Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

「かわいい江戸絵画」展

2013年03月17日 | art
いやぁ~、参りました。もうこれが、かわいいわかわいいわ。

府中市美術館「春の江戸絵画まつり かわいい江戸絵画」展に、行ってきました。
先週に続いて、初めての、市区立美術館です。つい、有名美術館の大きい展覧会に魅かれますが、さいきんの大きい展覧会はなんだか人を見に行くような感じで・・・。特に週末は、もうわけがわかりません。

ネットの展覧会情報で見つけて、出品目録をみたらずいぶんいい作者名が並んでいて、興味をひかれて出かけました。
板橋の「狩野派以外」と、テーマもちょっと延長線上です。

ん~。市区立美術館は、足がいまいち便利でないのが難点といえば難点ですね。市区内在住の方はそんなに苦ではないのでしょうが、他府県から行こうとすると(笑)。
でも規模も人出も、ゆっくり観れて疲れない量で、いい気持ちで楽しむことができます。


それにしても。
この展覧会は大当たり。
駅からバスでもOK!という方にはぜひお薦めです。
もう、かわいい、かわいい。メロメロです。

いきなり宗達のわんちゃん。これ、こういう「愛らしい」犬の始まりとして時々紹介される絵です。
いきなり宗達から始まっちゃうんだから~。感激。
森徂仙の猿。
長沢蘆雪の雀。虎。そして遊ぶ唐子。
鈴木松年の蛙と蟹の白浪もの。
松年って、こういう絵を描く人だったのね~。達磨の絵とかもあるし。上村松園からの連想で、上品な美人画か大和絵など描く人のような先入観がありました。面白いやつ~
池大雅の狸?鼠?
森一鳳の兎。
曽我蕭白の鹿。
是真のお雛様、と雛道具の描き表具。同じく恵比寿さまと、鼠に米をあげている大黒さま。
若冲の托鉢僧。

なんだか、後半のほうはもうみんないい気がして、チェックするのやめてしまいました。


いや~。楽しかった。
前後期、全作品展示替えです。「2回目半額券」いただけます。
お好きな方、ぜひ。
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「遠州・不昧の美意識」展 ... | トップ | 仕覆づくり »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