もものけ日記

桃とスモモの栽培に明け暮れる農家の嫁のつぶやきブログ。

夏休み

2015-08-16 21:19:32 | 私の習性

今日も真夏日になりました。早朝帰宅して「川中島白桃」の収穫作業に取り掛かりました。

私の夏休みは13、14日の二日間。実家に里帰り。ご先祖様に手を合わせてきました。

中途半端に休むと、切り替えが出来なくなります。今朝の出荷作業はいつもより動きが鈍い・・・

休まずに動いている方が体は楽な気がします。結局貧乏性なのでしょう。

帰省される皆様とは逆方向なので渋滞には縁がありません。帰省された皆様はお疲れでしょう。

渋滞するのは分かっていても、お盆の里帰りや東京を離れて旅に出掛ける夏休み。風物詩ですね。

昨日は70回目の終戦記念日。戦争をテーマの特集やドラマが多く放送されました。

戦争による惨劇を風化させないように、戦争を体験していない人にも考えてもらうために。

私も戦争は知りません。戦争で近い人を失くしてももいません。それでも戦争は間違ってると思います。

日本は70年間平和を守ってきました。戦わない憲法を守ってきました。それを続けるのが最善策なのでは?

勝沼の親戚がデラウェアを届けてくれました。今年は3分の一位の出荷量だということです。

桃もスモモも例年の7割程度です。雨が降らないうえに猛暑続き。植物もしんどいですよね。

注文分を何とか間に合わせなければ。桃の実は暑すぎて日焼けも出ています。そこから傷みが出ます。

考えても悩んでもどうにもならないことはたくさんあります。それを腑に落とせば楽に生きられるでしょうか?

割り切る事を、諦めることを、何度も経験しているのに、なかなか肝が据わりません。

夏の花は元気です。

 


夏休み

2015-08-12 22:12:38 | 私の習性

夏休みも折り返しですね。子供たちはお盆が過ぎる頃から宿題が気にかかり始めるのでは?

私の夏休みは・・・?とりあえず14日の早朝実家に出掛けます。16日の早朝帰宅の予定です。

今年はお盆過ぎ、例年なら20日頃から出荷になる品種がお盆明け早々になりそうです。

もう大分良い色になってきました。

庭の百日紅のたくさんの花をつけています。うっかりこの下に車を止めると悲惨なことになります。

散った花びらが車のウィンドウに張り付いたり、隙間に入りこんだり、後の始末が大変です。

朝の散歩道に咲く花。

日航機墜落から30年。あの時は白樺湖に遊びに行っていました。衝撃的な事故でした。

ご遺族の皆様もそれぞれの辛い30年を過ごされたのでしょう。

そんな日に米軍のヘリコプターの墜落事故が起きています。日本の自衛隊も同乗していたとか。

どういうことなのでしょうか?

 


お疲れ様

2015-08-10 20:17:55 | 明るい農村

今年は駆け足で果実の収穫が終わっています。収穫量も例年の7割ぐらいです。

この猛暑の影響が大きいのでしょう。共撰所も午後のお茶の頃には仕事が終わってしまうそうです。

息子が高校生の頃、夏休みに共撰所でアルバイトをしていました。

お盆前などは夜の9時10時までが当たり前でした。(大分前の話ですが・・・)

農業従事者も減少した上に、若い人を中心に産地直送やネット販売。直売所も増えました。

農協任せでは収入増は見込めないと、販路を開拓し始めたのです。が、高齢者には無理な話です。

受注から発送伝票発行、請求書、売り上げや入金管理。そんな事務処理がネックになります。

何よりも発送作業。届いた時に食べごろになる熟度で収穫するのは難しく、痛みが出ればアウト。

個人では限界があります。が、安定した収入を確保できなければ後継者は増えないでしょう。

なんだかんだ言いながら、猛暑の中みんな頑張っています。収穫を終えた桃畑。

お疲れ様でした。

散歩道の花

川内原発は明日再稼働するとのこと。原発のゴミの先も見えないまま強硬に稼働する理由はあるのでしょうか?

 

 


白桃ではありません

2015-08-09 21:12:09 | 明るい農村

少し温度が下がった様な気がします。農作業では相変わらず汗が流れますが。

「川中島白桃」に反射シートを敷きました。今はこんなに色白ですが、すぐに真っ赤に色づいてきます。

岡山の白桃は収穫まで日焼けをしないように袋の中で育てるのでしょう。

最近よく見る黄色い桃「黄金桃」とか「黄美子」と言う名の桃たちも袋をかけたまま熟すのを待ちます。

この地域でも作る人が増えました。白桃とは少し違う味と食感、そして見た目。組み合わせるときれいです。

日に当たって少しでも赤い色が入るとランクが落ちるそうです。味に変わりはないのに・・・

収穫時期を見極めるのが難しいらしいので我が家では作りません。(難しいことは避けています・・・)

高級スモモ「貴陽」も、5回以上授粉しなければ良い実が着かないと聞いてつくらないことにしました。

で、太陽の光をたっぷり浴びて成長する品種だけを作っています。

袋を外したばかりの「川中島白桃」です。大きくて形の良い桃です。色も赤くきれいに染まります。

この風景はお盆前には変わります。今年は早いのでお盆明けには出荷になりそうです。

枯れずにドライフラワー。

 

 

 


植物にも愛が必要

2015-08-08 20:12:03 | 大菩薩の風景

今日は出荷休みだったので、朝の散歩は少し長めに歩いてあげました。

散歩道の向かい合うピオーネの畑。

手をかけているブドウの房は、袋の中で大きく成長して袋の中で色づき始めたようです。

草もきれいに刈り取られ、葡萄の葉も生き生きとして見え、房も整然と並んでいます。

一方、手が入らないブドウ畑は、葉の色も元気がなく、実も大きくなりません。色は着くのかしら・・・?

房づくりをしないとブドウは粒が大きくならないそうです。手を掛け気持ちを込めないと良い実は育ちません。

あまりにも違い過ぎる畑が向かい合っているのは切ないです。持ち主の方もきっと辛い思いをしていらっしゃるでしょう。

この先そうなるんでしょう。農家は誰か一人が病気になったり、けがをしたりすると回らなくなります。

後継者のいない農家の行く道を目の当たりにしています。明日は我が身か?つまらないことを考えるのはやめます。

体が資本です。適当に手を抜き、気を抜き、労わって鍛えて、今を大事に過ごしましょう。

明日は桃「川中島白桃」に反射シートを敷きます。除袋してまだ色白の桃の顔を明日アップします。