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「この世界には私が撮らなければ誰も見たことがないものがあるのだと信じています」by ダイアン・アーバス。   

不思議な因縁

2014-04-23 | コラム

現在、日本大通りにある新聞博物館で開催中の笹本恒子さんの写真展

笹本さんは東京日日新聞(現毎日新聞)でアルバイトしていた事があると書いてあるが、僕の父親が生きていれば、笹本さんと同じ100歳。

父親も日本テレビ開局するまで毎日新聞で新聞記者やっていたので知り合いだった可能性も無いとは言えない。

この新聞博物館で思い出すのは、三年ぐらい前にあった朝鮮動乱の展示会。

父親が亡くなる前に話してくれたのが、朝鮮動乱の時出した「号外」話。

父親は当時、毎日新聞で東亜地区担当記者だった。

特に朝鮮半島には興味があったらしい。

なので確かAP(通信社)から38度線で北と南が戦闘状態になったと言う情報入ってきた時、同僚と相談し、すぐに号外出した。

しかし他の通信社から情報入って来ない。

NHKからも毎日さん、号外の情報本当なんですか的電話がかかって来た。

こりゃデマ情報だったかなと同僚と2人で辞表出そうと思っていた所、世界中の通信社から朝鮮動乱情報が入ってきた。

毎日新聞のスクープ号外!。

僕はその号外を昔から見たいと思っていたので、何度もネット検索したけど全く情報無かった。

ある日、新聞博物館で満州事変の展示会がある事知った。

もしかしたらと思い、確か「新聞博物館 毎日新聞 号外」で検索したら、ブログに毎日新聞の号外が展示してあると書いている人がいた。

号外の写真を撮りたいと思い、ポートサイドステーションの和田さんに相談したら、偶然、静ちゃんが、ここの館長取材したばかりと言う事で連絡してくれ、コピーくれる事になった。

招待券もいただき観に行ったら展示室入った所に号外貼ってあったので驚いた。

それも3種類。(号外1種類だと思っていた)

朝鮮動乱情報流したAP(確か)の記者の事も書いてあり、いかにこの号外が貴重だったか分ったが、東京に住んでいたら、横浜でこんな展示会あるなんて知らなかったと思う。

横浜引っ越して来たのも何か不思議な因縁があるよーが気がする。(他にも父親関係であるので)

号外は、父親が眠る鎌倉霊園持って行き、見せた。

  

  (号外三種類)

(日本テレビ、報道局長か編成局長時代の父親)


 


 




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