先日のブログでご紹介した「さだまさし」さんの不眠のお話の続きです。
108(丸4日以上)時間眠ることなく過ごした後、時計で4時を確認してから何となく布団に入って目覚めたのは6時。
「眠れるようになったのかと思ったのに2時間か・・・」不眠症は続いていると思いながら学校へ。
登校して友だちから学校を休んだことを心配する話を聞いて、26時間眠っていたことに気が付いたとのこと。
つぶやいたのは「なんだよ。眠れるじゃん。」これで睡眠障害は治ったとのことでした。
睡眠障害は気の持ちようも大きいようです。砂糖を眠剤と言って渡しても効果があるとも聞きます。
私も20年近く睡眠障害が続き、眠剤(睡眠導入剤)を飲んで眠る日が多かったのです。
「いつかは眠れるんだから起きていよう」と考えることもありましたが、辛くて薬を飲んでしまう日が多かった。
整体や生活のケアをして下さる治療院では薬で眠るのは良くないと言われます。
病院に行くと「飲んでも大丈夫ですよ。寝た方が体のためには良いと思いますよ。」と眠剤を出してくれます。
はてさてどうなんだろう?いつも迷いながら自分の体で実験して検証するしかないと決断してみたり。
今のところ薬は使わずに寝ています。2時間ほど眠れなくても何となく我慢していると明け方には眠っています。
朝方まで眠れなくて目覚めるのは早い時間で、2時間ぐらいしか眠れない日もあります。
寝不足は良くないのでしょうが、日常生活には支障をきたしていません。疲れは…確かにあると思いますが。
今の時代は情報が溢れていて、「どれが本当なの!」と叫びだしたくなるようです。
食べ物も、飲み物も、健康食品も、疑い出せばきりがありません。判断して何を選ぶかは自己責任です。
さださんが通った睡眠障害の時期、抜け出したきっかけ。それが誰にもあてはまるものでもありません。
自分で判断して生きてくのは大変です。私は判断できなくて、たくさんの本を読んだり、あちらこちらに出向いたり。
それでも今まで「腑に落ちる」という感覚がなく、未だに右往左往し続けているような気がします。
自信たっぷりに活き活きと、迷いなく(私の見る目で)生きていらっしゃる人を見ると、「凄いなあ・・・」羨むだけです。
でも、私が勝手に想像するだけで、それなりの葛藤を抱えていらっしゃるのかもしれませんね。
自分自身が他の人の目にどう映っているのかも分かりません。大抵は自分で自分を追い込んでいるのでしょう。
三月初めの今日は、朝から天気が悪く気温も下がって底冷えがしています。春は近づいたり遠ざかったり。
気分転換に春らしいテンプレートに変えてみました。わが家の庭のチューリップは2㎝位芽が伸びてきました。
三寒四温の中、確実に春は近づいています。