モジリア

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おじさんが読む「赤毛のアン」

おじさんが読む「赤毛のアン」(26)カクトカケ~ル

2011年12月15日 | おじさんが読む赤毛のアン
11・12・15 

第26章



「物語クラブ結成」

( カクトカケール)

「アンの頭からどうして素晴らしいことが出てくるのかしら……」
ダイアナはアンに聞く。

「みがきさえすればいいのよ」と応える。

そしてダイアナとアンの二人は
物語クラブを結成します。

想像力は正しい方向に
進めることが大切です。

ミス・ステイシイの忠告だった。

自分の想像で作り出したお化けの森に
アンが恐怖感を感じる話は
第20章でマリラがアンを強く諌めている。


おじさんはチョッと横道に逸れます。

物語をつくるって、どういうことだろうか、

おじさんは「おじさんが読む『赤毛のアン』シリーズが終わったら

次に書きたいテーマです。

「思ったことを書けば良い」と
文章を書く心得を説く人が多い。

おじさんは、チョッと違うんじゃないか、と
常々思っていました。

最近、鈴木新一氏の著書
「800字を書く力」(祥伝社新書)に出会い、感銘を受けました。

「書けと書ける」と主張しているのです。

書くと次に書くべき事柄を思索する、
というような意味のことが述べられています。

最初に書き出すにはどうすればよいか、
最初に書き出す言葉は
思ったことを書くのが
一番良いのでしょうが、そうは行かない。

アンが云っているように、

「みがきさえすればいいのよ」

じゃァどうやってみがけばいいの……

多少のコツと仕掛けがあれば
書き出せます。

大分以前のことですが、

特別養護老人施設に入居しているお年寄りに
毎月ハガキを差し上げるボランティア活動が
文章を書く端緒でした。

当時、仲間7人で施設入居者50人の
お年寄りにハガキを差し上げる。

同じ屋根の下に住むお年寄り7,8人の方に

それぞれ違った文面のハガキを書く必要に迫られたのです。

どうしたらよいか、

文字通りこんにゃく問答を重ねた末の結論は
誠に簡単なものでした。

「外出機会の少ないお年寄りに
季節の話題を書く。

桜が咲きました、桜が散りました。
その程度の季節の話題ですが、

おじさんが文章を書く端緒になりました。

季節の話題の連想から
歳時記を買ったのが次のステップでした。

歳時記には季語の説明と例句がある。

季語の説明文を読むと、
ハガキを書くのに適した
季節の話題のフレーズがあります。

フレーズを幾つか書き出すと、
文章を書くエンジンがかかるのです。

鈴木新一氏の云う
「書くと書ける」を地でやっていました。

もっと書きたいのですが次のテーマにします

写真の説明
楠の根元です、大木を支えている根の様子に
おじさんは感動しているのです。