「フラダン (Sunnyside Books)」古内 一絵 2021-65

「フラダン (Sunnyside Books)」古内 一絵

水泳をしていいた男子高校生、穣は
フラダンスのサークルに誘われる。

フラといえば福島。
私の中では福島、そしてこの物語の舞台は福島。

震災後の子どもだちの気持ち。

触れたいけれど触れられない、
触れてほしいけれど
怖い。

そんな彼らの心がフラと絡まり合ってゆく。

とても気持ちよかった。

やっぱり、
高校生が泣いたり苦しんだり怒ったりしながら
最後に笑い合う、
そういう話は大好きだ。

何度もフラの動画見ちゃったよぉ。

フラダン (小学館文庫) 一絵, 古内 小学館