「さいはての彼女」原田マハ
「さいはての彼女」のほか、
「旅をあきらめた友と、その母への手紙」
「冬空のクレーン」「風を止めないで」の4編が入った短編集
いい本だった。
3人の仕事がバリバリできる女性が出てきた。
私とは女だという以外に共通点はなく
私は仕事も何もできないけれど、心を寄せることができた。
めちゃくちゃ頑張ってても、折れるときは折れるし
折られるときは折られるのだ。
そういうもんだ。
だけど、全然違う世界もあるのだ。
「旅をあきらめた友と、その母への手紙」には泣かされた。
そして、表題作の凪ちゃん。そして最終話の凪ちゃんのお母さん。
とても素敵な女性だった。
温かくなれたな、頑張ろう、私。
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さいはての彼女 (角川文庫) |
原田マハ | |
KADOKAWA / 角川書店 |