モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

おじさんが読む「赤毛のアン」(27)覆い隠してはダメダメダメです

2011年12月16日 | おじさんが読む赤毛のアン
11・12・16 




第27章

「虚栄の果て」
(覆い隠してはダメダメダメです)

マリラは外出から帰ってきたが
アンがいない。

帰るころには家にいるように
言いつけたはずだった。

マリラはイライラする。

アンは布団をかぶってベッドにいた。

行商人にだまされてアンは髪の毛を
黒く染める染め粉を買って、
赤毛の髪の毛を染めた。

だが、青緑色のみっともない色に染まった。

洗っても落ちない。

髪の毛を切る。

悪童連から囃子たてられるが
アンはぐっとこらえる。


おじさんはチョッと横道に逸れます。

アンは自分の髪の毛が赤いことに
コンプレックスを感じている。

スキを突かれたように
インチキな髪の毛を染める染粉に手を出してしまう。

コンプレックスを
覆い隠そうとしても解決していない

マリラもマシュウも他の誰もが、

アンの赤毛を嗤うものはいない。

赤毛を気にしているのはアン自身だけ。

気にしていると、スキを突かれて
失敗することはよくあることです。

赤毛のように自分自身では
変えることはできない。

誰も可笑しいと思っていない
自分だけが可笑しい、
と思い込んでいる。

誰にでもありそうです。

アンの場合
髪の毛を短く切ったことを
嗤う悪童連はいる。

おじさんも思い当たる節は沢山あります。

この章の最後に

「おしゃべりはかまわないよ、慣れてしまったから……」と
マリラは云う。
アンのおしゃべりを聞きたいときの常套句、

章の始めの部分で
マリラが外出から帰ってきた、
アンがいない。

マリラはかなりイライラする。

多分、マリラは何か嫌なことがあっても
アンがいるだけで慰められる。

作者のモンゴメリは
そうしたことを描写している、と
おじさんは思います。

写真の説明
ホームセンターに金魚売り場があります。
人の気配が敏感に金魚に反映するのです。



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