一昨日、暑くなく寒くなくまさに5月らしい陽気の日に、花虫さんの観察会に参加した。
いつものようにMさんに車を出してもらい便乗させてもらった。
今回は参加者がものすごく多かったので、見つける眼もたくさんで期待が持てる。
1年前の同じ時期にここで観察会があったので、どんな写真を撮っていたのか事前に見直して行った。
珍しいクチキクシヒゲムシというのを初めて見たり、テングチョウの幼虫とさなぎの大集団を見て驚いたりした。
テングチョウは昨年のように大発生していた。
その他いろいろと発見があったが、帰り道になってKさんが伐採木置き場で大きなゾウムシを見つけた。
オオゾウムシみたいだが、以前見たのはもっと黒かったしこんな模様だったかな??
20mm以上の大きさで、どう見てもオオゾウムシだ。
以前のはゆったりとした動きだったが、今回のはすぐかたまってしまい、歩き出すとすごく早くて、しかもしっかりつかまっていないのか歩きながら丸太からすぐに落ちてしまう。
何とも撮りにくい。
この後もすぐに落ちてしまった。
かたまった時に、顔をアップで撮ってみた。
すごいカギ爪だ。
通常は3mmから5mm程度のゾウムシを見ているので、これはなんともでかい。
出会うと大きいと思うマダラアシゾウムシだが、これに比べると小さい小さい。
オオゾウムシという名から、ゾウムシの中の大きい奴と思えてしまうが、ゾウムシ科ではなくトホシオサゾウムシやコクゾウムシの仲間でオサゾウムシ科である。
調べると普通種と書いてあるが、実際にはなかなかお目にかからない。
ポロポロ落ちるのでしょうね。見かけだけで
掴まる力は弱いのでしょうか。
オオゾウムシは樹液にも来るということですので、樹を登るのは得意だと思うのですが。
パニックになっていたのかなあ。