ツクシ 木賊(トクサ)科 多年草
土筆・・・・土に筆を差した様に見えるから・・・だそうです。
ツクシ、誰の子?スギナの子・・と、子供の頃、教わりました。
ツクシとスギナは地下茎でつながっています。 親子ですね?
ツクシが子供と言いますが、ツクシが先に地面から出て来ます。
ツクシの役目は、胞子をふりまく事です。
スギナは、光合成の役目で、栄養を取り込みます。
どちらが親か?子か? 鶏と卵の関係みたいですね。
スギナは、湿り気が多くても、多少日陰でも育っています。
酸性土壌を好むと言われるので、畑や庭でスギナを見たら、
酸性になっているのだなと思い、苦土石灰か、草木灰をまいています。
ツクシの頭のカサの部分と、節部に付いているハカマを取って、
汁の実、和え物、佃煮などの料理をして、春を味わいました。
ヨーロッパでは、スギナの方がミネラルやビタミンがあるので、
傷につける薬にしたり、ハーブティにして飲まれていたり、
ミョウバンを媒染剤にして、明るい黄土色の染料に利用されています。
日本では、やっかいな雑草で嫌われ者でしたが、
最近は、ミネラルを評価されて、ハーブティなど、利用されてきました。
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