり変えてありましたね。
前後の話の流れもある事ですし、
変えないと繋がらなくなってしまいますものね〜。
難しそう!




またまたサブタイトルの伏線の使い方が巧いなぁ〜と
さずがだ!
原作知らない方には、先を暗示させる映像に仕上がってますね。






* ネタばれ注意 *






episode2~VENGEANCE IS MINE
悪夢の真相







プレストンパンズの戦いの勝利から
ジャコバイト軍は、南下して次々と制していく…
が、ローランドや北イングランドでは、反乱に賛同する者も少なく、
ロンドンを前に進軍したいチャールズ王子と
退却を進めるマレー司令官を始めてとする重鎮達とで意見が割れていた。
ジェイミーは、進軍すれば、クレアから聞いていた史実と違う展開になる
かもしれないと王子と共にロンドンを目指そうと意見をぶつけるが、
マレー司令官達の保守的な考えを前に無駄に終わる。

領主であるジェイミーは、ロイ達にラリーブロッホへ帰ると告げ
追って来るかもしれないイングランド兵からも彼等&クレアを守ると約束する。




<画像出典元:http://www.farfarawaysite.com/section/



ーーーその晩、
寝ているクレアにジェイミーがゲール語でささやく

神よ 愛しい人を守りたまえ
俺の白い鳩を…そして いつか生まれる子を
暴力からも 悪意からも
今この場でも どんな場でも 
今この夜も どんな夜も




<画像出典元:https://www.instagram.com/


素敵ステキ〜〜〜。
始めて、ゲール語に字幕が出ましたねっっっ
愛おしいシーンです。





慌ててドゥーガルが手紙を携えてやって来る。
冬期の野営地を準備する為にインヴァネスへ行けとの命令だ。
オサリヴァンが王子に影響力のあるジェイミーを恐れ厄介払いをしたいのだ。
王子に話をしに行こうとするが、マレーと共に去って不在だった。

領民兵達を引き連れて、インヴァネスへ向かう
ジェイミー&ドゥーガル達。




スコットランドの雄大な自然に目が釘付け!




川岸でテントを張って、休んでいたが…
突然、見張りの兵士が銃に倒れた!
イングランド兵だ!!!
慌ててその場を逃げ出す…

馬を走らすジェイミー達だったが、
イングランド兵に追いかけられ、銃撃にルパートが片目をやられる。
気を失ったルパートの馬にドゥーガルが移りなんとか彼を馬から落ちずに済む。





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ぎゃ〜〜〜〜!!!
ルパート?!大丈夫だよね?!



イングランド兵を巻いて、寂れた教会に辿り着く一行。
マータフは、先を急いだ方がいいとジェイミーに助言するが、
ルパートの治療が一刻を争う為止むなく教会へ。
教会には、先に着いたロス達が居た。



ルパートは奇跡的に脳が無事だった、
急いで、弾を取り出す手術をし始めるクレア。
目にナイフを入れる…ルパートの叫び声が教会に響き渡る。

辺りは暗くなり、ルパートも一命を取り留めた。
窓から外を見張っていたマータフが異変を感じる。
ーーーイングランド兵に見つかった!
外の見張りは捕えた、投降しろと叫んでいる。



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一難去ってまた一難(泣)
放っといてくれよ〜〜〜。



応戦しようにも教会の藁葺き屋根に火をつけられたら終わり。
ーーージェイミーは、
自分がお尋ね者だから投降して皆を見逃してくれるよう交渉すると言う。
英雄気取りはよせと止めるドゥーガル。
皆を守る為ならこの身を捧げてもいいとジェイミー。
今まさに出て行こうとする彼にいい手があると
クレアは、『助けて!お願い!』叫ぶ。



捕虜がいると分かれば火は放たれないと止めるジェイミーに
クレアは、以前みたいに自分を取引の材料にしてと言う。
彼女の声がイングランド兵に伝り、イングランドの女がいるのなら解放しろと
捕虜を手放す気はない!クレアに応じるドゥーガル、
それを阻止しようと彼を殴り、
クレアを行かせたくないジェイミー。
『従うのよ頑固者!』とクレア
『絶対に嫌だ』とジェイミー
『私は領主婦人よ みんなを守る義務がある』



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ジェイミーはカッコイイけどクレアも肝っ玉度が凄い!
どちらもお互いを思う気持ち強くて…
頑固者同士お似合いです。




ドゥーガルが出て、
イングランド女性の捕虜と馬&武器を渡せば
見逃してもらうようイングランド兵と交渉する。

必ず助けに行くと約束を交わし
嘘がバレないよう気絶したふりをして、
ジェイミーに抱かれ外に出ようとすが、
お尋ね者のレッド・ジェイミーだとバレるとまずいと
ドゥーガルが、クレアを抱いて外に出る。




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クレアをドゥーガルに渡した後の
寂しそうなジェイミーの表情
…喪失感がハンパない(泣)



武器&馬とそして、クレアをイングランド兵の渡した
ドゥーガル達、それを教会内の窓からそっと見守るジェイミー。
クレアの無事が確認出来ると彼等は、出発して行った。

ジェイミーは、ドゥーガルにロイをはじめ領民達を任せて
マータフと共にクレアの後を追う。

クライチに着き、宿に入いるイングランド兵とクレア達。
それをそっと見守る姿があった、
道端に居た、ヒュー・モンローがクレアの姿に気づき目を見張る。

宿の扉には、お尋ね者の張り紙がしてあり
ジェイミーとチャールズ王子の似顔絵が描かれていた。



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ヒュー・モンロー、再登場!!!
シーズン1で登場した時よりも凛々しい☆
真剣な顔つきが別人みたい。


朝出発する時にクレアは、
中尉からケジックではなくベルモンドへ行く告げられ動揺する。
ジェイミー達は、自分がケジックへ連れていかれると考えていた
場所とは違う。
イングランド人の屋敷にクレアを預けると言うのだ。

宿から出て来たクレアの前にヒュー・モンローが!
それに気づいた中尉がクレアを守ろうと彼を突き飛ばす。
倒れた彼を抱き起こしながら、ジェイミーに伝えてとささやく。
そして、
中尉との会話を彼に聞かせて、自分の居場所を分かるようにする
頷き合うクレアとヒュー・モンロー。




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クレアってば、機転が利くのよね〜。
さすがです。



立派な大きな屋敷に着いたクレア達、
家主を待っているとーーーー
そこには、なんとサンドリンガム公爵が現れる。
中尉は、大尉からの手紙を渡し、
昨晩、保護したクレアを預かって欲しいと告げる。
意外な再会に探り合うクレアと公爵。




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嫌〜〜〜〜な感じの公爵。
シーズン1やパリ編とはカツラの感じが違って、こじんまりしていますが
子憎たらしい感じは以前のまま。



