Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで14年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

東美アートフェア

2014年10月19日 | art
届いていたはがきが目に留まって、「あっ今日やってるんだ!」と急ななりゆきで東京美術倶楽部のアートフェアへ伺って来ました。
最終日の午後・・・もういいものは売れてなくなっているかも~と思いつつ。。。


売れたものの値札が積まれているお店もあり・・・だいぶ売れてしまったのでしょうが、それでも十分、いろいろ拝見することができました。
ベビーカーOKとのことでしたが、穏やかだけれど大勢が前後する人ごみの中で子どもはたちまちぐずり始め、抱くことに。
だんなさんと私は、微妙に興味の対象がずれるので、一緒に廻っているようで、しょっちゅう離れ離れです。子どもは、私に抱かれていてもチチオヤが見えないと不安になるのか、だんなさんの顔を見つけると泣いてだんなさんに抱かれたがり、だんなさんの腕にいて私の顔を見つけると泣いて私に抱かれたがり・・・ 猿!のように、あっちからこっち、こっちからあっちへと渡り歩きました。。。

それでもあちこちのお道具屋さんで、お店の方に「うちの子もちょっと前までこれくらいで~」なんて、声を掛けていただいたりあやしていただいたり。なんとか、大きなご迷惑はかけずに一通り廻って拝見してまいりました。


昨年開催の、「三年に一度の特別展」よりは低い平均価格?だったかとは思いますが、おっとと思わず後ずさる数千万円クラスのお道具もちらほら。
子どもを抱いて「近づけないので・・・」「手にとれないので」と口実に、お店の方に重さや特徴など教えていただいたり、勉強させていただきました。

「時代の古いものって、まぁ、汚いよね」などと思いますが、そういうものばかりじゃないのですよね~~~~~(汗)。


松花堂昭乗の「虎渓三笑」、かわいらしかったなぁ。表具も美しい。最近松花堂昭乗の絵に「ほぉ~っ」と思うことが時々あります。寛永の三筆、書の人とばかり思っていましたが、絵もなかなか。そして愛嬌のある絵を見かけるように思います。いいかも。
三渓さんの絵、初めて見ることが出来ました ほっこりと、温かい雰囲気の絵です。お値段なかった・・・。耳庵さんの書、鈍翁さんの和歌、瓢阿さんの茶杓、なるほどー、いいですね~。
今回も光悦の書、宗達の絵もありました。光悦の「香合」っていうのありましたが・・・少し遅い時代のお茶人や、千家さんの家元さんの箱ありとのことで、それなりにけっこうなお値段でしたが・・・ 光悦の香合。。。うーん、ありそうな、なさそうな。。。
青磁、鍋島、斑唐津・・・。
鈴木守一の書画。おっと!?という作品でした。団扇に「蛍」。遠州緞子での表具。うーん、こういうお軸があるのか
狩野各家と和翁の画賛。着物の柄になった朱印の中には楽の印も・・・。おもしろーい。いろんなものあるのですね。
寄木のお棚もいくつか拝見。伏見棚。

今回は子どもを抱いてということもあってお値段はチェックしたりしなかったり。子どもの手が届かない程度の距離から眺めるだけだったりしましたし とにかく数字がぜんぜん頭に残っていません
でも、いいもの、たくさん拝見しました。最終日の午後でよかったかも~。あれ以上たくさんあったら、疲れて、もー。。。という感じだったか。

そして、ずっと寝ないで代わる代わる抱かれていた子ども。
勉強になったかい!?
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