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「罪の声」塩田 武士 2019-126

「罪の声」塩田 武士

京都でテーラーを営む曽根俊也。
自宅で見つけた古いカセットテープを再生すると、
幼いころの自分の声が。
それは日本を震撼させた脅迫事件に使われた男児の声と、まったく同じものだった。
一方、大日新聞の記者、阿久津英士も、この未解決事件を追い始め―。
圧倒的リアリティで衝撃の「真実」を捉えた傑作。

「グリコ・森永事件」『罪の声』はこの事件をモデルにしたフィクションである。

新聞記者の阿久津とテーラーの俊也、
この二人がどこで出会うのだろうと思いながら読んだ。
これが真相か!と思えるほどだった。
少しづつ真相に迫る書き方にグイグイ読まされた。

子どもを犯罪に利用するなんて許されない。
本当のあの子どもたちはどうしているのだろうと考えてしまった。
重たい読後感だった。

 

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