その頃、ジェイミーとマータフは、馬を調達しようと草むらの中。
クレアと結婚したのを後悔した事はないのか?というマータフの問いに
『ない、一度も』と即答するジェイミー。



即答ですよ!即答。
マータフは、クレアが妻だったら後悔だらけそう(苦笑)
やれやれって感じですよね。



優雅に食事を取るクレアと公爵。
探り合いの会話を続ける2人。
クレアは、何故、中尉に自分の素性を明かさなかったか問うが
ユーモラスに茶化しながらも公爵の腹黒い真相が見え隠れする。
公爵は、ジャコバイトの疑惑をもたれロンドン塔に幽閉されていた。
釈放されても疑いが晴れず、公爵の監視の為、
屋敷には、物資の補給の駐留とは名目上で、軍の兵士が取り囲んでいるのだった。
窓の外には所々、イングランド兵が見張りをしているのが見える。
公爵は、ジェイミーがクレアを助けに来る事を考慮して、
自分も一緒に出られるように彼女の事を中尉に漏らさなかったと言うのだ。

公爵は、クレアの居場所をジェイミーに知らせる手紙を届けるのを
引き換えに自分を助けるよう交換条件を出す。
承諾したクレアは、もしもの時の事を考え、ゲール語で手紙をしたためる。
ヘイゼルメア砦に向かっている流れ者のモンローに渡してと
彼がジェイミーに届けてくれると託す。



<画像出典元:http://www.farfarawaysite.com/section/

なんだか裏がありそうな公爵の申し出…
クレアのゲール語?!え?!書けるの?!それも疑問。



そこへ、メアリーが入って来る。
なんとサンドリンガム公爵はメアリーの名付け親だと言うのだ。
メアリーは、公爵の私欲の為に国王の支持者で裕福な商人と婚約させられていた。



公爵の使者がモンローを探して馬を走らせる。
先を急ぐ彼の姿を使者が見つける。
林へ逃げ込むモンローを使者が追うと
モンローは、彼に襲いかかるが、公爵の使いでクレアからジェイミーへの
手紙を携えている事を告げるとそれを受け取り、先を急ぐ。




屋敷では、公爵が従者を連れて
指揮官が兵を撤退させてくれると朗報を伝えに来た。
公爵の外套を受け取る従者の手を見てクレアはハッとする。
手にある大きな痣には見覚えが合った…
パリでクレア&メアリー襲った一団の一人の特徴。
唯一覚えていた痣…
クレアの表情に公爵が気づく…
彼女は、従者はいつから従者だと尋ね…更に問いつめると
公爵は、従者ダントンにヘマをしたな!と怒る。



大きな痣…
いつぞやのエピのサブタイトルで、馬車に細工する者の手にもありましたね。
そして、パリの襲撃事件の時、クレアが目にした、唯一の手がかり。



公爵が仕組んだ事と分かったクレアは、更に問いつめる。
メアリーが襲われたのは手違いだった事。
サン・ジェルマン伯爵はクレアの殺害を企てたが自分にはそのつもりはなかったと。
公爵は、サン・ジェルマン伯爵に借金をしており、
返済する術がなく、クレアを殺害依頼を受けたがなんとか
説得しようとし男に襲わせるに留めた事。
命があるのは、自分のおかげだから感謝しろと言うのだ



ジェイミーが来るのに軍を退けた事を後悔するとクレアだったが、
公爵は、彼が来る事を大尉に話した上、
裏切り者のイングランド女性とジェイミーを差し出せば、
国王への忠誠心が証明され、自分の疑いは晴れるだろうと
そう言って、クレアを部屋へ閉じ込める公爵だった。




ずる賢い嫌な男です。
自分が生き延びる為なら手段を選ばない!
飄々と悪巧みをして自らの手を汚さない…
クレアが彼を見る表情が絶妙。




ーーーヒュー・モンローは、
無事にジェイミー達に出逢え、クレアから預かった手紙を渡す。
ジェイミーとマータフ2人で手紙を読もうとするが
ゲール語でスペルの誤りが解読するのが大変。
なんとかサンドリンガム公爵と言うのが分かり、
ヒュー・モンローの案内で屋敷に向かう。




ジェイミーとマータフでクレアの
ハチャメチャなゲール語を解読するのが可笑しかった。
マータフのあきれ顔がグー!




閉じ込められた部屋の窓からクレアはヒューの姿を見る。
どうにかしなければ部屋を見渡しているとメアリーが現れた。
何故部屋に鍵が掛かっているの?
とにかく逃げる事を伝えるとメアリーも一緒に行くと言う。
クレアは、彼女に流れ者<ヒュー・モンロー>を探して、
ジェイミーへ兵士待ち伏せしていて罠だとを伝える様にお願いする。
が、メアリーは、流れ者と話すのを嫌がるので、クレアが探しに行く。


慎重に見つからないように屋敷を移動するクレア。
キッチンを通り抜けようとすると、
ーーー後一歩の所で、声を掛けられてしまう。
サンドリンガム公爵が夜食を取っていたのだ。
テーブルに向かい合い、公爵はサン・ジェルマン伯爵の話を
根掘り葉掘り聞いてくる。
彼の向こうのキャビネットの上の食べ物に刺さっているナイフに目が行く。
何か頂くわとナイフを取りに向かおうとすると
公爵がいち早く気づき、クレアが手にする前にナイフを取った。

ーーーそこへメアリーがやって来る。
公爵は、お腹が空いたと言う彼女にクレアが奪おうとしたナイフで
食べ物を乱暴に刺し皿に盛り、それを彼女に渡すとベットへ戻れと言いつける。

メアリーは、部屋へは、戻らず、外へと玄関の扉を開けると
そこには、イングランド兵が!
その兵士を気絶させるモンロー。
メアリーは、即座に彼にクレアの居場所と罠だと言う事を彼に告げる。
背後から従者ダントンの声が…
何処へ行く?!メアリーの腕を掴み捕える。
その隙にモンローは兵士の足を掴んでその場から去り…
ダントンは、玄関の扉を閉める。


ーーー厨房で向き合って食事をする公爵とクレア。
執拗にサン・ジェルマン伯爵の死の真相を知りたがる公爵。
あきれ顔のクレア…
そこへダントンがメアリーを連れて入って来る。
『結婚が嫌で逃げようとした』と
いいからベットに戻れと邪険に扱われ、ダントンに連れて行かれるメアリー。

ーーー向かう扉が開き、ジェイミーが現れた!
驚く公爵&ダントン。
ダントンは咄嗟にクレアを捕え喉元にナイフを突きつける。

『クレア!!!』


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何故かカツラをかぶる公爵。
ジェイミーの登場に驚きを隠せない。

