モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

十兵衛はなぜ(1)

2011年12月28日 | 何故 十兵衛は?
「十兵衛は何故?」


「花ヤツデまじかき星のよく光る」(石橋秀野)
昨日今日一段と寒くなりました。花ヤツデは冬の季語、
遠くに富士山が見える日も多く、澄んだ夜空に星は煌めく……
  
プロローグ   
 先の東日本大震災は日本国民にとって
大変な災難でした。
やがて日本は復興し、経済面だけに留まらず
哲学的にも文化面でも新たな展開をして
世界をリードします。確信を持って言えます。

災害とか災難には新たなものを生み出す芽があり、
力が包含されている。
発芽させ、力を発現させるのは人間です。

昭和58年千葉市で経営していた会社を倒産させて以来、
どう生きるべきか……もっと簡単に云えば再び立ち上がれないほど
打ちのめされた揚句、病に倒れ、入院しているベッドの上で
「今日は啓蟄の日です」の新聞記事に明るいものを感じた。

凍てついた運命も遠くの方で微かに槌音が
聞こえるような気がした。
そのことがあってから、「どう生きるべきか……」は、
私の重要で重大なテーマになり、「十兵衛は何故?」に繋がってくる。

「十兵衛は何故?」は4,5年考え続けて来たテーマです。
私自身を十兵衛になぞらえ、東日本大震災と重ね合わせて考えると、

「そうか!そなのか!」とある種の啓示を得たような気がした。
十兵衛のこと私自身のこと、東日本大震災のことを絡めて申しあげます。
寄り道したり蛇行したりそのまましばらく続くこともあり得ます。