おじさんが読む「赤毛のアン」（３１）家族って

１１・１２・２０



　第３１章

「二つの流れの合うところ」
（家族なの……）

アンは優れた教師、
ミス・アランに巡り合っている。

自分で考え、探究し、発見するように指導している。

元々積極的なアンに最も相応しい教師と云える。

マリラは
ドクターの助言を素直に受け入れ、

アンが時々外出することがあっても、
反対はしなくなった。

背丈でもアンに追い越されていることを知る。

立派な娘に成長したアンに対し

夕闇の中でマリラは一人
泣きだしてしまう。

マシュウが慰めても
「男にはわからないのよ……」と
泣き続ける。


おじさんはチョッと横道に逸れます。


背丈だけではなく
人間的にもアンはマリラを越えた。

夕闇の中で一人泣き出してしまうマリラ、
おじさんは労わってあげたい。

おじさんには孫娘がいます。

幼稚園年中組のある日、

一人でお泊り出来そう、

「おじいちゃんと一緒に行く？」と聞くと、

狼狽えたのはむしろ
私の娘、孫娘の母親の方だった。

気配を感じて、

「お父さんとお母さん、茉子ちゃんは家族なの……」

今は小学４年生です。
先日「狼のいる村」のミュージカルに出演しました。

写真の説明
孫娘がミュージカル
「狼のいる村」に出演しました。


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