睨みあうダントンとジェイミー。
武器を捨てて下がれと言うダントンに従い短剣を床に落とす

ーーーその時、
ダントンの背後の扉からマータフが現れる!
背後に目をやる彼、
その一瞬の隙にジェイミーがダントンの脇腹に一撃を食らわす。
組み合い、ダントンを床に投げつける。
『パリの襲撃犯よ!』とクレアが叫ぶ。
その一言に呆然とするメアリー。

ジェイミーがダントンと組み合っていると
彼は、公爵に命じられただけだ!と
クレアが『そうよ、公爵がサン・ジェルマンと共謀したの』と言う。
彼を殴りつけ、ジェイミーは、公爵を睨む。
じりじりと公爵に迫るジェイミーに言い訳を垂れ流す
それをクレアは『あなたの指示よ』と
ジェイミーは、公爵の首を締め上げて、カツラを剥ぎ取る。
『あなたの事はよく知っている。保身しか頭にない男だ』
心を入れ替えると言う公爵を胸を押す、マータフに向かって…


<画像出典元:http://www.farfarawaysite.com/section/


メアリーは床に落ちていたナイフを拾い、
起き上がろうとしていたダントンの胸下へ突き刺す!
『メアリー!!!』驚くクレア。

それを見て、逃げようとする公爵にマータフは斧を振りかざす。
そして、床に倒れた公爵に更に…

怯えるクレア&メアリー。
悲痛な叫びを漏らす。
ジェイミーは、黙ってそれを苦渋の顔で見つめる。

マータフは、伯爵の首を掴むと、
クレアとメアリーの前へゆっくりと歩み寄り、跪くと
『約束した 復讐させてやると』と告げる。
頷き合うマータフ、クレア。


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メアリーが『逃げた方がいい』と
4人は、公爵の死体を跨ぎ、厨房から出て行く…










予告編!!!
↓↓↓
Outlander | Episode 212 Preview | STARZ

<STARZさんよりお借りしました>








10話からビックリする事が多かったですが、
この回も細かい所で、
おぉ〜そう来たかっっっっ!と思うのが多かったです。
原作と比べるともりはないのですが、
知っていると…どうなるのかはやっぱり気になる所。


シリアスな中でも所々笑えるシーンがあるのが
この作品の魅力の一つですよね〜。会話の妙!

今回、良かった〜と思ったのは、ヒュー・モンロー!
好きなキャラクターなので、本当に無事で良かった
ジェイミーとの再会シーンもやはり微笑ましい
いい関係ですね

クレアのはちゃめちゃゲール語の手紙のくだんもめっさ面白かった!
マータフの表情

それとルパート!!!
片目はやられてしまいましたが、なんとか生き延びた。
冗談を言いつつ治療を受けて、彼の明るさもドラマに良いエッセンス

ファーガスが何気に賢かったり、『気絶していけば』とかナイスなアドバイス!

ジェイミーのクレアを渡さない!っと言う強い意志と
クレアの更に上を行く意地の突っ張り合いがまた
2人の強い想いが衝突するシーンは、ドキドキします。



クレア&ジェイミーのシーンは、やはりどれも好きなのですが、
今回は、初めてゲール語に字幕付きの素敵シーンがありましたね〜!
ジェイミーのゲール語の響きにやられた〜〜〜〜〜!!!


ほのぼもシーンもあったりして、ホッとした。
この感じいいですよね〜

<画像出典元:https://www.instagram.com/





サンドリンガム公爵とのシーンも緊張感があって見応え十分!
クレアとのやり取りの会話が良かった。
公爵はとんでもなくいけ好かない野郎ですが…
俳優のさんが巧過ぎて、すんげぇ悪巧みしている顔や憎たらしい顔を
見せるのですが、どこかユーモラスなんですよねぇ。
ホント巧い!


驚いたのは、まさかメアリーが自分を襲った犯人を自らの手で下した事!
弱々しい彼女からは想像できない、なかなか勇敢な行動だ。
ただその場に居たら人間の心理として…
衝動的に同じ行動を取ってしまうだろうなとは思う。


マータフは、誓い通り、犯人の首を取った訳ですが、
いやはや生々しい、衝撃的なシーンだありました。
原作には、殺害シーンはなかったので…まぁ、びっくりでした。
1回じゃなく1回も斧を振り落としてるし
ぎゃ〜〜〜〜〜っっっっっ!!!ぎゃ〜〜〜〜〜〜っっっ!!!
て思いながら視てました。夜中なので声が出せない
斧とかトマホークとか苦手。
鋭利じゃないから痛そうっっっ。←そう言う問題?!


メアリーもクレアもマータフの掲げる首をしっかり見てましたね。
そりゃ、もう、唖然と釘付けになるしかないが…


最後のカットも公爵の首なし死体が…
うううう…

でも幸いにして、悪い夢は見ませんでしたよ(苦笑)



よく出来ていますよね〜妙に嬉しそう(笑)

<画像出典元:https://www.instagram.com/






11話の解説です。
↓↓↓
Outlander | Inside - Episode 211 'Vengeance Is Mine'

<The Outlander Br 2さんよりお借りしました>


サムさんの11話解説です。
↓↓↓
Outlander Recap Season 2 Episode 11 With Sam Heughan

<Varietyさんよりお借りしました>









ドラマ:『Outlander ~アウトランダー~』season2:#10話

2016-06-29 | Outlander season2/story
サムさんお気に入りのエピ10話です!

ついについにレッド・ジェイミー!
兎にも角にも予告編を視てから、楽しみにしていた回。

哀しいエピでもありますが、
期待を裏切らない、いや期待以上の出来映えに
視終わった後、いささか興奮していました。

今の所、シーズン2の中で1か2位くらい好きなエピです。
皆さんはいかがでしたか〜〜〜〜???

演出&サントラがヤバかった〜〜〜〜!!!!






