伐採木の丸太を立てて、何個かの腰掛にしているところがある。
よく見るとカミキリの羽脱孔だろうか、いくつか開いていて、ひとつの穴から外をのぞいている顔が見えた。
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何だろうこれは?と見ていると、さっと黒いハチが出てきて飛び去った。
しばらく待っていると、戻ってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/6e/623287db4f79221a1713b6599e813416.jpg)
精悍な顔をしているフタスジスズバチだった。
以前はヤマトフタスジスズバチと言っていたようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/dd/fe36fd18617f3ec0d1a2d0ce6e423136.jpg)
これは穴の中に蛾の幼虫を運び入れ産卵して、葉を使って仕切りを作りいくつもの部屋を作るようだ。
蛾の幼虫を運び入れるところは見れなかったが、切った葉は運んできた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/5b/74a2e84d2be74a3619e3becf9b818966.jpg)
実は、この巣に産卵するムツバセイボウが見たくて待っていたのだが、一瞬見ただけに終わってしまった。
この場所で以前撮ったムツバセイボウは、このフタスジスズバチとは少し違ったハチの巣を狙っていた。
ハチの世界はなかなか複雑で奥が深いようだ。
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