先日の吉谷明憲さんの観察会で、午前中の講演で興味深い話しがあったので、紹介します。
月刊「たくさんのふしぎ」という、福音館書店から出ている小学生向けの絵本雑誌があります。
その2016年4月号(第373号)は、吉谷明憲さんの文章と絵による「昆虫の体重測定」で、今販売されています。
この内容について話していただいたのですが、びっくりすることがたくさんありました。
まあ、いろいろな昆虫の体重を電子天秤で1万分の1g単位ではかるというものです。
例えば、テントウムシは何gくらいだと思いますか?
相当軽いだろうとは思ったのですが、見当が付きません。
ティッシュ、輪ゴム、マッチ棒、つまようじ、切手、これらと比べてどれくらいの重さでしょう。
なんと0.05gで、切手と同じ重さだそうです!!!
ちなみにマッチ棒の1/3、輪ゴムの1/5だとか。
半球型の堅い身体のイメージでごまかされていたが、実際はスリムでした。(昨年4月に撮影)
そういえば1年ほど前に、こんなブログを書いていたのも忘れていた。
http://blog.goo.ne.jp/mos314/e/d0a0c3dcfdabc4a7aa15fbd2e1da9236
そうなると、小さなヨコバイや、数mmのゾウムシなどは、どのくらいの重さなのだろう?
まだまだ、興味深い話しがたくさんあった。
例えば蝶のオオムラサキは、アサギマダラと同じくらいの翅の大きさなのに、重さは1.45gと6倍くらいあるそうだ。
まあ、テリトリーに入ってきた鳥でもバタバタと追いかけるオオムラサキと、南西諸島までも風に乗ってフワフワと渡るアサギマダラでは体のつくりが違うのだろう。
でも、そんなに重さに違いがあるとは知らなかった。
まあ、こんな話がたくさん出ています。
今、長池公園自然館入り口を入って左側に、吉谷昭憲 「昆虫の体重測定」 出版記念コーナーがあり、ここでこの絵本雑誌を見ることもできます。
何しろ面白いので、興味ある方は手に取ってみてください。
そんなに軽いのですか?
もちろん指の先にとまらせても、全く重さは感じませんが。
昔、鳥の羽根の重さを量って、あまりの軽さに驚いたことがありました。
鳥の羽根も軽いですね。
鳥は骨も中空で軽いということですし、飛ぶ動物はなるべく軽くとなるのでしょうね。
アサギマダラとオオムラサキ、そんなに違うとは…
驚きです!
確かにアサギマダラって、いかにも薄い翅で
ふわふわ~というかんじですね。
本も機会があったら見てみたいです。
取次(書籍・雑誌の問屋にあたるもの)に勤めていたことがあるもので。
子ども向けの書籍って、大人向けにはない、斬新な視点があったりするんですよね。
40代♂が買いに行くのには、ちょっと勇気が要りますが(笑)
子どもがいる振りをして、買って来ましょうかね。
いろいろ出てきます。
蚊は血を吸って、短時間で体重を2倍にして飛んで行ってしまうとか・・・・
機会があったら見てください。
noriさん、相変わらず色々良い写真撮っていますね!!
373号と書いてありました。
ずいぶん長いのですね。
十分大人が見ても面白いです。