* ネタばれ注意 *






episode2~PRESTONPANS
苦い酒




クレアは、死体を前に佇む…
反乱が始まってから、どれだけの死体を見て来ただろう…
目の前の死体は、ハイランダーで、赤軍<イングランド軍>に殺されたのであろう。

防ごうと思っていた反乱は始まってしまい、後は勝利を望むだけだが、
歴史は変えられるのだろうか???
クレアは、数えきれない戦死者を見て来た…




ーーーグロテスクな死体を見せ、過酷な内乱を見せる
後になってチャールズが言う、同じ人種で戦う事の愚かさ。
その滑稽までな哀しみが
戦争経験者で歴史を知る憂うクレアから、蝕まれる死体から感じさせる。
ーーー戦とは愚かなものだ。



<画像出典元:http://www.farfarawaysite.com

停滞するジャコバイトとイングランド軍。
イングランドへ攻撃を仕掛けたい側と現状維持を唱える者とで
意見は真っ二つに別れていた。
即座に攻撃をと補給係将校のオサリヴァン。
リスクを考慮して、反対するマレー指揮官。
2つを分つ睨み合いの問題は、間のトラネント草原、だったが、
ジェイミーは、総攻撃を仕掛けたとして、草原とはなばかりの泥沼に
馬を取られてしまったら、敵に銃口の標的になってしまうと反論するが
臆病呼ばわれしてしまう。
王子は、話し合いを提案するが、結局、会議はまとまらずに解散。



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王子は、ジェイミーから、野戦病院を設営しようとするクレアに
ジャコバイトより先にイングランド兵を治療しろと命ずる。





野営地では、アンガスがラリーブロッホの小作人のキンケイドにちょっかい出していた、
アンガス&ルパートは、戦士でない彼等が戦場に出るのが気に食わない。
アンガスは、キンケイドにに短剣の刃を向ける。
そこへジェイミーがやって来て、事なきを得たが、
なかなか戦いが始まらない彼等は、業を煮やしていた。
ジェイミーは、沼地のへ偵察へ行く事が先決とし、
ドゥーガルにかって出る様に仕向ける。



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ドゥーガルに話があるって
寝ている彼を足で蹴るジェイミーがイカす!
そして、コラム譲りの狡猾なやり口で、巧い具合にドゥーガルを
偵察に行かせる手腕がさすがです。
してやったりのにやり顔のジェイミーがまたイカす!



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騎乗して、一人沼地へ向かうドゥーガル
野営地にいる人々がそれに気づき、次々に彼の姿を追う。
沼地へ降りて行くのを上で見守るジャコバイト兵達。
沼地の向こうには野営するイングランド兵達が見える。
ドゥーガルの姿に気づいたイングランド兵達は、隊列を組み見始め、銃を構える。



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チャールズ王子も見守る中、進むドゥーガルだったが、
ある程度まで来ると、馬が足を取られる程の泥沼で、
身動きが出来なくなってしまう、そこへイングランド兵の銃撃が始まる。
馬やドゥーガルをかすめていく銃撃。
ーーー仕事は十分に果たしたと陣地へ戻る。

そんな勇敢なドゥーガルを大きな喝采で迎えるジャコバイト兵達。
彼に抱きつき、褒め称える王子。



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ドゥーガルに思い切り抱きつく王子。
心根は、優しいのよね〜〜〜。




ドゥーガルの成果で、トラネント草原を越えての攻撃を断念した今、
王子は、膠着状態を打開しろと言うが…


一方、クレアは、戦いを前に野戦病院を立ち上げ、
手伝ってくれる女性達に役割を説明していた。
ファーガスは、戦いに参加出来なくて不満そうだ。

ーーーその夜、クレアが準備をしていると、
ファーガスが司令官を探しているという男を連れて来る。
その男、リチャード・アンダーソンは、
この土地に生まれ育ち、イングランド兵が野営している場所に詳しく、
沼地を避けられる道があると言うのだ。

王子、マレー卿、ジェイミーは地図を広げアンダーソンの言う道を確認する。
地図には乗っていない、昼間でも見つけにくい為、敵に気づかれずに野営地へ行ける道。
アンダーソンは、道案内を引き受けてくれ、ーーー王子は、決行を命じた。





ロスとキンケイドがお互いにもしもの時には、
自分のものはお前のものと約束を交わしているのを見て、
アンガスは、ルパートに『剣をやる』と同じように話を持って行き、
約束を交わそうとするが、不吉な事を言うなと断られてしまう。

ーーー黙々と短剣を研ぐマータフにジェイミーは声を掛ける。
襲撃の己の責任の戦いと大義を持っての戦いとの違いに考えが及ぶと
頭から離れないと…
ジェイミーは、そんな彼にパリで反乱を止めようとして妻を失いそうになった
非は自分にあると…マータフも自分にもあると。
気持ちが分かれば慰めになるか?とジェイミーはマータフの肩に手を置く。
慰めになるとマータフ。



ジェイミーとクレアにファーガスは自分も一緒に戦いに行きたいと言い出す。
火の番は誰がするの?とクレア。
ジェイミーも『誰が女達を守るんだ?』
『領主婦人の護衛はどうする?お前にしか任せられない』と残るように言う。


Outlander | Ep. 210 Clip: I Want to Fight | STARZ

<STARZさんよりお借りしました>


ーーーそこへ、マターフ、アンガス&ルパートが時間だとやって来る。

『必ず勝てるわ』と3人の前に出るクレア。
キスをねだるアンガスには頬にキスを。
ルパートは、別れは言わない、次に合う時に勝利の抱擁を交わし酒を飲もうと
マータフへは『ジェイミーをお願い』と『いつでも』と。

そして、ジェイミーとは口づけを交わし『戦って来て』
ジェイミーは、クレアを見つめたまま後ずさりおじぎをし…
戦場へと向かって行った。



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今までも何度か別れのシーンが登場して来ましたが、
その度に2人の表情が違うんですよね〜。
サムとカトリーナの演技には驚かされます。



アンダーソンの先導で、霧が立ちこめる道なき道を進むジェイミー達。
ーーーその中にファーガスの姿があった。

野営地近くまで来て、アンダーソンは、引き返し、
ジェイミーは、王子を留まらせるようマレー司令官に伝える
が、王子は、自分の軍だから一緒に行く言い張る。
そんな彼をジェイミーは、なんとか説得する。



ここのやり取りも好きだな〜〜〜。



野戦病院では、クレアが女達に指示を出す。
ーーー緊張感が漂う。




ここから、バックのBGMにドッドッドッと言う音が刻まれ始める
まるで、それぞれの心臓の鼓動を表現しているような…
緊張からの早い脈打ちのような…
自分の鼓動のような気がしてこっちまで緊張する。



軍を指揮するのはジェイミー。
羽織っていたキルトを肩から降ろす指示をして…
タイミングを見計らい、突撃の指示をする…



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剣や斧を掲げ、霧の中を走るハイランダー
ドドドドドッッ〜〜〜〜〜
彼等の突進して来る音が大地に響く…
ジェイミーの雄叫び!
立ったままうたた寝をしていたイングランド兵を斬りつける!
叫びながら怒涛のごとく進撃するジャコバイト軍、
戸惑うイングランド兵達。



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ーーー戦いのうねりは、野営病院まで届いていた。
祈りを捧げる女性もいる。


イングランド兵を圧倒するジャコバイト軍、
次々と剣で斬りつける…




うへぇ〜目玉が飛び出してるぅ…(泣)
かなり生々しい戦闘シーンが圧巻です。



野営病院は、怪我した兵士が運ばれて来て、
クレアを始め女性達は懸命に看護していてた…
ーーーーそこへロスがキンケイドを抱えて来た。
クレアが看るが…すでに息絶えていた。
呆然とするロス。

