今日は寒い雨の日となり、残念ながら、大栗川キャンドルリバー2016は中止となってしまった。
イベントと言えば、南大沢の自然と南大沢季節便りでは紹介したのですが、長池公園の自然館で、「春の長池公園写真展」を開催しています。
私は、昆虫写真は出していないのですが、春の風景を数点出しています。3月15日までなので、お近くの方は一度見ていただけたらと思います。
前回のケヤキヒラタキクイムシのいたケヤキに、こんな虫もいました。
3mmくらいの小さな虫です。
これも、Mさんがジンサンシバンムシではと検索して探してくれました。
やがて触角を出して動き出した。
シバンムシと言えば、以前撮影したことがあるなと調べると、タバコシバンムシが出てきました。
触角の先端3節が大きいのがジンサンシバンムシとのことです。
ジンサンとは朝鮮人参のことで、シバンムシは死番虫と書き、英名のdeath-watch beetleからきているようです。
食品、建材、書籍の害虫として嫌われているようだが、タバコシバンムシの顔はかわいいのですが。
こんな小さな虫なのに、この幼虫に寄生するシバンムシアリガタバチという寄生蜂もいるということなので驚きです。
家でよく多大量発生します。
香料の専門家の方は「ポプリのムシ」と呼んでいました。
開封する前の輸入黒胡椒から出てきて閉口したことも。
あるとき、賞味期限切れたか切れないかのパスタを茹でてたら、上に白い固まりが浮かんできて、崩れたパスタだろうくらいに考えて食べてたのですが、はっ!と気がついたらこの虫だか近縁種の幼虫だったことがあります … ま、いいか、パスタばっかり食べて育ったんだし動物性蛋白質の補給になるし …
茹でたんだから食べられるさ。
まあ、気が付かないだけで、カツオブシムシのように家の中にもいるようですね。
かなり小さいけどよく撮影されていますね、さすがです。
綺麗に撮影された小さな虫を見ると興味がわいてきます。
ある日帰宅すると、居間が真っ暗でテレビだけ点いているのです。
両親が手に粘着テープの切れ端を持って、当時のブラウン管画面に寄ってくるこの虫を一つずつ捕まえてるところでした。
かなり小さいので、撮影はこの辺が限界です。
さらに小さいのは、レンズを考えなければなりませんね。
何か、発生源があったのですね。
粘着テープですか、これは小さなゴミや虫をとるにはよく使いますね。