「 空しか見えない」 谷村志穂
中学生の時の遠泳チームのメンバーが
一人の友人の死をきっかけに
再び集まって、遠泳をする。
私に遠泳の経験はない。
潜るのは好きだが泳ぐのは好きではない。
それでも、潜っていた頃は、ジムでよく泳いだ。
海で泳げないのは怖いから。
しかし、遠泳が学校行事であったら
もう絶対、その学校は避けたい。
けれども、その未知の世界には、物凄い魅力があるらしい。
中学生の頃から大人になるまでを
振り返りながら前に進む。
人との繋がりと孤独感との関係を考えさせられる作品だった。
海から上を眺めて見る空は格別。
それは私も同感。
私は、環がお勧めだけどね。
空しか、見えない | |
谷村志穂 | |
スターツ出版 |