戦場では、周りの惨劇を怯え、返り血を浴びるファーガスの姿があった…
怯えて、横たえるイングランド兵、跨いで先を進むジャコバイト兵。
腕を切断され途方に暮れるイングランド兵…
逃げ惑うイングランド兵に戻れと指示する指揮官。

ーーーその指揮官に胸を斬りつけられるルパート。



野営病院にイングランド兵の怪我をした捕虜がやって来る。
女性達に指示をして、重症な者から手当をしようとしていると
そこへ、アンガスがルパートを診てくれとやって来る。
すぐ行くといいつつイングランド兵を診ようとするクレアに
アンガスが『NO!!!!』と叫ぶ
急いで、ルパートを診るクレア。
心配そうに側から離れないアンガス『死ぬなんて許せない』
脇腹から胸辺りまでざっくりと深く斬られていた…
早く縫わなければと
ルパートは、アンガスを気にしている…粉々になったのでは?!

懸命に傷口を縫うクレア、それをじっと見つめるアンガス。




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ーーールパートが斬りつけられ、身動きが取れなくなっている時、
彼に向かってくる兵士を銃で救ったのはアンガスだった。
だが、その直後、砲撃がアンガスのすぐ後ろに落ちた、はね飛ばされる!
倒れ込む2人…



クレアが格好良かった!
アンガスもクレアの腕を信用しているのが分かったし
ただただルパートを助けたかったのね。



ルパートが気になって側を離れられないアンガス。
クレアは、アンガスの目や吐き気はあるか様子を診るが彼は大丈夫と言う。
ルパートを診ているように頼むと
ーーーそこへ、血まみれのジェイミーが入って来た。

俺達が勝ったぞ、サセナッフ

ーーー2人は、ひっしと抱き合う。
クレアは、ジェイミーの体をチェックする。
どこにも怪我はないか?
そして、ファーガスは?



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クレアは、外に居るファーガスに駆け寄り抱きしめる。
『敵の兵士を殺した』と呆然としている『とっても疲れた』
掛ける言葉も見つからず、ぎゅっと抱きめるクレア。


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クレアの姿を見てニパっと笑顔になるジェイミーが可愛い!
そして、ジェイミーの無事に満面の笑顔を向けるクレアも可愛い!
ひっしっっと抱き合う姿もただただ胸が痛いぜ〜〜〜。
血まみれなんて気にしない!
クレアがファーガスをぎゅうぎゅう抱きしめるのも好き。




戦場では、ドゥーガルが倒れた兵士にとどめを刺して回っていた。
そんな彼に声を掛ける者がいた。
負傷したフォスター中尉だった!
クレアを保護しようとドゥーガルと共にブロックトンへ行った
トーマス卿の部下だ。
捕虜として手当をお願いするフォスター中尉だったが、笑って拒絶する。
ジャコバイトの勝利は、つかの間で、反乱は成功しないと言う彼を
ドゥーガルは、殺してしまうのだった。



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ドゥーガルのイングランドに対する深い憎しみを感じさせられる
嫌〜〜〜なシーンでした。
ひと刺しひと刺しが執念深く。
そして、刺してから捻るってどうなのよ〜〜〜
もう本当に嫌なヤツ(泣)



野営病院では、キンケイドの亡骸に十字を切るロス、そして、アンガス。
彼に向かってロスは、『逃げなかった』と言う。頷くアンガス。

腹の肉で命拾いしたルパート
笑みが溢れるアンガス&マータフ、ジェイミー。
ジェイミーは、アンガスに休めと言って酒を渡す。ーーー長い夜だった。




ジェイミーってば、ルパートの事を『よく食う奴だった』
って過去形にしてしまいアンガス&マータフに白い目で見られるの図。
ちょっと可愛かった。



クレアは、ジェイミーの背中を見て、
シャツに馬の蹄鉄の跡みたいのがあると問うと
彼は、慌てて退却する将校に馬で踏みつけられたと言うのだ。
そんな彼に200キロに踏まれたのよ、出血がないか尿で調べるとガラスの容器を差し出す。

呆れ困り顔のジェイミー
何やら考えが浮かんだ様に…
負傷したイングランド兵にグラスを持っていろと『狙って入れる』
すると兵士は、入らない方に6ペンス賭けると言い出した。
愉快そうに男達が集まって来る。

ジェイミーが見事、容器に尿放出中に
辺りが騒然となる、チャールズ王子がやって来たのだ。




この辺のやりとりがユニークで楽しかった。
ジェイミーは、
周りを和やかにする術を生まれながらに持っているのよね〜。
王子の声に固まるジェイミーがキュート。




勝利の祝福を述べ
私は、双方の利益の為に来たのだと国は一つだと言う。


チャールズ王子って馬鹿なんだか天才なんだか
しかし、人を魅了する力は確かに持っていそうだ。


ーーー『勝利は我々のものだ!!!!』
戦いの興奮冷めやらぬ勢いでドゥーガルがやって来る。
王子に気づかず、ジェイミーの隣のイングランド兵を見て、
『皆殺しにしてやる!』と襲いかかる、それを止めるジェイミー。
チャールス王子の声でやっと正気に戻るドゥーガル。
イングランド兵をも父の臣民たちだと言う王子
ドゥーガルの頬を掴み『お前の兄弟なのだ』と
博愛の心はどこへ行った?とジェイミーにドゥーガルの名を
軍簿から抹消しろと命じそして、ドゥーガルに出口を指差す。
ジェイミーは、助け舟を出す。
口は悪いが彼は、真の戦士だと
彼を昇格させ、騎兵隊の指揮をさせ、敵の偵察と物資を立つ役目を
そして、王子も彼の顔を見ずに済む
『賢い男だな ジェームズ』と王子。

ドゥーガルは、ジェイミーに感謝するも
コラムの策略のように
自分をかばいつつも体よく追い出したと言うのだった。
微笑むジェイミー。



うほほ〜〜〜カッコイイ!
賢い男だなって言われていますよ〜。
賢い人に惹かれるわ〜。
血筋なんでしょうが、
パリで鍛え磨かれた感じですね。




ドゥーガルは、ルパートの容態をナンガスに聞くが急に倒れ込む。
クレアが駆け寄ると、
アンガスは、口から血が噴き出し、痙攣している。
腹を診ると紫色に変色していた、砲撃にやられ、内出血していたのだ。
『手だてはないのか?』ジェイミーに問われるクレアだったが、
苦しむアンガスを見つめるしか出来なかった…
何かを言いた気に側に居る仲間に瞳を移すアンガス
そして…息絶えてしまうのだった。
静かに十字を切るジェイミー。優しく頭に手をやるクレア。
呆然とするドゥーガル。

すると部屋の奥から唸り声がーーールパートだった。
無理矢理起き上がると、止めるマータフを振り切り、よろめきながら、
アンガスの傍らに置いてあった、鞘から剣を抜く。
そして、またベットへ戻ると、剣を胸にしてアンガスを見つめるのだった…
悲しみに包まれる…




外では、戦いの勝利の祝い酒で皆盛り上がっていた。
『勝利の味は甘いものでかと』とマータフ
ジェイミーは、『戦争は苦い味しかしない』と言う。
今回の戦いは、クレアの言った通りになった、
カローデンの悲劇も現実となる…?



