「キネマの神様」M2021-5
さて、映画を観に行ってきた。
上映が延びに延びての公開。
エンターテイメントがどうか元気になるように。
そうなるために、やっぱり観に行かないとな。
エンターテイメントを散々虐げたくせに開閉会式に利用すんじゃねぇよ!と言いたくなる気持ちはよくわかる。
私にできるのは映画観ることくらいなんだけど。
さて、
原作とは違うとわかって観に行ってきた。
菅田氏が出ているので観に行かねばならない。
そしてかの志村けんさんが出演するはずであった
ということもわかって観にいってきた。
映画というのは本当に摩訶不思議な面白さのあるものだなぁと
思わずにはいられない。
古き良きと言えばそうだけど、
きっと映画を作りたい人の根っこみたいなものは
同じところから沸き起こるんじゃないかという気がしている。
沢田研二はよくこの役を受けたよなぁと思う。
だってなぁ、どうやったってやりにくい。
でも、ほんっとに嫌な親父でほんっとにげんなりした、ということは
よかったってことなんだろう。
ただ、酒に溺れてるかんじには見えなかったなぁ、多分太り過ぎかな。
そして、そのダメ親父の若かりし頃が菅田氏であった。
安定の上手さで夢を追いかける
でもダメな親父になっていく片鱗の見える若者を演じていた。
北川景子の銀幕の女優も美しい~とっても美しかった。
あと、ぜんぜんぜんせいの野田洋次郎が!
朝ドラに出てた時も上手いやん、と思ったけれど
今回もよかったなぁ。
なんか、いそうな人としてその場の空気に溶け込む感じが
凄いなぁと思った。
そうそう、まえだまえだの前田旺志郎が出ていた。
彼も朝ドラで観たんだなぁ、最初。
ちょくちょく見かけます。
若林に似ているよなぁ。。。と思ってみてた。
原作通りの映画もちょっと観たい気がした。
エンドロールは最後まで観て帰りましょう。