昨日から暦の上では
一年を24の季節感で表した
「二十四節気」の第五に当たる
「清明」に入りました
「清浄明潔」(しょうじょうめいけつ)
の略で
うららかな春の陽射しを受けて
花が咲き誇り
木々の新緑が一斉に芽吹き、蝶が舞い
万物が全て明るく清々しく見える頃
という意味だそうです
いよいよ、本格的な春の到来となり
来週は、学校の入学式も控えていて
久々の桜の花の中での式となりそうです
旧暦では二十四節気を
更に細かく七十二候で表した
農事に関わる季節感もあります
4月4日〜8日頃
「清明」の初侯
(「七十二候」の第十三侯)
玄鳥至(つばめきたる)
(画像は昨年に撮影したものです)
玄鳥とはツバメの異名で
冬を
暖かい東南アジアで過ごしていた燕が
繁殖の為に日本に渡ってくる頃
という意味だそうです
(画像は昨年に撮影したものです)
4月9日〜13日頃
「清明」の次侯
(「七十二候」の第十四侯)
鴻雁北(こうがんかえる)
鴻雁とは、渡り鳥の「がん」の事で
「鴻」はヒシクイという大型のがん
「雁」は小型のがんを指し
冬を日本で過ごした「がん」が
北のシベリアに帰る時期の頃を表してます
(画像はネットからお借りしました)
4月14日〜18日頃
「清明」の末侯
(「七十二候」の第十五侯)
虹始見(にじはじめてみる)
春が深まると共に空気が潤い
瑞々しい季節となって
冬には見られなかった
春の淡い虹が現れる頃を表しています
(画像は2年前に撮影したものです)
ボケの花がほころび
柿の新芽も吹き出し
ミモザが咲きほこり
アスパラガスが顔を出し
こうして、万物が瑞々しく
美しく輝いて見える季節が
やってきました
公園の桜も あと少しで
満開を迎えようとしていますが
今日の冷え込みで
まだ数日はもちそうです
モカとのんびりとお花見をしながら
朝散歩をしました
今日は一日、どんよりとした曇り空
気温も14℃と、少し肌寒い一日で
久々に家でゆっくり過ごしました
モカママがシフォンケーキを焼き
ケーキ型外しを頼まれたので
挑戦するもちょっと失敗
でも、カットでなんとか整え
美味しそうに仕上げて
二人でアフターヌーンティー
ここの所
菜園の農作業に追われていたので
久々にのんびりと過ごした一日
溜まっていた疲れを取る事ができました
明日、天気が良ければ
遅れている里芋の植え付けを
したいのですが、お天気次第です
二十四節気、七十二候
農事の目安となる先人の残した暦は
少しずつ変化しはじめた季節感を
再認識させてくれます
なんとなく、春と秋が
短くなってきたように感じるのは
気のせいでしょうか?
"昔は美しい四季があった"
と、ならないことを祈るばかりです
それでは、また^_^