<画像出典元:http://www.farfarawaysite.com


ルパートとロスが
相棒を失った悲しみを弔いの歌を酔っぱらいながら歌っている

♪♪♪王と永遠の平和に乾杯しよう♪
争いは終わり 繁栄の時がやって来る
命があるうちに酒を飲もう
死んじまったら 1滴も飲めない
もし乾杯しない奴がいたら 
死んだも同じ くたばってるのさ
死人と一緒に放っておけ♪♪♪







次回予告
↓↓↓
Outlander | Episode 211 Preview | STARZ

<STARZさんよりお借りしました>







アンガ〜〜〜〜〜〜ス!!!!!(涙)
まさかアンガスが死んでしまうなんて思っていなかった。
スティル画像を見たりして、きっとルパートなのねって、
原作もそうだし…覚悟していたら、
まさかまさかのアンガス…
オーマイ!!!

ルパートが可哀想
て、ルパートは、今後どうなるのかしら?!


アンガスを腕に苦しむ彼を見るクレアの表情が
カトリーナの演技が素晴らしかった
友人として医者としてのどうにも出来なかった悲しみが
驚きとなす術無く、ただただ涙を溜めて見つめる瞳が切ない。
その全てが凝縮された表情だった…



アンガス役のスティーブン・ウォルターズ氏が
ファンに向けて歌ってくれました
↓↓↓
A LITTLE DITTY FOR THE FANS!!


キャスト&ファンへ向けての歌
Diana Garribaldi Blues

<Stephen Waltersさんよりお借りしました>



今回は、やはり、戦闘シーンが見事でした!
臨場感あるカメラワークと演出、センスいいですよね〜。
ぐいぐい引込まれて行ってしまいました。
欲を言うなれば、もっとレッド・ジェイミーを映してもらいたかった。

戦いに行くもの&見送って待つもの
どちらの緊張もきちんと伝わって来ました。
見ながら本当にドキドキしてしまった。

策略、悲しみ、ユーモラスな笑いも合って
1話でてんこ盛りなエピでした。

昔から、策士が好きなので、
ジェイミーの今回の(王子曰く)賢い感じが凄い良かったです。
緊張感だけでなく楽しいシーンもあったりで、
王子とジェイミーの会話とか馬に踏まれたジェイミーのくだんとか
だから耐えられたのかもしれません。
それじゃなかったら、悲しくて、悲しくて



避けられないカローデンの悲劇…
物語これからそれに向かって行くのですね
分かっちゃいるけど…
どうにかなんないかなぁ〜と思ってしまったり。






10話の解説
↓↓↓
Outlander | Inside - Episode 210 "Prestonpans" (HD)

<Outlander Americaさんよりお借りしました>


サムさん、10話を語る。
↓↓↓
Outlander Recap: Sam Heughan Talks Prestonpans - Season 2 Episode 10

<Varietyさんよりお借りしました>






ドラマ:『Outlander ~アウトランダー~』season2:#9話

2016-06-21 | Outlander season2/story
残す所、後3話
段々ときな臭くなって来ました…

今回は、原作にはないエピが盛り込まれており
どうやら色々と物議を交わされていたようですが…
ご覧になられた方はいかがだったでしょうか?!

そのエピに関しては、視る前に記事でちょろっと目にしただけで
予備知識はなかったですが、
個人的には、割とすんなりと視れたような気がします。

2度視ると他のエピにも生かされている伏線だったりするのに気が付き、
やはりよく練られているなぁ〜とまたまた感服致しました






* ネタばれ注意 *






episode2~JE SUIS PREST
ジュ・スウィ・プレ




クレアとジェイミーは、マータフと合流する為にクリフへ向かった。
城を後にした時には、100名いた領民達だったが、
不満を感じるもの30名が離脱してしまい、ヤング・サイモンは
彼等を説得しに戻るのだった。
ラヴァット卿が精鋭隊を手元に残し、
ヤング・サイモンと共に向かわせたのは、軍隊経験のない領民達ばかりだった。


<画像出典元:http://www.farfarawaysite.com

クリフに着いて、マターフとファーガスと無事に会え、
更にアンガス&ルパート姿が見せ
お互いに喜びの再会を果たすのだった。
ーーーが、ウィリーの姿が見えない。
アイルランドの女性と結婚してアメリカに行ってしまったと言うのだ。
彼を裏切り者呼ばわりするアンガスにクレアは結婚はいいものよとクレア。




<画像出典元:https://www.instagram.com/

Outlander | Clip - Episode 209 "Je Suis Prest" SNEAK PEEK Two Beloved Characters Return

<Outlander Americaさんよりお借りしました>

ファーガスがクレアに抱きつくのが可愛い
愛おしいねぇ〜。
マータフの優しい眼差しもほっこりするし
そして、ついに再登場、アンガス&ルパート!!!
待ってました!
やはり、いいですね〜〜〜2人居ると明るくなります。
ウィリーは残念ですが
いい味出していたのにねぇ。
どうやら、俳優さんの調整が付かなかったようです。



ーーーそして、ドゥーガルが現れた。
相変わらずの彼は、マッケンジー=コラムが中立の立場を取ったことを不服とし、
アンガス&ルパートと3人だけでジャコバイトの活動に心と剣を捧げるべく
参上したと言うのだ。
彼は、ジェイミーが活動に加わった事に喜べを現し、
スコットランドに勝利をと告げるのだった。



ドゥーガル!!!
変わらないね〜〜〜。
相変わらずなその態度、言い草。
アクが強い!




武器を持った事のない、集まった領民達を
王子の軍に加わる前に兵を鍛える日々が始まる…

が行進さえままならない彼等に先が思いやられる
マータフ&ジェイミーだった。



<画像出典元:http://www.farfarawaysite.com

Outlander | Ep. 209 Clip: Murtagh Trains the Troops | STARZ

<STARZさんよりお借りしました>

それを見つめるクレア…
蘇って来る200年後の戦争の軍隊の整列の号令の光景…。

ファーガスが彼等とクリケットで遊んでいる姿を見て
またフラッシュバックが…
クリケットをする兵士達の姿がまざまさと浮かんで来る。




段々とクレアが未来の先の戦争の光景を思い出し、
蝕まれて行く姿が辛そうで、なんとも痛ましい…
何がクレアを怯えさせているの?



