「南方熊楠生誕150周年記念企画展」というのを見て「南大沢季節便り」に載せたが、それ以来粘菌を探してみようと、観察のついでに探しているが全く見つからない。
粘菌の写真を載せていたTさんに聞くと、「落ち葉が堆積していていつも湿っているようなところや、切り株朽木などで、梅雨の雨上がりという条件も大事。」と教えてくれた。
それではと、梅雨の間の曇り日、今日はついでではなく本気で探そうかと出かけた。
出かけたといっても、我が家から1分で着く常緑樹の多い、暗い、湿った森の中。
そんなところなので、やぶ蚊が防虫スプレーなんて全く気にしないでものすごい勢いでやってくる。
それでもしゃがみこんで足元の湿った落ち葉や倒木を見ているが、見つからない。
すると、地面の濡れた細い枯れ枝を5mmくらいの小さな虫が歩いているのが見えた。
その枝を持ち上げて撮影すると、肉眼ではとてもそうは見えなかったのだが、なんとカミキリのようだ。
ガロアケシカミキリだ。
カミキリは立ち木や立ち枯れ、積んである伐採木で今まで探していたが、足元の踏みつけられそうな地面にもいた。
結局、粘菌らしいのはいくつか撮影したが、どうもキノコの仲間のようで、よくわからない。
何点か撮影したら、詳しい人に見てもらおうと思っている。
このクリの枯れ枝にガロアケシが多数いました。
時期がもう少し早ければクリチビカミキリもいます。
おかげさまで、カミキリも少しずつ撮影種が増えてきました。
ありがとうございます。
またよろしくお願いいたします。
極上カミキリなのに、とても鮮明に撮影されて、凄いと思いました(っ´ω`c)
カミキリが好きな友人が多いので、カミキリ記事がだんだん多くなっています。