画家藤田嗣治と詩人金子光晴は交友があったと今読んでいる本に書いてあった。
金子光晴は高校の国語の授業で知った。
確か金子の詩にワイングラスが出て来て、これが何を意味しているのかと先生が質問したので湖と僕は小さな声でつぶやいた。
「今誰か言ったが、湖だ」
嬉しかった。
たぶんその時、金子が戦争中に反戦詩を書き、自分の子どもが軍隊に招集されないよーにむちゃくちゃな事した事教わったんだと思う。(金子光晴の詩「招集」に書かれている)
それから何冊か金子の本を読んだが詩集は苦手なので読んでない。
本は今でも持っているし雑誌『面白半分』の追悼特別号もある。
亡くなった時、吉祥寺の家まで行こうかと思った。
その金子光晴と藤田嗣治が仲良かったなんて、なんか嬉しい。
そー言えば、『金子光晴自伝』途中まで読んで、そのままにしてある。
これも読まねば。