ジェイミー、マータフ、ドゥーガル達は
一丸となって、集まった領民達に剣術や戦い方を教え込むんで行く。

早く王子と合流したいドゥーガルだったが、
戦いの準備が出来ていない小作人達を戦場に出せないとマータフ&ジェイミー。
ーーーそして、
フラシュバックに悩まされるクレア。
部屋で頭を抱える彼女の姿を見て、
最近口数が少ないと心配するジェイミーだったが
準備に忙しいだけと答える。

ジェイミーが落としたクランの紋章…
ジュ・スウィ・プレ『覚悟はできた』

<画像出典元:https://www.instagram.com/

ーーーあの日あの時、出逢ったアメリカ兵の彼等の事。
彼等の制服の空挺師団の腕章がオーバーラップする。
そのクレアの不安そうな様子を見て、
『すまない』とクレアに跪き必ず君を守り抜くと告げる。
『大丈夫』とクレア。





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なかなかうまく統率出来ない領民達に
ジェイミーは語り始める…
ユーモアを持って、だが厳しく
そして、いかに近代軍隊の要素が必要かを
自らのフランスでの経験をありありと伝えて行く…。

彼の巧みな説得力のある口調に徐々に引込まれて行く彼等。
ーーー心をひとつにゲール語で叫ぶ!

が、その時、雄叫びとともにドゥーガル達が剣を手に走って向かって来た。

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上半身裸で泥を塗り、猛々しいその姿に
驚いて、列を見出し逃げる領民達…

こうやって、赤軍と戦うのがハイランダーだとドゥーガル。
ジェイミーは、冷静にその先方は万能ではないと抵抗し、
これまでは叔父として敬ってきたが、
共に戦うなら自分の指示に従ってもらうと出来ぬのなら
去ってくれと戦いへの強い意志を突きつけるのだった。



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短い間に様々な体験をしたジェイミーは、
もうドゥーガルの知っている若造では無くなっていた。
純粋で真っすぐな青年ではない…そう思うとちょっと切ないけど。




そんなジェイミーの意志を変えるべく
ドゥーガルは、遠回しにクレアに助言してもらおうと打診する。
クレアは、そんな彼を利己的なナルシストと言い放ち、
反乱に加わるのはスコットランドの為ではなく自分の為だろうと突っぱねる。
ドゥーガルは、彼女の言う事も一理あると認めるが、
自分は、スコットランドを愛しており、
真の王を復位させる為なら命も捧げると言うのだった。



それからも訓練の日々は続く…
努力のかいあって、少しづつだが形になって来た領民達…
一方、この所、
気分にムラのあるクレアの様子が気になっているジェイミー。
マータフと2人、心配そうに彼女を見つめる。



足を手入れしないアンガスに対して、
細胞が壊疽して足を切るハメになるのよ!と
必要以上に怒りの感情をぶつけるクレア。
たいしたことない!と笑うアンガス。

また、クレアは、軍隊に居た頃の光景を思い出す。
兵士達に寝る前に靴下を脱ぎ衛生を保ように説明する自分の姿を…
彼女の説明をちゃんと上の空の兵士。
彼に対して、聞いているの?!
アンガスに強い口調で言っていた…
現実と過去の区別がつかなくなっているクレア。



ヒステリック気味になって来て
精神的に衰弱しているクレア…
いったい何が彼女の身に起こっているの?!




ドゥーガルが勝手に新兵を連れて来た。
見張りが怠り、彼等達を野営地に通してしまったのだ。
ドゥーガルは、彼等を志願兵だと彼が説明するが、
ジェイミーは、彼等に自分の意志で来たのかと問う。
反乱軍に加わるリスクを説明して、
自分は、指揮官とし、それでも志願する者がいるのか?
もし、去っても罰しないと言うと彼等はその場を去って行ってしまう。



格好良過ぎます、ジェイミー。
ごもっともな意見で!



勝つために兵を集めたいドゥーガル。
ジェイミーは、自分に従うと言った以上
他のクランに手をだすな大義を信じぬものは巻き込むなと言う。

御託を並べるだけのジェイミーに業を煮やすドゥーガル。
訓練ばかりで戦いに行かない、
訓練の成果もなく、見張りも出来ないだろうと言う。
同じ過ちは侵さないとドゥーガルと彼の部下に見張りを任せると命ずる。
そして、
ジェイミーは、見張りを怠った、ロスとキンケイドに鞭打ちの罰を与える。




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銃の訓練をしている所へクレアがやって来る…
次々と起こる発砲の音に身を竦める…
ジェイミーは、指示を与えながらも彼女のその様子がおかしい事を
気にして見つめる…
息があがってくるクレア…足早にその場を逃れようとしながらも
…耐えられず、近くの干し草の荷車荷の倒れ込む…

ーーーフラッシュバック
夜に野戦病院から車で移動中のクレアと兵士達、
突然の敵の襲撃に合い、車から放り出される。
助けを求める兵士の叫び声…
救いに行かねばと言う彼女は、止められる。
もう一人が助けに行くがドイツ兵に見つかり銃撃され…
クレア達が乗ってきた車が爆発する…
兵士の助けてと言う声が聞こえて来る…
耳を塞いで、恐怖にかがみ込むクレア。


朝、気が付くと、味方の兵士の声がする。
砂埃にまみれて倒れる彼女を見つけた兵士が声を掛ける。
『大丈夫か?』
しかし、『母さん、助けて』夕べの耳に残る残響…
震えながら耳を塞ぐ…

『モ・ニアン・ダウン』
ジェイミーの声で現実に戻らされる。
地面に縮こまり震える彼女をゆっくりと抱き起こすジェイミー。


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クレアは、戦場で起こった話をジェイミー話す。
兵士達を助けに行かなかった事を後悔しているクレア。
君は悪くない。
助けに行っていれば、君も命を落としていたとジェイミーは言うが、
自分でも分かっていたから心の中にしまい込んでいたと告げるクレア。
それを今、領民が兵士になろうとする姿と見て、
ルーカス達アメリカ兵の姿がまざまざと記憶から呼び起こされた。

戦いが起こらないように色々手を尽くして来たが、
今、自分は、戦場に赴く覚悟が出来ていないのかもと告げる。
そんなクレアにジェイミーは、君の戦いは終わった、これからは俺達の戦いだ。
クレアをファーガスにラリーブロッホへ送らせると言う。
しかし、クレアは、同じ事を繰り返したくないと
今度は、愛する人達から逃げたくないと無力なままで独り待つのは嫌と言う。
ジェイミーは、クレアを決してと独りにはしないと約束する。



