金水引

金水引が、咲き始めました！
だんなさんと旅行した十二湖で、山の下草の間によく咲いていたので忘れられない花。


以前住んでいたさいたまの、野菜が安い八百屋さんの近くの銭湯の横で、アスファルトとの間に、暑い盛りによく咲いていました。
夏の終わり頃、買い物の帰りに、小さい株を無理やり引っこ抜いてきて自宅に持ち帰りました。
そのすこし後、銭湯も解体され、金水引もなくなっていました。

持ち帰ったものの、こちらも工事で忙しく、仮の小さい鉢に入れっぱなしだったら、昨年は花はつけませんでしたが、今春大きな鉢に植え替えておいたら葉も一人前に育ち、早くも花を開きました。


十二湖の旅の思い出の花。さいたまでの暮らしの思い出の花の一つでもあります。
それが自宅で！
山奥の涼やかな水と緑の清涼さと、盛夏の炎天下に白々としたアスファルトの熱さと、ふたつ、脳裏に去来します