今週末からGWです、今さらですが
3月に読んだ本は18冊でした。
なかなかいい読書月間でした。
「ガソリン生活」伊坂幸太郎
なかなか読む機会がなかったのだけれど
図書館の戻ってきた本の棚に発見。
予想を裏切らない面白さ。
車が喋るけれど、車以上の行為はできず、
人間にも話しかけられない。
この設定がとてもよかった。
身近な車がいくつも出てきて私でも楽しめた。
私はもう、車を持つことはないけれど、大切に乗ってね、愛車。
「ぎょらん」町田その子
朱鷺という青年の引きこもりからの
社会復帰への成長が
心にしみじみとでも力強く感じられた秀作。
デビュー2作目とは!
追いかけたい作家がまた増えちゃったよ。
「本と鍵の季節」米澤穂信
待ってました、待ってましたの
米澤氏の高校生モノ。
やはり、大好きなタイプのお話で
でも、だいぶビターで
そこがまた好きな感じだった。
「夜が暗いとはかぎらない」寺地はるな
もうすぐなくなっちゃうあかつきマーケットの
ゆるキャラ「あかつきんちゃん」なかなかのインパクトです。
人の生活は夢でもなんでもなくて
地道に一生懸命暮らすことのなんだと
そしてそれが何よりも尊いと感じられる作品でした。
ガソリン生活 (朝日文庫)伊坂幸太郎朝日新聞出版
ぎょらん町田 そのこ新潮社
本と鍵の季節米澤 穂信集英社
夜が暗いとはかぎらない寺地 はるなポプラ社