積雪でお茶

だんなさん、今度はインフルエンザに罹患★
会社は早退。クリニックを出てすぐTelをくれたので、帰宅を待たず、二階の一室を隔離病室に設えました。寝具の移動を手伝ったので、子ども、隔離病室を覗くと、「準備やったよねぇ」と満足げになるのでした

ぶじ熱は下がったもののまだ外出禁止期間のうち。
雪。降りましたねぇ！

なにげに、薄ら白くなりました。

午前中、気分転換に子どもと買い物に出ていましたが、夕方ちかく、白くなり始めた庭を見て、それっ、釜かけようっ！


夕食後、ドタバタとお茶。だんなさんが建具を調整しライトを点けてどうにか雪が見えるようにしてくれました。

眺めを優先し過ぎると、寒いしね。

だんなさんの快気祝？と、いくつかのお道具の使いおろし。
鶏の水指、筆洗形茶碗、松竹梅透し蓋置、秋田から持ち帰っただんなさん作の茶碗ー初めて作ったものとかーといった道具組でした。
寒いし、お道具はぜんぶ置いてしまってからお客入。

菓子器は緑一色の源内焼をだんなさんに出してもらい、頂きものの「薄氷」を付けて、苔に薄く積った雪のイメージ。




鶏の水指は広蓋の扱いだったかな〜。大きい耳があっても特に扱いは変わらないのかしら。次回先生に確認★

「若い頃は、抹茶を飲まされてこんな苦くて不味いものはとても嫌だと思ったけれど、そんなに苦くないんだね」と父。
だんなさんは例によって「けっこうなお茶碗ですなぁ〜」。


しかし。
釜をかけようかという両親の相談を耳にしたときから、
「お茶をかけると、お茶飲むんだよね？」
「お茶をかけるんじゃなくてお釜をかけるのよ。プププ」
「あ、そっかそっか」
と、目を輝かせて楽しみにしていた子どもは、力尽きて、お茶の前に眠ってしまったのでした。