Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで14年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

東美アートフェア

2017年10月14日 | art
東京美術倶楽部のアートフェアへ、行ってきました。

これまでも何回か伺っています
過去振り返ると。。。やっぱり、特別展は一段と…ではありますね。でもアートフェアも勉強になります。
アートフェアに伺うと、あ~こういう素晴らしいものも流通してるのねぇ、お高いけれど、どうしてもと思えば手が届かないわけでもないのねぇ・・・と、思ったりする。
そして特別展に伺うと、ひゃぁぁぁ、素晴らしい、素晴らしすぎる、お値段も、もう、すごい。。。と、思ったりするのです。


遠州さんの茶杓「落葉」。虫喰い穴が…、あ、落ち葉。。。 昨年出品されていた「うらがはり」も面白かったですし。
三井泰山さんの茶杓。う、うぅむ。
家守絵の茶碗。子ども「ほんとだ、とかげだ~」
しかし、縁起は良いけれど、お茶を飲み干すとヤモリが見えるのって、どうかな
冷泉為恭さんの大和絵。展示棚越しで…もっと目を寄せて拝見してみたかった
不昧さん御所車の絵と賛。なかなか素敵。隣にあった松花堂さんの色紙も素敵。
光悦さんの短冊もありましたが、絵巻断簡が45万? それって。。。
呉器茶碗は気になっていくつか手に取らせていただきました。やはり味があっていいですねぇ。
棗「紅葉賀」を拝見して、火炎太鼓のいわれを教えていただきました。
鈍翁さん耳庵さんなどの作品も。このあたりもいつも「お高いなぁ」と思うけれど、もっと上のものを拝見したあとで見ると、手が届きそうな気が…★
いや、アブナイアブナイ
民芸運動関係の作品もけっこく目に留まりました。
窯変天目茶碗も。。。

しかしどれも美しくきれいなものばかりでした。
でもなんとなく、以前より新しいものの割合がすこし高いかなぁ。。。だんなさんは、若い来場者が目についたとのこと。
そう、うち以外にもベビーカーを拝見したりしましたしねぇ。

ほとんどなんだかわからないで連れてこられている子どもは途中でパパさんに抱っこで眠ってしまいました。
8割方見終えたところで目を覚まして、揃ってお呈茶へ。
「お子さんもお茶を召し上がれます?」と声をかけていただき、松屋藤兵衛さんの「松風」に、おいしいお薄をいただきました(入場券は2枚、お茶券は3枚を購入する家族です)。
鈍阿さん作という水指、面白かったです。信楽? 傾いて、ひっつきがある。これに斜めに懸るように塗蓋を作った指物師さんもごくろうさま、という感じでした。


今回も楽しい時間を過ごしました。それで、また伺おうかと思っちゃうんですよねぇ。。。


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