Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

雛飾り

2014年02月24日 | 季節の行事、庭そして畑
赤ん坊の世話のあいまに仕事や雪かきに追われているうち、気付いたら桃の節句になろうとしています。
すっかり実家に腰を据えていますが、まだ雪の消えないこの陽気では…。生まれたばかりの赤ん坊といっしょでは、すこし暖かくならないことには身動きがとれないようです。


週末マメに子供に会いに来てくれるだんなさんが、立ち雛の掛け軸を持ってきてくれました。
それでもう何年も雛人形を飾っていないことを思い出し、虫干しを兼ね、週末がんばって運び出し、飾りつけしました。仕舞うのが遅れると嫁に行き遅れるというのももう安心、ゆっくり飾ってもいいね、なんつって。
四十年超の人形… いつもていねいに仕舞っていたのでまだきれいです。

組み立ても手慣れたもの…といいつつ、何年振りかで、雛段の鉄骨建方の順序を間違えました★
でも癖はよくわかっているのでフォローしてOK。

子供のころはよくわからず人形に小道具を持たせていましたが、年齢を経て歌舞伎を見たり時代劇を見たり、時代考証がしっかりしてきたのも思い出。
五人囃子の大鼓と小鼓の違いがわかり、打ち方の違いからどちらの人形がどちらの楽器と区別がついて正しい持ち方で構えさせたり、左右の随人の武具がきちんと付けられるようになったり。

ひさしぶりに見て、台子のお茶道具がしっかりしていることに気づいて、また感心。


床の間の掛け軸と並べて、しばらく楽しもうと思います。

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2 コメント

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雛段飾り (赤坂うさぎ)
2014-02-25 04:09:24
昔は五段、七段、十段飾りなど豪華な雛壇がありましたね。場所をとるので、最近の床の間のない建築では飾るところがなく、雄雛、雌雛だけのセットなど簡易なものが増えましたね。種類はともあれ、飾る心が大事でしょうね。
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ちいさな内裏雛でも (ぴんくこあら)
2014-03-12 11:41:20
会社でも、いただきものの大内人形のちいさなちいさな内裏雛を持っていて、飾ったりしていたのを思い出しました。
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