Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

備前茶会

2013年02月09日 | 茶道
備前焼展備前茶会に出席させていただきました。

昨年は気づいたときにはもう満席で。
ことしは間に合いました~


お茶碗、水指、花入、建水、蓋置、みな備前焼の道具です。
ワンフロアを古民家風に黒い梁を露出させた中天井で2層に分けたコーナー。立ち上がれない“二段ベッド”で、お茶会でした。
利休ほどではないけれど、狭いお茶室でのお茶会の親しい雰囲気をなんか納得しました。いいかも、ロフトのお茶室。
青備前て、初めて知りました。備前に木葉茶碗があるのも初めて知りました。
あ、元々備前焼にはあまり詳しくなかったですけど。

シンポジウムも聞いてまいりました。
私的には・・・ 工芸品の販促に、人寄せに安直にお茶会をやるけど、それでいいのか、お茶とはなんぞや!? という発言が心に残りました。

なるほどー。
でも、販促でもいいから、人にお茶を差し上げるのは楽しかったりするのよねー。いえ、そういうのやらせていただいたこともないのではありますが★

なんでも続くわけじゃない私、なぜお茶は続いているのですか?
答え、楽しいからです。
楽しいって、何が?
うーん。やってもやっても奥が深いし、分野も広い(日本文化全般だし)、で、それを駆使(自分にできる限りで)して、誰かと一緒にお茶して楽しめるからでしょうか。
と、すると、販促のお茶会でも、お茶を差し上げる人に楽しんでいただけて、自分も一緒に楽しめるのなら、それで良いんじゃないかなぁ。

などと、シンポジウムの内容を離れて一人でぶつぶつ考えてしまいました。


さて、お稽古をしばらくお休みされる方が、ほんっとうに二重三重に偶然にスケジュールが合って、お昼を食べながらお話しすることができました。
すこし状況がわかって、タイヘンだなぁとも思い、安心もし。

人生、いつ何が起きるか分からない、やりたいことは、いつでもできるとは限りません。できるときにやって、後悔しないようにしておくこと、体に気をつけて健康を維持しておくこと。大事ですね。

今このときを大切に。
備前焼とはぜんぜん関係ないところに行ってしまったけど、茶道らしい思索にたどり着いた備前茶会でした。

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