「姑の遺品整理は、迷惑です」垣谷 美雨
私の両親、義父母、4人は健在。
おそらく、そう遠くない未来にやってくる現実を
予告として見せられた感じがする。
あの開かずの間には何が潜んでいるのだろう・・・と。
いやいや、そうじゃなくて。
物語は私くらいの年齢の者には非常に現実的だ。
それは片付ける立場としても
片付けを依頼することになる立場としても。
終活大事、断捨離大事。
誰にとっても母は母、姑は他人。
それは自分の兄弟の妻にとってもそうなのだなぁ。
姑も実母もどちらも生き方はそれぞれだけど、
死に方を教えてくれる
一番身近な人なのかもしれない。
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垣谷 美雨 | |
双葉社 |