Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

学校、緩やかに始まりました。

2020年06月03日 | 子育て
分散登校の区分けが代わって、近所のお兄ちゃんと初めて二人登校。
よく知ってるお兄ちゃんとならだいぶ心強かったらしく、「いってらっしゃーい」と言ったら、何度か振り返り振り返り、登校しました。


自宅学習日は、もう、教科書の音読も入るようになりました。
こぼれた花のタネ。
『あたたかいかぜがふきはじめました』
長い、花の一本道ができました。

ママ「どうして、タネが花の道になったと思う?」
子「え?…花のタネだったから。」
マ「そうだね、だけど、ずーっとタネだったかもしれないじゃん?」
子「? なんで?」
マ「何か、あったのかな?」
子「…魔法?」
マ「   …そう!魔法なんだよ! どんな魔法かな?」
子「えーっ!? 花がさく魔法???」
マ「タネがこぼれてさ、『あたたかいかぜがふきはじめました』、で、そうしたらお花が咲いたんだよね。」
子「…?」
マ「もう一回ママ読むね、『あたたかいかぜがふきはじめました』『ながいながいはなのいっぽんみちができました』」
子「……かぜの魔法?」
マ「そう!風が吹いたら、花が咲いたのね! どんな風?」
子「あたたかいかぜ?」
マ「そうそう。あたたかいかぜってさ、何で吹いたんだと思う?どんな魔法かな。」
子「???」
マ「前のページの絵と、花が咲いたページの絵と、何が違う?」
子「…花が咲いた。」
マ「そうね。他は?」
子「あれ?こっちは地面が緑なのに、こっちは茶色いよ」
マ「ほんとだ!」
子「なんで?」
マ「うーん、草が生えたかな?」
子「!うんうん。あ、こっちの木は葉っぱがないのに、こっちは葉っぱがいっぱい。」
マ「そうだねー! どうなると、木に葉っぱが出るのかな。」
子「えー? ???」
マ「他は?」
子「あ、オタマジャクシがいるねぇ」
マ「そーうだねー。 木に葉っぱが出て、地面に草が生えて、オタマジャクシが泳ぐようになるのは、なんの魔法?」
子「?」
マ「幼稚園もさ、木がいっぱいあったけど、葉っぱが全然ないときがあって、葉っぱが出てきていっぱいになるときがあったじゃん?」
子「うん。。。」
マ「葉っぱがない木に、ナニになると、葉っぱ出てくるんだっけ?」
子「。。。」
マ「あたたかい風が吹いて、木に葉っぱ出てきて、草が生えて、花が咲いて、オタマジャクシが泳ぐようになったよね?」
子「……わかった!」
マ「何だ!?」
子「…なつ!?」

マ「お、惜しい!」
子「…あき?」
マ「そっちじゃなくて。」
子「…ふゆ…」
マ「違うだろー!」
子「だってー!忘れたー!」
ママ「忘れたか…  “は”…?」
子「は?……はる!!」
マ「そうだぁ〜 春になると、あたたかい風が吹き始めて、木に葉っぱが出て、草が生えて、花が咲いて、オタマジャクシが泳ぐようになるのね〜

長かった。。。
あれだけ、自然豊かな幼稚園で、季節の行事もしっかり、庭にも雪が降り花が咲き、お茶のお稽古にも一緒に行って…
環境だけで感性が育つわけではない…★
教育ってだいじなのねぇ。
それにしても、先生ってエラい。頭が下がります。。。


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