モジリア

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おじさんが読む「赤毛のアン」

おじさんが読む「赤毛のアン」(19)巨岩も動く

2011年12月08日 | おじさんが読む赤毛のアン
11・12・8

第19章



「音楽会と災難と告白」

巨岩も動く

ダイアナはアンに「チョッと来て!」と
二人で決めた伝達方法で伝える。

アンとダイアナを音楽会へ招きその晩、
客用寝室のベッドでアンとダイアナは夜を過ごす。

バーリー夫人の計画をアンに伝える。

マリラは音楽会も客用寝室で休むことにも反対する。

マシュウは毅然たる態度でマリラを諌める。

いつも控えめなマシュウが言葉に出して
自分の考えを主張することはない。

「そうさなァ」と云って言葉ではなく、
身体全体で自分の思いを示す。

この章では珍しく
マシュウは言葉で自分の思いを伝え、
マリラを諌める。

音楽会のあとバーリ夫人は
最高のもてなしとして企画した
客用寝室のベッドにアンとダイアナを泊める。

実は急に
ダイアナ父方の伯母バーリが来て、
客用寝室のベッドで休んでいた。

何も知らないアンとダイアナは
ベッドで飛び跳ねて歓びをあらわす。

不意を突かれたバーリーは怒る。

教育がなってない、と詰る。

バーリーを怒らせては他にもいろいろ不都合がある。

ぶんむくれにむくれているバーリーに
アンは謝りに行く。

アンの態度に打たれバーリーは
アンフアンに変身する。


おじさんは少し横道に逸れます。


バーリー伯母さんに謝りに行き
資産家で影響力のある、
世間的には立派な人物を相手に

11,2歳の少女アンになびき
アンフアンにさせてしまう。

この場面を作者、モンゴメリは
描きたかったに違いない。
おじさんはそう思います。

巨岩に等しい存在のバーリー、
難攻不落とも云える存在のバーリー

アンは自分の使命として
勇気を奮って相対峙するのです。

おじさんは敢えて言います。

動いたの巨岩に等しい、バーリーです。

動かしたのは11,2歳の少女アンです。

おじさんが読みとろうとしている
「道はひらく」です。

「道は開かれる」のです。
巨岩も動くのです。


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