球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

HEX DECORD FACTORY

2006-05-17 | たぶん難解な話
キャリアに揺られて954kHz、
キャリアに揺られて81.3MHz。
フン、どの周波数が悪いかなんて、わかっているんだ。
でも、僕の肉体だけでは、二つの意味でそのコードを解読できない。

…ずっと聞こえなかった声をデコードして、ようやく山の上から小鳥のヒナが頭を出した。
僕はソイツの頭を撫でる。頼まれていなくても、撫でる。
(だって、赤ん坊は俺に頭を撫でてくれなんて、頼むか!?)
楽器を弾くことで固くなっている指の腹で頭を撫でていいのだろうか。
でも、心配をよそに、ソイツははにかむような、いじらしい視線で僕を見ていた。
僕もはっとして、思わず唾をのむ。
僕はこのヒナを育てなくてはならない。

多分僕がいなくてもこのヒナは成長してやがて立派な鳥になるだろう。
だが、いいから、僕に育てさせてみなよ。
立派な奴はもっと立派になるはずだ、僕が間違っていないならね。

そうだ、それこそが、HEX DECORD FACTORY...

注)今日の内容は何を書いているかわからない方も多いかと思いますが、
  最近気が塞いでいたのが、今日はだいぶ良くなったという主旨です。
  これでもね。
コメント
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