「ハリーポッターと死の秘宝」
「不死鳥の騎士団」からが随分と時間がかかってしまった。
なんせ、「不死鳥~」は映画が始まったんであわてて読んだけど
最後まで読んだのはロードショーが終わってから。
「謎のプリンス」は
なんといっても読み終わって興奮した息子に
ストーリーを明かされてしまったから。
あまりにショックでその結末に向かうのがいやで読み進められなかった。
けれど、最終章を読んだ息子は
「すごい、これはすごい!!!すべての謎が解けた」と言って
「賢者の石」から何度も読み直していた。
ふーん、すごいんだ、じゃぁ頑張るか。
ハードカバーで重いけれど、通勤途中に読むようにして
苦しいという噂の「謎のプリンス」を読んだ。
友人は
「この章の結末は確かに悲しいけれど、私は立ち向かう勇気と希望が見れるから
「不死鳥~」より好きだな」と言っていた。
読み手によってそんなに違うんだ。
私はどんな風に思うだろうか。
確かに可愛いハリーが青年になって陰鬱なことも増えて
立ち向かう壁はどんどん高くなっていく。
周りのロンやハーマイオニーやネビルも。
画像もどんよりしてくる感じ。
それでも、恋もするし絆も深める。
そして魔法もどんどん上達する。
ファンタジーな魔法使いのお話だけれど、
人間のいろんな面も描かれているのだなぁ。
ずるかったり、汚かったり、且つやさしく強いことも。
私にはやっぱり
「えー、なんでぇ。いやよ、それわぁ」と思えた。
「謎のプリンス」の結末は確かに悲しいものだった。
だけれど、
同じ問題に立ち向かうのと仕方なく戦うのとは
天と地の差があると教えてくれる。
さて、どうなるのだろう。
「ハリーポッターと死の秘宝」では
大人な意見をいうと
要するにこれまでの説明本じゃん!!なところもある。
19年後って。。。おいおい、もうちょっと戦いのその後を書いてくれよ。
でも、面白かったぁ。
たくさんの悲劇もあったけれど。
実に良くできている。
そして本当の勇気とは何かを教えてくれる。
それはもっとも難しくて、つらく孤独なものだということ。
んー、最初から読もう。
可愛いハリーが魔法使いであることを知るところから。
あの人やこの人のいろんな言葉と行動をつなげながら。
持ち運びはやっぱり重いから軽い本そろえようかなー
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