「ダンサーインPARIS」
監督:セドリック・クラピッシュ 主演:マリオン・バルボー
私はバレエが大好き。
公演中に足を痛めてバレエが踊れなくなってしまう主人公は
現役のパリオペラ座のダンサーが演じている。
こうでなくちゃ。
元々やってましたとかじゃなくて
本物が踊ることでリアリティがでるのだ。
彼女の体は完璧なまで筋肉とバランスだった。
美しい~
ほんと、美しい。
これまで踊ることが当たり前だった彼女が
踊れないことを認めること
でも、生きていかなくてはならないことを
知ること。
エリーズは
アーティストたちへ練習の場を提供するレジデンスで、
料理係のアシスタントの仕事を始める
「これまでが順調すぎたの、悩むくらいでちょうどいい」
そういうオーナーのジョジアーヌ
別れ際には 「踊りなさい。約束よ、新しい一歩を歩き出すの」
と言葉をかける。
そうだ、「父親ともっと会いなさい、そして話すの」とも
そして、踊ることをやめられないと受け入れる
エリーズ
さすがだ、コンテンポラリーも
関節ってこんな動きする?っていうくらいの動きをする。
全てが綺麗だった。
夢のような時間だった。
人間としてのストーリーも良かった。
一番好きなシーンは
洋服のまま、靴を脱いで
バレエをやめた3人で踊るシーン。
もちろん、コンテンポラリーもいいけれど
ただ美しいバレエはやっぱり素敵。
個性的で魅力的な人がたくさん出てきた。
みんな、泣きながら、笑いながら生きていた。
やっぱり素敵。