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そんな体験をクレアは最前線でしていたのですね…
200年の時を越えて、また再び戦場へと赴くなんて!
なんて過酷な運命。
それでも尚、その身を受け入れ、
更に未来の戦争での出来事にきちんと向き合うとする彼女の強い意志!
凄い女性です。
ジェイミーが惚れるのも無理ないですね〜。





夜、用を足しているジェイミーに襲いかかる者がいた。
ーーー16歳の子供だった。

彼に尋問を始めるジェイミー。
明かりが見えたので偵察に来たと言う彼。
肝が据わっていて、ハレンチな反乱者、赤毛のジェイミーの脅しにも
なかなか口を割ろうとしない。


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ジェイミーが、熱した短剣を彼の顔へ押し付けようとした時、
『この暴力男!その子を放しなさいっっ』とクレアが前に出る。
自分が彼の身代わりになると一役打って出て来たのだ。
彼女の策に乗り始めるジェイミー。
『彼女の名誉が汚れたらどうだ?』と
クレアを羽交い締めにして、襲う素振りを見せる。
抵抗して叫ぶクレアに少年は、先ほどとは打って変わって動揺を示す。
『彼女を放せば何でも教える』

自分の名はウィリアム・グレイ…メルトン子爵の次男。
軍の規模、武器の数、軍の位置…

彼の言った事が本当だったら、
1キロ離れた木に縛っておけと部下に命じる。
嘘ならば、殺せと部下に命じる。
去り際、グレイは、不本意だが命の借りが出来たと
だが、いつ返す事があったら命を貰うと言う。




原作でも好きなエピソードの一つ。
原作の方がもっとちょっと過激な感じです。
ドラマ版は、クレア&ジェイミーのやり取りが
2人の無言の意思疎通が交わされて見事なコンビネーション!




グレイを野営地に通した者を罰する。
見張りはドゥーガルの部下だったが、軽卒な態度は誰であっても許されないと
明かりを漏らして奴を来させたのは、自分だとジェイミーは自ら、ムチ打ちを申し出る。
罰が終わったら、グレイから聞いた件に取りかかろうと。
ムチの音が領民達の間を響き渡る…



敵の野営地に忍び込み引っ掻き回すと灰で黒く顔を塗ったジェイミー。
ドゥーガルには、残って、惨めな見張りの任務を命ずる。



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敵の野営地から帰ってきたジェイミー、寝ているクレアに戦利品を投げ渡す。
彼が覆い被さって来て興奮収まらぬ様子で口付ける。
ーーー灰で汚れた彼の顔見て驚くクレア。
コマンドーだと言う彼、砲台のピンを抜き、車輪も燃やして大収穫だと意気揚揚。
それもグレイから敵の情報を得る為にクレアが身を投げ打ってくれたお陰だと言う。
砲台が役に立たなくなった事で、犠牲を未然に防げたのだ。



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これまた原作で好きなシーン
ジェイミーの頭脳プレー炸裂!
賢いのよね〜〜〜




<画像出典元:http://www.farfarawaysite.com

いよいよチャールズ王子の元へ出発する
訓練の成果もあり、規律を守り行進も様になっている。
堂々と彼等を率いる指揮官ジェイミー。
傍らにはクレア、ファーガスの姿も

王子の居る野営地を前にジェイミーはドゥーガルを呼び、
先に王子の元へ行き、到着を知らせるよう頼む。
彼は『仰せのままに』と喜んで引き受け馬を走らせる。

ジェイミーは『もう引き返せない』と傍らのクレアに告げる。
それに『そうね…ジュ・スウィ・プレ』と返すのだった。







次回予告!!!
↓↓↓
Outlander | Episode 210 Preview | STARZ

<STARZさんよりお借りしました>




今回のサブタイトル
フレイザーのモットー:フランス語のジュ・スウィ・プレ
意味は、『覚悟はできた』

ジェイミーのクランの領主&部隊の指揮官としての覚悟。
何としてでも自分達の土地を愛する人達と守ろうとする強い意志。
彼の肩にのしかかった様々な運命…
それを負う為に彼は強い意志と覚悟を持って戦いに向かう。
今回のジェイミーにはそれが見れました。
格好良かったなぁ〜。

クレアの覚悟。
過去の過ちを二度と繰り返さない、逃げ出さない、
ーーーそう決意して、
もう一度、戦争の中へ身を投じる覚悟が出来た。
大変な覚悟です。
でも今回は、側にジェイミーが居る。
決して独りにはしないと彼女に約束をしてくれた。
2人の運命はどうなって行くのでしょうか?!

今回のクレアのPTSDエピは、原作にはありません。
何故、これを入れて来たか非常に興味深いです。
詳しくは、記事などで読む事が出来ますが、
何せ英語が駄目なので詳しく分かりませんが
時間がある時に辞書片手に頑張ってみようと思っています。


何故入れなければならなかったのか?!
それを入れないでグレイのエピを長くしてくれれば
との意見もあるようですね。
わたしは、PTSDエピは、割とすんなり受け入れられたのですが、
正直、確かにジョン・グレイのエピはもうちょっと欲しかったですね。

ジョン・グレイは、原作では、今後ジェイミーと大きな関わりを持つ
大変重要なキャラクター、登場を期待に胸膨らませて待っていた
ファンも多いはず。
いかがだったでしょうかね〜???

ファーガス同様、次のシーズン?では、キャスティングが変わる訳ですが、
これまた探すの大変そう!?
何処に居るのかファーガス&ジョン・グレイ
ファンのお眼鏡に適う役者さんは見つかるのでしょうか?
これまた楽しみです。

ファーガスに関しては一部のファンの方がこの俳優さんを!と
製作者側へアピールしているみたいですが、<カナダの俳優さん>
どうなんでしょうかね〜。皆さん熱心です。



ーーー兎にも角にも
今回のジェイミーが格好良くてたまりません
領民達を指導する姿も言動も
堂々と叔父に命ずる姿もコマンドーの灰に塗った邪悪な顔も
クレアに対する眼差しも
シーズン1の青年とは違って、更に大人になって魅力的




次回は、レッド・ジェイミーが視れる回です。
いよいよついに戦場へ!
どうなるどうなる〜〜〜〜?!!!






9話のエンディングに使用されていた曲
エピとマッチしていて素敵な曲ですね〜。
↓↓↓
Outlander Season 2 Je Suis Prest Ending Theme Medley

<Mr. Question Markさんよりお借りしました>



9話解説です。
↓↓↓
Outlander | Inside - Episode 209 'Je Suis Prest'

<The Outlander Br 2さんよりお借りしました>