今日は、思いがけず非常に興味深い虫を撮影できた。
まず、こちらをご覧ください。
なんとも奇妙な格好で、寄生蜂と思われるハチが産卵しています。
どうなっているのかわからず、とにかく撮影した。
帰宅して調べると、シリアゲコバチのようだ。
ハキリバチやアナバチの幼虫に寄生すると言う。
最初に見つけた時は、伐採木でできた丸太椅子の上を歩き回っていた。
その時はこんな感じで、触角で産卵場所を探しまわっていた。
八チ特有のくびれた腰でなくずん胴である。産卵管の鞘のようなものが背中にある。
ところが、ここに産卵となった時にこの形。
背中が割れて鞘から外れた産卵管に、腹の下の腹板があてがわれ、更に背中が割れたようになって一枚目の写真の形になるようだ。
腹板は産卵管をしっかり支えて、固い材の中に入って行く。
透明な腹膜は産卵管を突き刺す力をコントロールしているらしい。
なんとも不思議な格好だ。
その後は、また元の形に戻り、産卵場所を探し始めたので、少し良い位置に戻そうと邪魔をしたら、プイと飛び去ってしまった。
それにしても今まで見た寄生蜂も奇妙な形で産卵していたが、こんなに背中が割れるのは見たことがない。
まだまだ知らない虫の世界が無尽蔵にありそうだ。
ハチ目 シリアゲコバチ科
体長 約10mm
撮影 2015/06/08 八王子市別所 OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ M.ZUIKO DIGITAL ED60mm F2.8 Macro
ってか、私も喜んでますが。。。
一枚目のポージングなんて最高ですね!
このハチ一匹で100枚位撮っちゃいそうです。
ではでは。。。。。。や
読み始めてすぐにわかってしまった。
おっしゃる通りですね。
100枚は撮らなかったけれど、50枚以上は撮ってしまった。
面白かったです。
でもいまだにどうなっているのかは、完全にはわからない。
う~む すごいですねぇ
どんなシステムになっているのか 興味津津です
このくらい鮮明に撮れていると細部までわかりますが
普通だったら どうなってんだ?になっちゃいますね
いや~ すごいものを拝見いたしました m(_ _)m
こちらも同じようなもので、近所をちょこちょこと回っています。
しかし、このコバチにはビックリしました。
あの小さな体でここまでやるか、と感心しきり。
不思議です。
このハチは凄いです。
なんでこういう形なのか不思議です。
良くなったら、こちらにもおいでください。
これはみてみたいですねぇo(^-^)o
http://blog.goo.ne.jp/necydalis_major
いるようでしたらぜひさがしてください。
驚きの産卵です。