Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

十五夜

2017年10月04日 | 茶道
本日の幼稚園は「お月見集会」との予定表。
さて…?

お稽古も、十五夜気分で、主菓子は「秋の月」千歳虎屋さんです。
月は、栗かと思ったら黄身餡で、中にさらにこし餡? なにかが香ばしいいい香り。。。何の香りかわからず。。。

お点前は、先生から、「来月から炉になるので、やり残したこと、確認しておきたいお点前、風炉でも中置でも」とのこと。この夏は長板皆具や茶籠や、応用のお点前をずいぶん稽古させていただいたので、確かに、ふつうに風炉は久しぶりです。。。
先にお点前していただいたお稽古仲間さんは、「…アレ? 右手?…左手? 左って、どっち?」という楽しい状況に★
義母の、予習してなかったら「前にお稽古される方のお点前をよく見ておけば大丈夫よ」とのアドバイスが思い出されます(笑)。

私は考えた末、披露目や両名物はどうにかできそうな気がして、先生のお言葉どおり自信のないもの…と「袋茶碗をお願いします。これならゼッタイできないので!」とお願いしたら、先生「あら、そっ!
ありゃりゃ? 失言でしたカネ?

でも予想したよりは格段につまずきが少なく。。。 でも次は、次は、と真剣に考えながら、無口に、いつになくお濃茶らしいお点前になりました。
小振りのお茶碗に、お濃茶二名さま分お茶を入れたら、お湯の量が…? 用心して少なめに入れたところ、少なすぎてあきらかに加え柄杓をするはめに★ 茶筅をあげてみたら、中心にかたまりが。。。
それでも、加え柄杓をして続きを練ったところ、どうにかまぁまぁのお茶になりました。
いやとにかく、真剣でした。私。
ハードル高いお点前を選んだ甲斐あり。たまには真剣に考えて、脳の血流をよくしないと!


そして今週もご主人にお昼を作っていただき。。。
 
卵とじうどん。
お味もおいしかったですが、暖かいのがごちそうだったなぁ。そんな季節になったんですねぇ。十五夜ですもんねぇ。


後半、こんどは京都土産の亀屋陸奥さんの「松風」で濃茶をいただいて、失礼してまいりました。
 



帰宅すると、「おつきみ!」が待っていました。
 
飾るもの、みんな子どもが運んでくれたそうです。

おばあちゃんが、買っておいた酒まんじゅうを菓子鉢に盛ったところ、「お月見集会」がえりさんがダメ出しをして、三方を持ってきてこれに替えろと言ったそうです。
そして、「ほんとうは(三方の高さが)もっと高いの!」と言ったとか

よく習って覚えてきました

夕食は「月見そば」。
 
あれ、月が二つ?

肝腎の仲秋の名月は、雲間に見え隠れ
それでも家族で楽しみました。

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