見出し画像

moon

「わたしたち、何者にもなれなかった」瀬那和章 2019-150

「わたしたち、何者にもなれなかった」瀬那和章

高校時代、映画同好会に所属し、
いつかみんなで映画を撮って食べていくことを夢にしていた4人。
自主制作映画のコンクールで入賞したり、ミニシアターで期間限定上映をしたりと、
夢に向かって順風満帆に進んでいた、はずだった。
しかし突然、中心メンバーの一人である石田サキは3人に何も告げず、消えてしまった。
(「BOOK」データベースより)

どの人もそれぞれの環境で苦しんでいて
自分が一番しんどいと思っている。
少しだけ、ほんの少しだけカメラの向きを変えたら
見えていなかったものに気付くのに。
誰でもみんなしんどいのだと、そしてそれと同じくらい
たくさんのものを持っていることにも。
生きるのも死ぬのも覚悟がいるのだとカメラが教えてくれた。
ただ、もう少し読み手を引っ張てくれるといいかなぁ。
主人公の夏美の性格が今ひとつ掴み切れなかった。




ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「読み物2019年」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事