Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

久しぶりに子連れでお稽古

2016年02月17日 | 茶道
都合で今日はちょっと人手がギリギリ。なので、子どもを置いてお稽古に出かけても、手がかからないよう、よくお昼寝するようにと午前中に図書館のお話会に行きました。

絵本などやってもらうのは大好きらしい。家では、よく絵本を持ってくるくせに膝の上で他のことに気を取られたりしていますが、前に出て行ってかぶりつきでぴくっとも動かず、集中して熟視していました。
そんなに気に入っていたのに、「さようなら~」となったら、あっという間に自分が靴を脱いだ場所へ行き、そこに靴がなかったので「あれー?」と言い、靴箱を見つけて自分とママさんの靴をとってきました。ママさんが追いついたころにはもう靴に足を突っ込みかけているところ。驚きのお帰り支度ではありませんか★

さて、帰宅してその靴もまだ脱がないうち、ご近所からご不幸のお知らせとお手伝い人員手配の依頼においでになりました。
今日決めないと。。。
そんなこんなでは、子どもの相手までとても無理な成り行きで、久しぶりに子連れでお稽古にでかけることとなりました。

大急ぎでお握りにして、冷蔵庫のあり合わせとでお弁当 目算通り疲れて寝たのを、寝たまま抱いてバスに乗りました。
電車に乗ったあたりでしっかり目を覚ましたので、昼食にパンをかじらせたのが14時過ぎ。。。 お昼が遅れたのが良くなかったか、お弁当が急ごしらえでお気に召さなかったか、お菓子ばかり。。。 また今日はお菓子が集まって次々あったこともあって、自分にいただいた分を食べてママさんの分を持ってきて「ママー。あけて。はんぶんつ」。そのあとママさんのお点前中もお菓子をいただき、お弁当を食べさせようとしても「イヤ!」と言って、またお菓子
「これで最後よ」と言っても目の前に並んでは欲しくて仕方ありません。「もうダメ」と叱ったら大泣きとなりました。
ママさんだけ食べるわけにもいかないので、ママさんの分はほとんどお持ち帰り。
お弁当も「イヤ!」を曲げずにとうとうお持ち帰り。ママさんの夜食となりました。


お点前も1回。前回に続いて漢鶴写茶入で硯屏を。
先週は覚えていた、中仕舞で蓋置も飾るのをすっからかんと忘れてしまいました。ずいぶん久しぶりなのにけっこう覚えてるジャン、と思った先週より、1週間後のほうがポカです
硯屏のお点前はちょっと好きなのですがウチではやれないのよね~、と、これも先週もそう思ったか。。。



やっぱり子連れだと大騒動。
ちょうどNHKの朝の番組で保育園での乳幼児虐待を取りあげていました。そりゃあってはいけないことに違いはありませんが、保母さんだって、薄給で長時間、大勢の他人の子供を丁寧に注意深く愛情深くは、大変ですよね~。

「お茶のしぐさが日常になっていかなくてはいけないのに、日常がお茶にはいってきてはいけない」と先生にご指摘をいただいてしまいました。
そうかも~~~。というか、最近はうっかりすると日常がオーバーフローするので要注意です。すくなくとも、お茶の気持ちを仕事に反映して、ちょっとおろそかになり気味の仕事もなんとかしないと。。。
一方、昨日ちょっとお話しした女児のママさんの、なんとなく表情乏しい疲れた雰囲気も思い出されて、まずは明るく子どもの相手ができる状態を維持しよう! とも思ったり。ちょっとレベル下がりますが、そこのところに、生活にお茶というモノがあるのがちょっと役に立っているような気がしました。


茶花は乙女椿と馬酔木でした。

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