新年のお稽古

ことしもお稽古が始まりました。残念ながら初釜に伺えませんでしたが、同じ長板を、この春お稽古させていただく予定です。

とはいえ、子ども連れでゆっくりペースでお稽古再開の私は、まずは干支茶碗を使ってお茶碗の披露目のお点前を、台目で。
１１月に、１年以上ぶりにお濃茶を練って、それからだって、まだ３回目くらいの濃茶点前です。
濃茶、台目のお点前はとりあえず無事に扱い、お披露目の扱いは要所要所で一瞬考えたり、先生に確認しながら・・・、あ、でも、あだゆすぎが必要だった！ 忘れたな。。。

そして、お濃茶はノビノビでした
自服させていただきました。。。
お湯がかんかんに煮えていたので詰るかと、見た感じよりお湯を多めに入れたのですが・・・。味はそれほどおかしくはありませんでしたが、抹茶の量が少なかったのが原因でしょう。

それにしても、間違えないようにで精一杯で、気持ちが入ってお点前した気がぜんぜんしませんでした
ま、まずはリハビリからってことで。焦らずゆっくり。


お稽古仲間さんは、さっそく長板でお薄を。子どもに離乳食を食べさせたりしながら、じっくり拝見させていただきました。お正月なので朱の手桶水指で。真塗の長板に映えて、とても綺麗でした。
　


お菓子は、秋田の生もろこし、仙台駄菓子。
茶花もお正月を意識した紅白で、南天の赤い葉と白の侘助椿です。


往きの電車で、今日は寝ていった子ども。
久しぶりのお茶室に着いたときは泣いていましたが、先生やお稽古仲間さんにかまっていただいて抱っこしていただいて、機嫌よく過ごしてくれました。
持参したお弁当の離乳食とデザートのみかんを食べて、お菓子を「米粒ほどだけよ！」と結局みなさんからいただき、お薄の泡を少し啜ってほっぺを緑にして、電車でまた寝て、帰ってまいりました。