Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

KUNIYOSHI展

2012年01月28日 | art
ことし最初の「当たり!」は、国芳展のチケット。プレゼントに応募しておいたら、なんと当たりました。

さっそく行ってみましたが、またしても入場待ち。
チケット売り場の行列に並ばずに済んだだけよかったか。。。


国芳は、鯨や鯉、大蛇などとの格闘をからめた武者絵や、妖怪・幽霊が登場する絵、動物を描いた諧謔絵などが面白いです。
役者絵、美人がなどもありますが、まぁ、それなり、ですね。

けれどそういう武者絵や物語絵は、その武者や物語を知らないと面白さが分からないので、教養というか知識が必要です。
英雄も、理解できただけでも源頼政、源頼光、酒天童子、坂田金時、宮本武蔵、平知盛、忠臣蔵、八犬伝、義経と弁慶etc.・・・


是真が瓢箪を描いた共作や、非売品の刷物は凝っていて素敵なものがいくつもありました。
「鬼若丸の鯉退治」が気に入りました。巨大な緋鯉が泳いでくる勢いが迫力があっていいですね。
「忠臣蔵十一段目夜討之図」 この絵は初めて知りました。犬に上野介の所在を尋ねている義士たち。面白いですね。西洋絵画の構図を変換しているというのもたいへん興味深く見ました。
同じ忠臣蔵でも「化物忠臣蔵」。これはめっぽう面白い絵なのに、何段目が何の場面だったかはっきり思い出せず、面白さを楽しみきれない お軽のろくろ首? 


しかし浮世絵展は作品が小さく細部を見てしまうため、見学者が行列になってなかなか進まないのが難★
たいへん時間がかかって、出てきたら暗くなっていました

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