苺 バラ科 常緑多年草
苺は、良い親が一株あれば、100株の良い子が取れます。
畑の真ん中に親を植えると、四方に伸びたランナーに子が出来ます。
子の先に孫が出来ます。子は残して孫を切り取って移植します。
親が古くなって枯れたら、子の中の良いのを親として残します。
なんだか、人間みたいです。
苺は、植えっぱなしだと、連作障害を起こして、実がならなくなります。
本来は、5~6月に収穫。7月にはランナーが出て、子株が出来ます。
8月に来年用の畑の準備をします。石灰と元肥を土に馴染ませます。
苺の根は、肥料に当たると肥枯れするので、すぐに植えられません。
9月になったら子株を移植します。成長点に土がかからない様に浅植えします。
11月にはワラや腐葉土で防寒します。そばにボリジを植えて、蜂を待ちます。
ちょっとメンドウな作業ですが、苺の実をたくさん取る為です。
苺の品種は、わかりません。昔、隣のお爺さんにもらったのと、
園芸店で女峰、とよの香、ジャンボなどを買って、混ぜたんです。
サクランボだって、梅だって、異品種を植えたほうが、良いでしょ。
混ざって判らなくなったんで、「マイ苺」です。