Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで14年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

五辯の花のブローチ

2007年09月28日 | アクセサリー
イヤリングと揃いで買ったのに、イヤリングだけ片方なくして、お揃いでつけたことはほとんど1回もなかったかも!? というものです。なくしたイヤリングは先日捨てた中にあります。

でもそうでなくても、元々ブローチのほうは使っていたけどイヤリングはあまり付けたことがなかったのです。それなのにたま~につけたとたんに落としちゃうって、何ナノさと思いますよ、まったくー。


色は落着いた赤紫のマットな彩色で、平らな色付けでなく模様のようになっています。いちばん外側の銀色の縁との間は切れていて、透け感、立体感があって、涼しげにも見えます。
時々登場する大学時代頃に路上のワゴンで買ったもののナカマで、3個¥1,500か1個¥1,000の時代だったかと思います。
なので、かなり早く買った部類。

早く買ったというのはどういうことかというと、どういう形のブローチが使いやすいとか、どういう色目が服に合わせやすいとか、イヤリングなんかではどういう形のものが自分に似合うとか、そういうことが全然分かってなかった頃、見て「気に入った」と値段が「買える」が、買う/買わないの判断基準だった頃の買い物ということです。

要はこういう花が一つ、大きくボンッていう形のブローチは、どちらかというと使いにくいですよね。少なくとも、使い慣れない者には。
それなのに買ってるところが、「分かってない~」ということです。

ジャケットの衿や肩に付けようというイメージなら、斜めに流れるS字のような曲線の形になっているブローチとか、タテに1本すっとつけるハットピンが使いやすい形なわけです。それか、小さいプッシュピンなら校章・社章のように(笑)付けるし、ニットなど何にでもさりげなくいけます。


丸い1つの花の造形だと、肩に付ける場合はバランスが取りにくく、まして大きいと位置が難しいです。
そこでネックレスのように服の中央につけるようになりますが、それができる服はデザインが限定されるしインパクトが大きくなるので、ちゃちなブローチだと恥ずかしい場合もあります。また大きさのあるものは重みもあるので、ニットなど薄手のものにはつけられません。

と、いうことで、古くからあるブローチですが、どうにか使えるようになったのはブローチを使い慣れてきたここ数年かもしれません。
先日捨ててしまったように、買ったものの使わないアクセサリーなんかはもったいなかったようにも思いますが、安いアクセサリーで使いやすさや服との合せかた、自分に似合う色やデザインを見つけていくいい訓練期間だったようにも思っています。

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