熱海で、大事件が起きた
少なくとも、カンちゃんのお姉さんには大事件だった。
見たくない人ほど見つけてしまうアイツ・・・ゴキちゃんを発見してしまったのです
清潔なお宿なのだけどトイレの換気扇から迷い込んできたようで、そこから早々に御引取りいただければ良いのに、なかなか出て行ってはくれない。
トイレに入るたびに「こんばんは」と、律儀に挨拶してくれます。
怖がりのお姉さんは、毎回明かりを早めに点け、スリッパやタオルをつついて、いらっしゃらないことを確認してからトイレに入る。
おばあちゃんは「何が怖いんだ!噛み付くわけでもあるまいし!今度見つけたら言え!やっつけてやるから!」と、なんとも頼もしいお言葉。
いつもはお姉さんがお世話しているけれど、この時ばかりはおばあちゃんが大活躍
見た目の可愛らしさからは想像できないほど、たくましいんです
第一ラウンドは、その後すぐに始まりました。
ただならぬ殺気に気付いたのか、相手も素早く逃げ出します。
おばあちゃんも90歳を超えている人とは思えないスピードでスリッパを手に取り、狙いを定めて振り下ろす!
相手には当たったものの、タオルの上だったので致命傷は与えられず逃げられたところで、第一ラウンド終了。
その間お姉さんが何をしていたかと申しますと、トイレの扉を閉めようとして失敗し、現場が視界に入るギリギリのところでキャーキャー言いながら戦いを見守って(?)いたそうです。
寝る前におばあちゃんがトイレに行った時、第二ラウンドが始まりました。
「ガタン!・・・バタン!・・・」と大きな音が聞こえ、おばあちゃんが倒れたのかと心配して見に行くと、試合終了の後。
前回の戦いで、何らかの外傷を受けていたのでしょう。
動きが鈍っていた対戦相手が、今度は床にいることを確認して、スリッパを力一杯振り下ろしたそうです。
今度は、あっけなく一撃でKO
「あぁ、これでやっと安心出来る」と思ったお姉さんでしたが、最後の試練が残されていたのです。
おばあちゃんが「紙に包んでおいたから捨てておいて」って言う。
??? なんでー?
私が嫌いなのを知っていて何故自分で捨ててくれないの?
これは、おばあちゃんの嫌がらせ
その日の夜は勇気が出ぬまま寝てしまい、次の日の朝にまだ残された包みを見て「まだ捨ててないのかよ~」と、再度おばあちゃんに言われ、仕方なく勇気を振り絞りビニールで摘みゴミ箱に捨てたカンちゃんのお姉さん。
だけどね、あとでよく考えたら、これはおばあちゃんの嫌がらせではなかったのです。
何故なら、おばあちゃんはゴミ箱の場所を知らなかったから。
3泊もして、なんでゴミ箱の場所を知らないかって?
ゴミが出る度に、お姉さんが受け取って捨てていたから。
(至れり尽くせりが仇になるとは、思いもしなかった・・・)
熱海旅行記としてはイマイチだけど、カンちゃんのお姉さんにとっては今回の熱海旅行で一番強烈な思い出
明日は軌道修正し、再びグルメ情報をお届けしま~す。
少なくとも、カンちゃんのお姉さんには大事件だった。
見たくない人ほど見つけてしまうアイツ・・・ゴキちゃんを発見してしまったのです
清潔なお宿なのだけどトイレの換気扇から迷い込んできたようで、そこから早々に御引取りいただければ良いのに、なかなか出て行ってはくれない。
トイレに入るたびに「こんばんは」と、律儀に挨拶してくれます。
怖がりのお姉さんは、毎回明かりを早めに点け、スリッパやタオルをつついて、いらっしゃらないことを確認してからトイレに入る。
おばあちゃんは「何が怖いんだ!噛み付くわけでもあるまいし!今度見つけたら言え!やっつけてやるから!」と、なんとも頼もしいお言葉。
いつもはお姉さんがお世話しているけれど、この時ばかりはおばあちゃんが大活躍
見た目の可愛らしさからは想像できないほど、たくましいんです
第一ラウンドは、その後すぐに始まりました。
ただならぬ殺気に気付いたのか、相手も素早く逃げ出します。
おばあちゃんも90歳を超えている人とは思えないスピードでスリッパを手に取り、狙いを定めて振り下ろす!
相手には当たったものの、タオルの上だったので致命傷は与えられず逃げられたところで、第一ラウンド終了。
その間お姉さんが何をしていたかと申しますと、トイレの扉を閉めようとして失敗し、現場が視界に入るギリギリのところでキャーキャー言いながら戦いを見守って(?)いたそうです。
寝る前におばあちゃんがトイレに行った時、第二ラウンドが始まりました。
「ガタン!・・・バタン!・・・」と大きな音が聞こえ、おばあちゃんが倒れたのかと心配して見に行くと、試合終了の後。
前回の戦いで、何らかの外傷を受けていたのでしょう。
動きが鈍っていた対戦相手が、今度は床にいることを確認して、スリッパを力一杯振り下ろしたそうです。
今度は、あっけなく一撃でKO
「あぁ、これでやっと安心出来る」と思ったお姉さんでしたが、最後の試練が残されていたのです。
おばあちゃんが「紙に包んでおいたから捨てておいて」って言う。
??? なんでー?
私が嫌いなのを知っていて何故自分で捨ててくれないの?
これは、おばあちゃんの嫌がらせ
その日の夜は勇気が出ぬまま寝てしまい、次の日の朝にまだ残された包みを見て「まだ捨ててないのかよ~」と、再度おばあちゃんに言われ、仕方なく勇気を振り絞りビニールで摘みゴミ箱に捨てたカンちゃんのお姉さん。
だけどね、あとでよく考えたら、これはおばあちゃんの嫌がらせではなかったのです。
何故なら、おばあちゃんはゴミ箱の場所を知らなかったから。
3泊もして、なんでゴミ箱の場所を知らないかって?
ゴミが出る度に、お姉さんが受け取って捨てていたから。
(至れり尽くせりが仇になるとは、思いもしなかった・・・)
熱海旅行記としてはイマイチだけど、カンちゃんのお姉さんにとっては今回の熱海旅行で一番強烈な思い出
明日は軌道修正し、再びグルメ情報をお届けしま~す。