Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで14年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

梅雨のお茶会

2013年06月09日 | 茶道
護国寺のお茶会へ。
大寄せですが、楽しい日となりました。4席入らせていただいたうち、1席ではお家元と、もう1席では若宗匠が正客にお座りになり、ご亭主とのやりとりを伺うことができました。
大きくない流派では、家元が多少なりとも近しく感じられる機会がしばしばあるのが、よいですね。流派の名が被るようなお茶会には、家元かそれに準じるような方が、たいがいお出でです。


梅雨の最中にもかかわらず晴れ。伺ったどのお席も、うっとうしい梅雨の一日を爽やかに過ごしていただこうという配慮が伺われるお軸やお道具組でした。

自分の習っている流派の道具組を拝見して、どうもワンパターンなような、流派の好み、家元のお好み、流派の職方さんの作・・・一目、一声でだいたい察してしまうような狭い世界の中で留まっているような気がして、物足りないように思ってしまいました。
が、帰宅して、あらためて他の流派のお道具組を確認したり調べたりしてみると、どうも他さんも似たような感じだったのかな・・・?と。
2~3のお道具を除いて、流派ゆかりのお道具をそろえておられて、それが、他流からみると知らない方であったり新鮮な形であったりするんだなぁ、と思いました。

ただ、まぁ、お道具そのものの魅力が理解できずお名前を伺うだけのものというのは、他流の場合、そのお名前のすごさが全っ然わからないため、どうもろくに記憶に残らないカモ★


さいごの回に入れていただいたお席では、席順の都合で順送りで正客の席に座らせていただく成り行きとなり・・・
焦りつつ、どうにか少しでもお話を伺って・・・ と思いましたが、急にはなかなか思うようにいかないものです。
それでも本人的にはいい経験をさせていただいたお席となりました。


あれやこれや。充実した楽しい一日を過ごすことができました。
大寄せのお茶会も、悪くないです。

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