見出し画像

moon

「闇夜の底で踊れ」増島 拓哉 2019-127

「闇夜の底で踊れ」増島 拓哉

「ざまあみさらせ、あほんだら!」男は快楽と暴力に満ちた闇社会の混沌に飲み込まれてゆく―。
19歳、新進気鋭の作家が放つ大阪ノワール。
第31回小説すばる新人賞受賞作。

ということで、未成年の書く話ちゃいますやん!

乱暴な会話のテンポがいい。乱暴な中にも
センスが光る、ちょっと笑える感じも関西弁らしい。

主人公の伊達は35歳、無職、パチンコ依存症の元ヤクザ。
「まだ死んでへんから生きてるだけや」
彼のギリギリ生き方が悲しくもあり、
妙に納得するものでもありました。

デビュー作だそうですが、面白かったです。
19歳の書く小説とは思えない意外な世界でした。
どんな作家になっていくのか楽しみです。

 

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「読み物2019年」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事